ニュース一覧
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超解像度顕微鏡用途向け、1000mWのレッドレーザモジュールを発表
ライフサイエンス及び理科学研究向けのレーザや熱電変換技術を牽引する Coherent Corp.(NYSE:COHR)は、超解像度顕微鏡用途向けに640nmにて 1000mWの出力を実現するダイオード励起固体レーザ(DPSS)モジュールである OBIS XTの導入を発表しました。 可視および紫外レーザの革新により、高分子構造を解明し、細胞生物学に対する 重要な新しい洞察を提供できるSRMのブレークスルーが可能になりました。 コヒレントは、既存の青色および緑色レーザモジュールのポートフォリオの 高出力、低ノイズ、ビーム品質、コンパクトサイズに匹敵する 赤色レーザモジュールであるOBIS 640 XTを発表しました。
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薄膜太陽電池の超精密製造用に532nmのHyper Rapid ピコ秒レーザを発表
材料加工用産業用レーザを牽引する当社は、薄膜太陽電池の超精密製造を可能にする、 発振波長532nm、平均出力100Wで動作する新しいHyperRapid NXT産業用 ピコ秒レーザの導入を発表しました。 エネルギー効率の飛躍的な向上が期待される第2世代太陽電池は、 主にペロブスカイトなどの薄膜材料や、IBC(interdigitated back contact)パネルなどの 新技術に基づいています。 これらの新しい太陽電池技術は、セル内の電気接点とセル間の絶縁の両方を、 非常に高いスループットで、一貫性、信頼性、コスト効率の高い方法で実現する、 超高精度のスクライビングおよび溝入れツールの需要を高めています。 この新しいレーザにより、第2世代のソーラーパネルのメーカーは、 高品質と低コストを維持しながら生産量の増加に対応できるようになります。
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CoherentとII-VI、自動車・Eモビリティ製造向けレーザ溶接システムを共同で提供
米国 Coherent Incと、同じく米国 II-VI Incorporatedは、2020年12月、 自動車製造分野における各種溶接アプリケーションを対象としたプロセス開発や 装置提案を強化するために業務提携することを発表しました。 自動車車体向けの高張力鋼材(ハイテン材)や電気自動車の構成部品に多用される 銅材料などの難溶接材料に対する高度なレーザ加工ソリューションを提案していきます。 この提携に合わせて、Coherent社ではARMファイバーレーザにII-VI社製のRLSKおよび HIGHmotion 2D加工ヘッドを組み合わせたサブシステムでの提案を開始しており、 このインダストリー4.0対応のソリューションにより、顧客の製造ラインにおける 生産性の最大化を目指しています。
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【出展レポート】Photonix2019 第19回光・レーザー技術展
当社は、2019年12月4日~6日まで幕張メッセにて開催された 「Photonix2019 第19回光・レーザー技術展」に出展いたしました。 当展示会の出展レポートが掲載されましたので、ぜひご覧ください。
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新製品、19インチラックマウント型半導体レーザ 4 kWモデルをリリース
コヒレント社(米国カリフォルニア州サンタクララ)は、2018年6月1日、コンパクト設計で高出力、ファイバーデリバリータイプの半導体レーザシステムの新製品HighLight DL4000HPRをリリースした。本モデルは、クラッディングや熱加工、ブレージングなどの金属加工に適し、比類なき利便性とコストパフォーマンスを提供する。 HighLight DL4000HPRは、装置メーカー、エンドユーザのいずれにとっても、魅力的ないくつかの特長を備えている。電源システムおよび制御システムを内蔵のため、非常にコンパクトなフットプリントを実現し、19インチラックへの搭載が可能である。そのため自動車や半導体の製造現場など設置スペースが非常に重要な要件となる応用に最適なモデルとなっている。さらに、HighLight DL4000HPRは、間接水冷式半導体レーザを使用しているため、高純度精製水(脱イオン水)や専用のDIカートリッジなどの設備が不要で、導入しやすい製品となっている。また45%と高い変換効率を実現し、低エネルギー消費、低運用コストを実現している。
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コヒレント社、レーザ積層造形技術のシステム会社を買収
コヒレント社(米国カリフォルニア州サンタクララ)は、2018年5月24日、独国ディーバーグに拠点をおくO.R. Lasertechnologie GmbH社の買収により、産業用レーザマシンツールの製品ポートフォリオを拡大したことを発表した。 O.R. Lasertechnologie社は、切断や溶接、マーキングやエングレービング(彫刻)などの加工システムのほか、直接金属積層溶着法(DMD)および、レーザ溶融法(SLM)に対応したコンパクトで高精細なレーザ積層造形マシンツールを提供しており、歯科やメディカル、ジュエリー、自動車関連、航空宇宙関連などの多様なアプリケーションにて使われている。 コヒレント社 産業用レーザ&システム事業部 エグゼクティブバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー トーマス・メルクは、「コヒレント社とロフィンシナール社との統合は、レーザマシンツール分野への注力の大きな原動力となった。 そして、O.R. Lasertechnologieの製品は、さらにレーザ積層造形技術における我々のソリューションポートフォリオを一層強力なものとするだろう。」 と述べている。