インフィニオン テクノロジーズ ジャパン　株式会社 公式サイト

インフィニオンテクノロジーズは、2025会計年度第3四半期(至2025年6月30日) の業績を発表しました。 インフィニオンの最高経営責任者(CEO)は「インフィニオンは、かなり不安定な 環境下でも第3四半期に再び堅調な業績を達成しました。当社のターゲット市場に おける在庫調整は大きく進展しました。当社は、パワー半導体、アナログ＆2センサー、 さらにはコントロール＆コネクティビティを網羅するポートフォリオを通じて、 各市場の開拓で役割を果たせる理想的なポジションにいます」と述べています。

インフィニオンテクノロジーズは、磁気位置センサーの専門知識を活用し、 TLE493D-W3B6-Bx、TLE493D-P3B6、TLE493D-P3I8の3つの製品シリーズで 構成される第3世代のXENSIV 3D磁気ホール効果センサーファミリーを 発売しました。 ISO 26262に準拠して開発されたこのセンサーファミリーは、ASIL-Bまでの 機能安全アプリケーションに対応する診断機能を統合しています。 これらのデバイスは高い柔軟性を備えているため、長ストロークのリニア 位置測定、角度位置測定、自動車制御、ペダルやバルブの位置検出など、 幅広い車載、産業、民生用アプリケーションに適しています。 車載アプリケーションでは、3次元測定機能と高温耐性を利用して車内や ボンネット下の制御を可能にします。

窒化ガリウム(GaN)半導体の需要が拡大し続ける中、インフィニオンテクノロジーズ はこの潮流をとらえ、GaN市場における垂直統合型デバイスメーカー(IDM)としての 地位を盤石なものにするための態勢を整えています。 当社は、300mmウエハーでのスケーラブルなGaN製造が順調に進んでいることを 発表しました。 また、シリコン(Si)、炭化ケイ素(SiC)、GaNという3つの半導体材料すべての 利用に習熟しています。 GaN半導体は、電力密度の向上、スイッチングの高速化、電力損失の低減によって、 スマートフォンの充電器、産業用ロボットやヒューマノイドロボット、太陽光 インバーターのような電子機器の設計の小型化、電力消費と発熱の低減を実現します。

インフィニオン テクノロジーズは、株式会社シーアイエスの新しいUSB 5Gbit/s および10Gbit/sカメラ向けにEZ-USB FX5およびFX10コントローラーを供給します。 これらのデバイスは、広く採用されているUSBペリフェラルコントローラーである EZ-USB FX3に、高速USB 10Gbit/sおよびLVDSインターフェースのサポートを追加 したものです。 この進歩によって、総データ帯域幅が前世代より最大275％増加し、データ転送の 大幅な高速化とシステム性能の改善が可能になりました。

インフィニオンテクノロジーズ(FSE：IFX/OTCQX：IFNNY)は、PSOC 4 HVMS 製品ファミリーを発表して、PSOC 4 HV マイクロコントローラー(MCU) プラットフォームを拡張します。 この新しいファミリーは、高電圧機能と高度なアナログセンシング機能を 標準マイクロコントローラーに統合することにより、最小限の外部コンポーネント によって自動車のバッテリーと車両ネットワークに接続する、スペースに 制約があるセンシング用途やアクチュエータ用途に最適化されています。 このリリースは、独インフィニオンテクノロジーズ社が6月12日付けで発表した 資料の日本語訳です。原文(英語版、ドイツ語版)は、インフィニオンの ドイツ本社のホームページに掲載しております。