『KIBIT Amanogawa』論文特化・概念検索AIシステム
創薬研究者が仮説生成のために開発したAIシステム
基本情報
【特徴】 ■ アンバイアス(Unbiasedness):膨大な数の論文を客観的・網羅的に解析 膨大な論文情報を、研究者の知識・関心や掲載ジャーナルなどの影響を受けることなく、AIが客観的・網羅的に解析。単語や文章を関連性・類似度に基づいてベクトル(数値)に変換し、位置情報として提示するため、結果を一目で把握できます。 ■ セレンディピティ(Serendipity):予想外の発見に出会う確率を上げる ベクトル変換技術により、キーワード検索では見つけられなかった予想外の情報や文献も検出。「ガンは除く」など不要な要素を除外した検索も可能なため、他領域や未知の情報へのアクセスも効率的に行えます。 ■ ディスカバリ(Discovery):新たな着想を得る KIBIT Amanogawaでの発見や気づきから新たな着想を得て、研究の進展やさらなる探索につなげることができます。 ● PubMedに掲載された全英語論文を学習済みで、即時の探索・解析が可能 ● 申し込みから最短で約1週間での利用開始できるクラウドサービス ● 処理が軽いため、スーパーコンピュータや大規模サーバー群などの大型設備が不要
価格帯
納期
用途/実績例
【機能】 論文を位置情報でプロットし、「Space Map」に表示。マップの一部を選択し、その部分のクラスタのみを対象に絞り込んだ探索や、システム画面上でのアブストラクト(要旨)の参照も可能です。データベースの論文は2週間ごとにアップデートされ、新着論文フィルタリング機能により、新たな文献の発表状況・内容の確実なキャッチアップをサポートします。 検索結果は、さらに各クラスタがどのような内容かを示す「Terms Frequency」、各クラスタの年次推移を示し論文内容のトレンドを一目で把握できる「Chronological Chart」などにより、様々な角度から分析可能です。「Word Cloud」は冠詞などの一般語を排除し、分子名や疾患名、医学用語など、研究上の意味を持つ単語のみで構成。一般語のノイズなしに、必要な情報を視覚化します。「Card Box」では、プロットされた論文情報を検索ワードや仮説との関連性・類似度の高いものから順に表示するほか、上位100報*3の論文のリストのExcel形式での出力が可能です。各パネルの表示サイズ・位置は、ユーザーが自身の好みや目的に合わせて自由にカスタマイズできます。
カタログ(2)
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【2/5開催_無料ハイブリッドセミナー】次の世界トレンドはアンチエイジング 論文探索AIで導く抗加齢・健康の新常識
「AIの次に来るのはアンチエイジング」ーこの数年で生成AIが爆発的な広まりを見せる中、次なる世界的なトレンドとして注目されるのが「アンチエイジング」です。ヘルスケア分野では、薬剤の投与に加え、食品、漢方、運動といった多角的なアプローチが今後さらに重要になります。 本セミナーでは、既知から未知を発見することができる論文探索AI「KIBIT Amanogawa」の開発者が、AI解析によって明らかにされた新しいアンチエイジングの可能性を紹介します。特に、老化防止に関連が深い物質として知られる「Klotho」と、血中に漏れ出て全身をめぐる「s-Klotho」に注目。食品としての「よもぎ」や運動が、この物質をどのように活性化し、老化に伴う心疾患、糖尿病、アルツハイマー病などの予防・治療に寄与するかを、論文×AIによる解析事例を通じて解説します。
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【12/13開催_無料ハイブリッドセミナー】AIコンサルタントが解説 高齢者のフレイル対策を 論文探索AIから考える
本セミナーでは、膨大な論文情報の中から入力した単語や文章に類似性・関連性の高い論文情報や遺伝子、疾患を即時に検出する論文探索AIシステム「KIBIT Amanogawa」のシステム概要や活用方法を、システムに精通したAIコンサルタントよりご紹介します。 今回は「フレイル」の対策をテーマに論文探索AIを活用します。 フレイルは、加齢に伴って筋力や活動性が低下し日常生活に支障をきたす状態を指し、健康な状態と要介護状態の中間部分にあたります。要介護に至るリスクが高いことが特徴である一方、生活機能が元に戻ることがある状態でもあるため、早期に発見し正しい治療や予防を行う事が重要とされています。 このセミナーでは、フレイルに関連する可能性のある疾患や関連物質・医薬品などをAIで探索し、対策や予防につながるヒントを探すデモンストレーションを通じて、KIBIT Amanogawaの効果的な活用方法をお伝えします。
取り扱い会社
FRONTEOは、自社開発の特化型AI「KIBIT(キビット)」の提供を通じて、日夜、社会課題と向き合う各分野の専門家の判断を支援し、イノベーションの起点を創造しています。当社独自の自然言語処理技術(日米特許取得)は、汎用型AIとは異なり、教師データの量およびコンピューティングパワーに依存することなく、高速かつ高精度での解析を可能にします。加えて、解析した情報をマップ化(構造を可視化)する特許技術を活用することで、「KIBIT」が専門家のインサイトにダイレクトに働きかけることができ、近年、KIBITの技術が創薬の仮説生成や標的探索にも生かされています。 KIBITの独自技術およびアプローチを通じて、「記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現する」理念の実現に向けて、ライフサイエンスAI、ビジネスインテリジェンス、経済安全保障、リーガルテックAIの各分野で社会実装を推進しています。