コラム ~Digital Metalの魅力「小型部品を精密に造形できる」
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ヘガネスジャパン株式会社
Digital Metalの特徴は次のようにまとめられます。 ・小型部品を精密に造形できる ・設計自由度が高い ・表面品質がよい ・量産に適している ・形状変更やカスタマイズが可能 今回は「小型部品を精密に造形できる」をピックアップしたいと思います。 3Dプリンタのテスト用データとしてよく知られているのがチェス駒のルークです。 内部に細かな螺旋階段をもつこの3D形状を、従来工法でデータ通りに造形することは大変困難です。 しかし、Digital Metalのバインダージェット技術はこの形状を金属で精密に造形できます。 写真では3mmから30mmまで、ルークをサイズ違いで造形しています(316L製)。 もちろん、最小サイズのルークにも内部に螺旋階段が造形されています。 Digital Metalはサイズが50mm立方におさまる程度の比較的小型の部品を得意としています。 小さい部品としては1x1x3mm程度が推奨されます。 技術の向上により造形サイズは徐々に拡大ししており、形状によっては80~150mm程度のサイズの部品まで造形が可能になってきました。
![3Dプリンティングの定番 ”ルーク”](https://image.mono.ipros.com/public/news/image/1/083/61488/IPROS48689385960373134430.png?w=280&h=280)