照明の色温度が空調温度をサポート 照明・空調連動制御によるビル空調の省エネルギーにCONPROSYS(R)が貢献
株式会社コンテック
知的オフィス環境推進協議会が中心となって開発を進めてきた『照明・空調統合制御システム』が来年度より事業化されることになりました。 株式会社コンテックは、照明メーカやビル空調関連企業などとともに本実証実験に参画しており、BACnetを有しない中小規模ビル向けにHUE-HEAT効果※に基づく照明・空調連動制御コントローラの開発・提供を担当いたします。 HHコントローラは、当社のIoTソリューションであるCONPROSYSにHUE-HEAT照明・空調連動制御アルゴリズムが組み込まれ、既存の調光調色型LED照明器具と空調機器を組み合せた空調システムをスマートフォンなどのWeb画面から簡単に操作・利用できるコントローラです。 ※ HUE-HEAT効果とは、人間の目に入る色彩によって心理的に暖かさや涼しさを感じる効果です。オレンジ色などの暖色系の照明光では部屋が暖かく感じ、水色などの寒色系の照明光では部屋が涼しく感じる体感温度の効果を利用します。このシステムでは照明の色温度を変化させることで実現します。
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『照明・空調統合制御システム』のコア技術となるHUE-HEAT照明・空調連動制御は、国立研究開発法人科学技術振興機構のリサーチコンプレックス事業『iBrain x ICT「超快適」スマート社会の創出』として、けいはんな学研都市メタコンフォート・ラボにて行われていた《空調温度と照明色温度のシナジー効果を最大限に発揮させた空調・照明連動制御》の実証実験による成果を利用した省エネルギー技術です。