三菱ケミカル株式会社 コンポジットパーツ本部 Asia事業部 公式サイト

『フェノールCFRP』を使用するメリットとは?

300℃以上の耐熱性を有する『フェノールCFRP』で、高温環境下で使用するパーツの軽量化・たわみ量低減・振動減衰性の向上が可能!

フェノールCFRPとは、炭素繊維(長繊維)とフェノール樹脂の複合材料です。 フェノール樹脂は耐熱性が高く(300℃以上)、従来のCFRP(エポキシ樹脂)では対応できなかった高温環境下でも使用可能です。 【フェノールCFRPを使用するメリット】 ■エポキシ樹脂に比べ耐熱性が高く(300℃以上)、高温環境下での使用が可能 ■比弾性率(弾性率÷重量)が大きく、部品の軽量化・薄肉設計・たわみ低減が可能 ■振動減衰性に優れ、高速駆動が可能に 【よくあるニーズ】 ■セラミックス製パーツを軽量化したい ■ポリイミド系材料製パーツのコストダウンを検討している ■製品を薄くしつつたわみを小さくしたい ■ワークの重量が重くなったので、ヤング率を高い材料を採用したい 【フェノールCFRPの想定用途】 FPD製造装置部品、半導体製造装置部品、医療機器部品、等 【三菱ケミカルでできること】 炭素繊維やプリプレグの製造、販売だけでなく、 これらの材料を成形・加工・組立・コーティング・検査まで行い、納品できます。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

関連リンク - https://www.m-chemical.co.jp/carbon-fiber/product/…

基本情報

【フェノールCFRPの特長】 ■軽量:素材の密度は鉄の1/4、アルミの2/3 ■高剛性:鉄を超える弾性率も設計可能 ■耐熱性:300℃以上でも物性が低下しない ■小径・薄肉設計(コンパクト設計) ■高い振動減衰性 ■高熱伝導 ■低熱膨張 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

価格帯

納期

用途/実績例

【用途】 ■航空宇宙 ■スポーツ・レジャー ■産業 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

取り扱い会社

三菱ケミカルは、PAN系・ピッチ系の両方の炭素繊維を製造する世界有数の炭素繊維複合材料メーカーです。 PAN系はアクリル繊維を原料とし、ピッチ系は石炭をベースとする炭素繊維です。当社では炭素繊維を出発点に、プリプレグやファブリックなどの中間材料、成形品まで自社で手掛けております。 炭素繊維を樹脂で固めたCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)は、従来の金属材料やセラミクスにはない優れた特性により、スポーツ・レジャー用途をはじめ産業、航空・宇宙、建築などその用途を広げています。 当社は、炭素繊維複合材料に関連する多様な技術と幅広い知見を保有しており、お客様のニーズにマッチした材料、最適な設計のご提案が可能です。 また、量産時のボリュームや品質・価格目標に応じて、供給体制を検討することにより、最適なソリューションをご提案いたします。

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