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Chemaxon材料化学向けセミナー|化合物登録のベストプラクティス
従来のシステムでは困難だった複雑な化学構造の一元的な管理を可能に! 材料化学では、化合物の一意性を担保し、正確な番号を付与して管理することが研究の基盤となります。 そこで、本セミナーでは、Chemaxonの「Compound Registration」を用いて、モノマーからポリマー、混合物までを正確かつ効率的に登録・管理するベストプラクティスを、実例を交えながらご紹介します。 ■ セミナープロ…
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マーカッシュ特許クレーム作成ツール【オンデマンド・ウェビナー】
ウェビナーでは、約35分間の動画でMarkush Editorがどのように特許クレームの作成に革命をもたらすのかをご紹介いたします。 マーカッシュクレームは通常難解で骨の折れるものですが、Markush Editorを使用することでDX(デジタルトランスフォーメーション)が可能となり、2週間かかっていた作業がわずか2日に短縮されます。ぜひ、このウェビナーでその効果をご確認ください。 【概要紹介】 Markush Editorの概要紹介 デモによる具体的な操作イメージのご紹介 実施例構造式群からマーカッシュ構造の自動作成 マーカッシュ構造に対する実施例構造の包含チェック マーカッシュ構造の調整 マーカッシュクレーム文案の自動生成 【試聴方法】 下記「関連リンク」の「MarkushEditorオンデマンドウェビナー」をクリックし、PDFをダウンロードし、PDFのリンクボタンをクリックしてウェビナーをご覧下さい。
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Excelra社、パトコア社との提携を発表
Excelra社はこの度、パトコア社との提携を発表し、日本のお客様にExcelra社の科学データおよび分析製品へのアクセスを提供することになりました。 Excelra社は、データおよびデジタルインサイトの世界的なリーディングカンパニーの1つです。同社のGOSTARプラットフォームは、手作業でキュレーションされた最大の医薬化学情報データベースであり、900万以上の化合物に関する包括的で構造化されたSAR(構造活性相関)データを提供しています。Excelra社のGOBIOMは、検証済みおよび推定バイオマーカーの最も広範な手動キュレーションコレクションを含み、バイオマーカー(生物指標化合物)と疾患との関係に対する重要なインサイトを提供しています。 パトコア社は、ライフサイエンス企業や化学産業の研究者を支援する、高度に専門化されたインフォマティクス企業です。今回の提携は、日本最大級の製薬会社、バイオテクノロジー企業、化学企業、政府機関との取引経験を持つパトコア社の強みを生かし、日本におけるExcelra社の成長をサポートします。 詳細は、下記のリンク先から弊社のホームページをご覧ください。
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Chemical.AI社とChemaxon社、科学情報ソフトウェア統合における協業を発表
合成ルートデザインと予測の為の人工知能(AI)のグローバルリーダーであるChemical.AI社と、化学・生物学ソフトウェア開発のリーディングカンパニーであるChemaxonは、Chemaxonの創薬プラットフォームDesign HubからオプションとしてChemical.AI社の逆合成ツールChemAIRSにアクセスできるようにする戦略的パートナーシップを発表しました。 今回の提携により、Chemical.AI社のChemAIRSとChemaxon社のDesign Hub間の互換性が生まれ、Design Hubの化合物設計トラッキングと優先順位付け機能からChemAIRSの多様な戦略による数分で行われる革新的合成ルートまで、ユーザーのワークフローとワンストップサービスをシームレスに提供することが可能になりました。 詳細は弊社のホームページをご覧ください。
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Chemaxon社 新CEO Richard Jonas氏の就任を発表
ライフサイエンス研究向けのケムインフォマティクスソフトウェアの開発を牽引するChemaxonは、Richard Jonesを最高経営責任者(CEO)に任命したことを発表しました。Richardは、オーナーのFerenc (Csizi) Csizmadiaに続いて、この役職に就任しました。 Csiziは創業者としての役目を維持しつつ、デジタル時代の健康と福祉に焦点を当てたAncestralizeの設立に力を注ぎます。 またRechard氏の就任と同時期に、Chemaxonブダペストのオフィスは、ドナウ川の東側に新しく建設された環境配慮型のオフィスパーク・Váci Greensに移転しました。さらに、新しいロゴとスペルも発表しています。 詳細は、下記のリンク先から弊社のホームページのニュース記事をご覧ください。
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脱法ハーブの規制強化に対応:法規制物質チェックシステム「CRAIS Checker」
相次ぐ危険ドラッグに関連した事件が社会問題となる中、厚生労働省は成分構造が似た物質をまとめて違法薬物とする「包括指定」を導入し、指定薬物の製造・販売に加え、所持・使用の禁止などの規制強化を行っています。また、独自に薬物規制をしている東京都も「東京都薬物の濫用防止に関する条例」で、罰則を強化しています。日々多種の化学物質を扱う製薬会社や化学会社などでは、何らかのアクションに先立ち、扱おうとする化学物質の最新の法規制の確認が必須となりますが、規制の強化により増々負担が増大し、規制情報を見落とすリスクが高まっています。 化学物質を表現する構造式から、規制該非を迅速に判定するCRAIS Checkerは、CAS番号や規制物質名のリストの調査などでは困難な先述したような最近の規制にも対応し、より迅速・確実なコンプライアンス対応をサポートします。また、弊社の法規制物質チェック技術は非営利団体のPistoia Allianceの規制薬物コンプライアンス対応の為のソリューションに選定され、北米・欧州各国・インドなどの薬物規制に対応した「Compliance Checker」も世界市場で販売しております。
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Pistoia Allianceが法規制化合物チェックシステムCRAIS Checkerを正式採用
現在「CRAIS Checker」として国内で多くの企業様にご愛用いただいておりますパトコアの法規制物質判定ソフトが、Pistoia Alliance CSCS Projectでの採用を受けて、仕様も新たに海外デビューします。 王ヴぇ位でも、化学物質の管理における法令順守の動きは厳しくなっており、製薬各社は国ごとに異なる複雑な規制に頭を悩ませてきました。そこで昨年Pistoia Allianceでは、世界的な法令情報源を一つのシステム内で提供することを目指し、Controlled Substance Check Service(CSCS)プロジェクトを発足させました。 弊社はこのシステム開発に、パートナーであるChemAxon社とともに応募し、このたび正式に採用が決定いたしました。 国内での豊富な採用実績や運用ノウハウが評価されたもので、これまで製品を共に育てていただいた国内ユーザーの皆様に心より感謝申し上げます。
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Evotec社が海外法規制チェックシステム「Compliance Checker」を採用
Evotec AGは、世界中の研究拠点での化学物質の適正な取扱いと保管を支援するために、「Compliance Checker」を全ての研究拠点に導入し運用を始めました。 多くの国や地域でそれぞれに化学物質の法規制や動きがあり、特に共同研究やアウトソーシングなどで複数の国が関与している場合、それらの規制を理解して情報を最新の状態に保つのにはこれまで多くの困難と時間がかかっていました。 「Compliance Checker」は、規制物質の正しい取り扱いを特定・警告・支援するためのインターフェースとバックエンド統合ツールを提供する技術及びコンテンツパッケージです。 Compliance Checkerのグローバル販売代理店であるChemAxonのの最高経営責任者(CEO)Alex Drijverは「Evotecのような世界中に研究拠点があり、様々な研究を行っている会社でCompliance Checkerが採用されたことを嬉しく思います。Compliance Checkerは、顧客のコンプライアンスレベルを苦労せずに高められる機能を提供すると考えております。」と述べています。
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大日本住友製薬がパトコアの試薬管理と法規制化合物チェックシステムを導入
パトコア株式会社(本社:東京都・千代田区)は、大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市中央区)に、試薬管理システム「CRAIS Reagent」、法規制化合物チェックシステムの「CRAIS Checker」を導入致しました。これらのシステムは大日本住友製薬の試薬を取り扱う全研究所に導入され、2013年1月より本稼働しております。化学物質に関するコンプライアンス体制の強化、試薬の購入から廃棄までのプロセスの一元化、試薬に関わる経費の削減、購買システムとの連携による購買フローの効率化に寄与することが期待されています。
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塩野義製薬株式会社が化学構造検索システムをリプレース
パトコア株式会社(本社:東京都・江東区)は、塩野義製薬株式会社(本社:大阪・中央区)から、化学構造式検索エンジン「JChem Cartridge for ORACLE」の国内無制限ユーザーライセンスを受注致しました。 塩野義製薬は研究過程で発生する化学構造関連情報の管理を従来の検索エンジンよりJChem Cartridgeにリプレースし、より高速かる暗転的に大量のデータの管理を行うとともに、システムのWeb化・Webサービス化により関連システムとの連動を容易にし、研究者の利便性の向上と管理コストの低減を実現します。
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理化学研究所に法規制チェックシステムCRAIS Checkerを納入
このほど、独立行政法人理化学研究所の試薬管理システムに法規制物質チェックシステムCRAIS Checkerが導入されました。本システムは理化学研究所の試薬管理システムに組み込まれます。 麻薬や覚せい剤、毒物など、化学物質を規制する法令等に基づく、試薬類の適正な管理が求められておりますが、非常に多種の化合物を扱う研究所ではそれらを最新の法令等について判定する際、非常に多くの労力が必要となっておりました。 CRAIS Checkerは化学物質の普遍的な表記方法である構造式から、法規制物質の該非を瞬時に判定するシステムで、これまでに製薬・化学企業で多くの実績を有します。
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第一三共が化学物質関連の法規制チェックシステムにCRAIS Checkerをサイトライセンスで導入
第一三共株式会社とパトコア株式会社は法規制物質チェックシステム「CRAIS Checker」の国内サイトライセンスの契約を締結いたしました。 麻薬・向精神薬や毒物・劇物などの法規制物質は、その所持実態を確実に補足し適正に取り扱うことが法律により求められております。製薬研究では極めて多種類の化学物質を取り扱う必要があり、社内に存在する化学物質の規制該非を確認する為の作業には大変な労力と時間を要しており、これは製薬会社において解決すべき問題と認識されています。また法規制物質は年々増加傾向にあり、これらの情報をいち早く捕捉し、社内にフィードバックする必要もあり、信頼できるITシステムが求められていました。 今回、第一三共ではこれらの問題を解決するために「CRAIS Checker」を導入し、同社の開発センターの研究員が「CRAIS Checker」を利用する事といたしました。 「CRAIS Checker」は化学物質の普遍的な表現方法まである化学構造式により規制該非を判定するシステムで、麻薬及び向精神薬取締法、毒物及び下劇物取締法をはじめ多数の法令に対応しております。
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東京化成工業が法規制チェック強化のために「CRAIS Checker」を導入
東京化成工業株式会社とパトコア株式会社は法規制物質チェックシステム「CRAIS Checker」の契約を締結いたしました。 麻薬・向精神薬や毒物・劇物などの法規制物質は、その所持実態を確実に補足し適正に取り扱うことが法律により求められております。試薬メーカーは、様々な企業に試薬の規制情報を提供する必要があり、これまでも厳重なチェックシステムにより法規制のチェックを行ってきました。しかし、近年は法規制物質が年々増加傾向にあり、さらにその法令や規制物質の複雑化により規制該非の確認をより慎重に行う必要が出てきました。 今回、東京化成工業では、法規制チェックシステム「CRAIS Checker」を採用し、より一層のチェック強化を推進することに致しました。また、今回「CRAIS Checker」はクラウドによりサービスが提供され、自社内にシステムを設置するのに比べ、ハード投資や運用の手間が大幅に削減されます。
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独立行政法人理化学研究所がChemAxonのInstant JChemを採用
創薬・医療技術基盤プログラムの化学データ管理にInstant JChemを採用 ライフサイエンス業界におけるケムインフォマティックスソフトウェアのリーディングプロバイダーのChemAxon社は2010年9月1日、独立行政法人理化学研究所 創薬・医療技術基盤プログラムに、同社のInstant JChemをライセンスしたことを発表しました。 Instant JChemは、理研の創薬・医療技術基盤プログラムにおいて、化合物情報の登録及びその共有・解析の支援に利用されます。Instant JChemはローカルマシンやサーバーにある化学構造式及びその関連データの管理・活用を行うためのデスクトップアプリケーションです。同製品は、ChemAxonのJChemエンタープライズケモインフォマティクス技術を包含し、他の技術やデータソースとのインテグレーションが可能です。
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日本たばこ産業株式会社様の採用事例が公開されました。
日本たばこ産業株式会社様ではChemAxon社製の化学情報プラットフォームなどをご利用いただいておりますが、この度システム導入支援を行いました富士通株式会社様より事例が公開されました。詳細はリンク先をご覧ください。
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国立医薬品食品衛生研究所に法規制チェックシステムCRAIS Checkerを納入
安全性担保の観点などから化学物質にはさまざまな規制が存在しますが、法令においては主に物質名で規制化されており、化学構造式からの判定は容易ではありません。 また、化学物質を取り扱う組織においては、規制化学物質の適正管理はコンプライアンス上の重要課題の一つですが、規制化合物が多様であり、また組織によっては多くの種類の化学物質を取り扱うことからその対応にはかなりの労力を必要とします。 法規制チェックシステム「CRAIS Checker」はこの様な問題を解決するために開発され、これまでに製薬・化学企業で約2,000人のユーザーに利用されている国内で最大の利用者を持つ法規制物質チェックシステムですが、この度、公的機関である国立医薬品食品衛生研究所に導入されました。
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日本糖鎖科学総合データベース(JCGGDB)にJChem Baseが採用されました
文部科学省のライフサイエンス総合データベースプロジェクト(LSDB)の一環として産業技術総合研究所が推進する、日本糖鎖科学総合データベース(JCGGDB:http://jcggdb.jp)の化学構造検索エンジンにChemAxon社のJChem Baseが採用されました。 GlycoChemExplorer → http://jcggdb.jp/GlycoChemExplorer/ JChem Baseは化学構造の蓄積と検索を実現するケムインフォマティックスアプリケーションの開発ツールです。 JChem Baseは様々なリレーショナルデータベース管理システムと組み合わせることにより、高速な構造検索を実現します。
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エーザイ株式会社のグローバル創薬インフラを受注
パトコア株式会社は、エーザイ株式会社(本社:東京・文京区)から、創薬研究の基幹情報を管理するためのソフトウェア「JChem Cartridge for ORACLE」のグローバルライセンスを受注致しました。 本システムはエーザイが世界に展開する研究開発拠点において、研究過程で創製された化学構造情報の管理に用いられます。 同時に以前より国内の研究拠点で利用されていた化学物質の法規制化合物チェックシステム「CRAIS Checker」をグローバルライセンスに移行し、ワールドワイドにコンプライアンス強化を推進します。
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NITE-CHRIP(NITE化学物質総合情報提供システム)にChemAxonテクノロジーが実装されました。
NITE-CHRIPの2019年3月19日のリニューアルにおいて、ChemAxonの化学構造描画/検索技術が実装されました。 拡張検索において、構造式を直接描画して構造検索が行えるようになりました。 NITE-CHRIPの2019年3月19日のリニューアルの主な変更点は以下の通りです。※ 1. 法規制等一覧において新たに各法規制等の概要・関連情報へのリンク・関係省庁等の情報を確認できるようになりました。 2. 検索結果画面より法規制等一覧へリンクできるようになりました。 3. 検索条件入力画面において構造式を描画できるようになりました。(拡張検索) ※出所:https://www.nite.go.jp/chem/chrip/chrip_search/html/update.htmlより一部抜粋
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ChemAxon:物性予測ツールの精度に関するレポートを公開
正確に計算された分子プロパティーは、予測されたプロパティーの実測値との関係の理解、新しいターゲットに対する予測モデルのトレーニング、および新規エンティティのプロパティーの予測に大きな影響を与えます。ChemAxonの予測ツールCalculator Pluginsは、特にイオン化(ionization)、親油性(lipophilicity)、溶解度(solubility)などのより複雑な分子プロパティー予測において、産業界・学術研究で広く受け入れられ、利用されています。 これらのアルゴリズムの開発において、継続的な精度評価は我々の戦略の一部となっています。 このステップを自動化、再現性、透明性のあるものにするために、制度に関するレポートを自動作成するプログラムを開発し公開することにしました。 このレポートに関する詳細はリンクよりご確認をお願いいたします。
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ChemAxon社はMarvinSketchからGoogle Scholar/Google Patentsへのダイレクトリンクを提供
ChemAxon社は、広く普及している人気の化学エディターMarvinSketch(以下、MS)から、Googleが索引を作成し、自由に利用できる「Google Scholar」や「Google Patents」を介してアクセスできる膨大な科学情報やその他の公開情報への直接リンクを追加したことを発表しました。科学者は化学物質を設計する際に、既存の知識を基に新たな知見を得たいと考えており、有害な毒性、高難度の合成、特許保護などの問題を回避したいと考えます。その為には、ChemAxon社のMSのような化学エディターで新しい構造を描いている最中に、関連する情報に素早くアクセスすることが一番です。 この「Google chemical searchボタン」は、ケミカルエディタでGoogle PatentsやScholarでの検索を直接行うことができ、ChemAxonとGoogleの緊密な協力により開発され、リリース20.16から、全てのライセンスをお持ちのお客様にご利用いただけます。 より詳細な記事はリンクよりご覧ください。
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超大規模ケミカルライブラリーの検索への挑戦
実在する化学物質や仮想の化学物質のライブラリが増え続け、何十乗もの大きさになると、従来のケムインフォマティクスのツールやハードウェアのインフラでは対応しきれなくなります。 「この化合物はライブラリに含まれていますか」、「このコレクションの中で最も類似した10種類の化合物は何ですか」といった、一見単純でありながら根本的に重要なドラッグサインの質問は、これらの超大規模空間において許容可能な応答時間で答えることが不可能ではありませんが、難しくなります。 本稿では、大規模な化学ライブラリを検索する際の現在の課題について考察し、次の最適で新規な合成可能な生物活性構造を追跡するために化学空間のはるか彼方を探索しようとしているドラッグデザイナー、メディシナルケミスト、ケモインフォマティシャンに、「火星のヘリコプター」レベルの画期的なソリューションを提供する可能性のあるアプローチについて検討します。
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創薬における市販化合物のスクリーニング
【新薬さえも市販化合物から見いだせる?】 ドラックライクなケミカルスペースの大きさは約10^63分子と推定されています。この広大な空間のどこかから、未来の薬を見つけることが期待されます。化学者が容易にこのケミカルスペースにアクセスできるように、いくつかの化合物ベンダーは市販の化合物又は、合成できる可能性が高いことが予測されるドラッグライクな化合物の商用データベースを構築しています。また、多くの製薬会社も独自のデータベースを構築しています。 ChemAxonでは化合物のデザインプラットフォーム「Design Hub」から様々なデータベースへのアクセスを可能にしていますが、この度、ホワイトペーパーとしてまとめましたのでぜひご覧ください。
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「Log4Shell」の脆弱性に対するChemAxonの対応
▶CVE-2021-44228(「Log4Shell」)とCVE-2021-45046に対するChemAxonの対応について 初版:2021年12月15日 更新:2022年01月03日 本脆弱性は、2021年12月9日(木)にApache Log4jプロジェクトにより開示されました。悪用された場合、影響を受けるエンドポイントに攻撃者が制御する文字列値をシステムが記録すると、リモートの攻撃者がサーバー上でコードを実行できる可能性があります。 ChemAxonは、この脆弱性を認知した直後から、全てのクラウドホスティングシステムとお客様向けのオンプレミス利用用ソフトウェアを評価し、影響を受ける可能性のあるものを特定し、あらゆる暴露の是正に計画的に取り掛かりました。 影響を受ける全てのChemAxon製品がlog4j2.16を使用するように更新されているため、新規のインシデントは追加の脅威をもたらしません。 この詳細についてはパトコア又はChemAxonのHPをご覧ください。
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NITE・新規化学物質構造式ファイル作成システムにMarvinJSを採用
日本の化審法(CSCL)によれば、事業者は少量の新規化学物質を製造又は輸入する前に、政府に対して化学構造式ファイルと共に申出をしなければなりません。製品評価技術基盤機構(NITE)は、事業者の化学構造式ファイル作成を支援する為、2018年9月14日に、MOLファイル作成システムを公開し、これには、ChemAxon社のオンライン化学構造式編集ソフトであるMarvinJSを利用しています。 「我々は、事業者のファイル作成作業を容易にする為、Web環境で作成できるMarvinJSを使用することに決めました。」とNITEの担当者は語りました。 「ChemAxon社の日本総代理店であるパトコア社のお陰で、我々は日本におけるケモインフォマティクスマーケットに関する強いプレゼンス力を向上することができました。NITEのプラットフォームにより、市場をリードするオンライン化学エディターであるMarvin JSを幅広い層に紹介することで、当社のプレゼンスを更に安定させることができます。私たちは長期的に日本の政府機関と協力していくことを楽しみにしています。」- Ferenc Csizmadia ChemAxon社 CEO
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logP予測精度の限界に挑む。SAMPL6ブラインドチャレンジの結果
SAMPL(Statistical Assessment of the Modeling of Proteins and Ligands)チャレンジは、合理的な薬物設計の為の生体分子及び物理モデリングの精度を評価することを目的としています。 最近発表されたSAMPL6の評価では、オクタノール-水分配係数(logP)の予測に焦点が当てられました。このブラインドチャレンジの11化合物に対し17の研究グループから91の予測が提出され、量子力学、分子力学、知識ベース、経験的、混合的な手法が用いられました。その中から精度の高い手法が特定され、10種類の手法でRMSEが0.5 logP単位以下に留まりました。 この結果に触発されて、ChemAxonのlogP予測ツールの精度を確認しました。その結果、絶対誤差が0.5を超えたのは、11例中1例(SM11)のみで、これは経験的手法の平均誤差が最も大きいことが判明しました。 ChemAxon logPの計算により高い精度の予測ができ、本モデルが創薬プロジェクト全体で新規分子又は実験条件の最適化に貢献することを示唆しています。 詳細はリンクからご覧ください。
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化学特許明細の作成を劇的に加速する「QuickPat」を発売
パトコア株式会社(CEO:中村明弘、本社:東京都千代田区)は国内大手製薬会社において開発された特許明細書実験項作成支援システムをベースに商用化した「特許明細書作成支援システムQuickPat(クイックパット)」を発売します。 本システムは特許明細書実験項の作成に必要な多岐に渡る作業時間を約3分の1以下(※)に削減することを可能にし、新薬研究開発のスピードアップに貢献します。 本システムは、電子ノート、化合物・活性データベースなどの社内情報資産を利用し、システムが実験項の原案を作成することで、特許明細書実験項の作成時間を格段に短縮します。 また、様々なチェック機構により、正確で強力な実験項の作成を可能にしています。 なお、本システムの販売に合わせて、導入企業の電子実験ノートや社内ベースとの接続や特許明細書作成ポリシーを反映するインテグレーションサービスを合わせて提供します。 パトコアは、化学情報システムの事業に注力しており、専門性の高いソリューションにより、新薬の研究開発の加速に貢献していきます。 (※)アンケートによる既存ユーザーの実感、ケースにより異なります。
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Nature Reviews Drug DiscoveryにChemAxonの物性計算ツールを用いた論文が発表されました。
製薬業界は医薬品開発における高い欠落率に対処する為、常に巨大なプレッシャーにさらされています。低分子候補化合物の物性値に対する潜在的な関連性の解析による薬効と安全性に関連する失敗件数を減らす試みは、各社におけるデータ量の制限により、はっきりした結論を得ていませんでした。 本論文は、アストラゼネカ、イーライリリー、グラクソ・スミスクライン、ファイザー各社からの薬物候補を回顧的に解析し、その有効性を論じています。上記各社はChemAxonのプロパティー計算ツールを用いて、物性値の計算を行っています。
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Novartis社「複数サイトにおける法規制物質のコンプライアンス管理」の事例を発表
このほどPistoia AllianceからNovartis社における事例「複数サイトにおける法規制物質のコンプライアンス管理」が発表されました。 日本語版をリンク先にて公開しております。
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日本バイオベンチャー大賞「日本バイオベンチャー奨励賞」受賞のお知らせ
化学情報システムに特化した事業を行っているパトコア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:中村明弘、以下「弊社」)は、フジサンケイビジネスアイ(日本工業新聞社)が主催する「第10回日本バイオベンチャー大賞」にて、「日本バイオベンチャー奨励賞」を受賞いたしました。 日本バイオベンチャー大賞は、フジサンケイビジネスアイ(日本工業新聞社)が独創的な研究成果や将来性に富むビジネスモデル、斬新で革新的なバイオ関連機器・システムの顕彰を通し、わが国の産業振興に寄与することを目的としたものです。 今回の受賞は、弊社が世界で初めて商用化した、化学構造式に基づく法規制物質チェックシステム「CRAIS Checker(クレイスチェッカー)」のビジネスモデルが高く評価されたものとなります。