法規制物質チェックシステム『CRAIS Checker』
構造式から法規制情報を瞬時にチェック!新規物質も包括規制も対応。
『CRAIS Checker』は、構造式から麻薬や指定薬物、毒物、劇物等の法規制 を瞬時に確認することができるシステムです。 当製品では瞬時に各種規制への該非判定が行えるため、効果的且つ効率的にコンプライアンス体制を強化できます。規制チェックの自動化を推進することで、研究効率を低下させることなく、より確実な規制対応が可能になります。 ◆NEW◆皮膚等障害化学物質に対応 労働安全衛生規則第594条の2に基づく化学防護手袋・保護具の着用義務物質を特定 2024年4月1日に施行される労働安全衛生法改正により、皮膚等障害化学物質等に対して、化学防護手袋等の保護具着用が義務化されます。 CRAIS Checkerを用いると構造式等から該当物質を容易に特定し裾切値などが確認出来ます。 【特長】 ■誤判定の極めて少ない高精度の法規制物質確認を実現 ■豊富なユーザーベースに支えられた高い信頼性 ■迅速な法改正対応 ■様々な表記の化学構造式を正確に処理 ■曖昧な規制構造・包括規制に対応 ■電子実験ノートや試薬管理など社内システムと容易に連携可能 ※詳しくはお気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【主な対応法令】 ■麻薬及び向精神薬取締法 ■覚せい剤取締法 ■医薬品医療機器法(薬機法)指定薬物、毒薬、劇薬、放射性医薬品、習慣性医薬品、日本薬局方【NEW】) ■知事指定薬物(東京都、大阪府、神奈川県、茨城県) ■毒物及び劇物取締法 ■労働安全衛生法 製造等禁止、製造許可、表示の義務、通知・SDS交付義務、特化則、有機則、健康障害防止指針 変異原性指針、危険物、疾病物質、作業記録等の30年間保存が必要ながん原性物質 濃度の基準、皮膚等障害化学物質【NEW】 ■農薬取締法 ■化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律 ■化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律 ■化学物質排出把握管理促進法 ■消防法 ■水質汚濁防止法 ■土壌汚染対策法 ■悪臭防止法 ■オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書 ■航空法 ■Controlled Substance Act ■国際連合危険物輸送勧告 ■その他海外法令(北米、欧州、中国、インド)(オプション) など ※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
型番・ブランド名
CRAIS Checker:クレイスチェッカー
用途/実績例
1)化学物質製造(合成)計画時の法規制確認(電子実験ノート連携等に使用) 2)化学物質の保管・使用・取引・輸送時の関連法規制確認 3)輸出入時の法令確認 ※製薬会社、化学会社、試薬輸入会社、公的研究機関等で広く利用されています。
カタログ(3)
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Pistoia Allianceが法規制化合物チェックシステムCRAIS Checkerを正式採用
現在「CRAIS Checker」として国内で多くの企業様にご愛用いただいておりますパトコアの法規制物質判定ソフトが、Pistoia Alliance CSCS Projectでの採用を受けて、仕様も新たに海外デビューします。 王ヴぇ位でも、化学物質の管理における法令順守の動きは厳しくなっており、製薬各社は国ごとに異なる複雑な規制に頭を悩ませてきました。そこで昨年Pistoia Allianceでは、世界的な法令情報源を一つのシステム内で提供することを目指し、Controlled Substance Check Service(CSCS)プロジェクトを発足させました。 弊社はこのシステム開発に、パートナーであるChemAxon社とともに応募し、このたび正式に採用が決定いたしました。 国内での豊富な採用実績や運用ノウハウが評価されたもので、これまで製品を共に育てていただいた国内ユーザーの皆様に心より感謝申し上げます。
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脱法ハーブの規制強化に対応:法規制物質チェックシステム「CRAIS Checker」
相次ぐ危険ドラッグに関連した事件が社会問題となる中、厚生労働省は成分構造が似た物質をまとめて違法薬物とする「包括指定」を導入し、指定薬物の製造・販売に加え、所持・使用の禁止などの規制強化を行っています。また、独自に薬物規制をしている東京都も「東京都薬物の濫用防止に関する条例」で、罰則を強化しています。日々多種の化学物質を扱う製薬会社や化学会社などでは、何らかのアクションに先立ち、扱おうとする化学物質の最新の法規制の確認が必須となりますが、規制の強化により増々負担が増大し、規制情報を見落とすリスクが高まっています。 化学物質を表現する構造式から、規制該非を迅速に判定するCRAIS Checkerは、CAS番号や規制物質名のリストの調査などでは困難な先述したような最近の規制にも対応し、より迅速・確実なコンプライアンス対応をサポートします。また、弊社の法規制物質チェック技術は非営利団体のPistoia Allianceの規制薬物コンプライアンス対応の為のソリューションに選定され、北米・欧州各国・インドなどの薬物規制に対応した「Compliance Checker」も世界市場で販売しております。
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日本たばこ産業株式会社様の採用事例が公開されました。
日本たばこ産業株式会社様ではChemAxon社製の化学情報プラットフォームなどをご利用いただいておりますが、この度システム導入支援を行いました富士通株式会社様より事例が公開されました。詳細はリンク先をご覧ください。
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国立医薬品食品衛生研究所に法規制チェックシステムCRAIS Checkerを納入
安全性担保の観点などから化学物質にはさまざまな規制が存在しますが、法令においては主に物質名で規制化されており、化学構造式からの判定は容易ではありません。 また、化学物質を取り扱う組織においては、規制化学物質の適正管理はコンプライアンス上の重要課題の一つですが、規制化合物が多様であり、また組織によっては多くの種類の化学物質を取り扱うことからその対応にはかなりの労力を必要とします。 法規制チェックシステム「CRAIS Checker」はこの様な問題を解決するために開発され、これまでに製薬・化学企業で約2,000人のユーザーに利用されている国内で最大の利用者を持つ法規制物質チェックシステムですが、この度、公的機関である国立医薬品食品衛生研究所に導入されました。
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東京化成工業が法規制チェック強化のために「CRAIS Checker」を導入
東京化成工業株式会社とパトコア株式会社は法規制物質チェックシステム「CRAIS Checker」の契約を締結いたしました。 麻薬・向精神薬や毒物・劇物などの法規制物質は、その所持実態を確実に補足し適正に取り扱うことが法律により求められております。試薬メーカーは、様々な企業に試薬の規制情報を提供する必要があり、これまでも厳重なチェックシステムにより法規制のチェックを行ってきました。しかし、近年は法規制物質が年々増加傾向にあり、さらにその法令や規制物質の複雑化により規制該非の確認をより慎重に行う必要が出てきました。 今回、東京化成工業では、法規制チェックシステム「CRAIS Checker」を採用し、より一層のチェック強化を推進することに致しました。また、今回「CRAIS Checker」はクラウドによりサービスが提供され、自社内にシステムを設置するのに比べ、ハード投資や運用の手間が大幅に削減されます。