酵素的褐変の効率的制御(水溶性チロシナーゼ阻害剤)[宇都宮大]
機能性化粧品、食品褐変防止剤などの開発に貢献できる新規物質です
チロシナーゼは、自然界における着色現象に関わる酵素です。 その酵素を阻害することは、皮膚の光老化防止、食品の褐変抑制および微生物の感染阻止などにつながります。 本技術では、市販のチロシナーゼ阻害剤であるコウジ酸と比較して、 約30倍の強い活性を示す「新しい レゾルシノール誘導体」の開発に成功しました。 ・約30倍のチロシナーゼ阻害活性 市販のチロシナーゼ阻害剤(コウジ酸)と比較 ・水溶性の性質を持つ グルコースなどの糖鎖を導入した配糖体 ・阻害活性の調整が可能 アルキル鎖の長さにより活性値を調整
基本情報
本技術は宇都宮大学の研究成果です。 企業との実用化に向けた共同研究開発を希望しています。 大学技術との連携による製品開発のご要望がございましたら、お気軽にお問合せください。
価格帯
納期
用途/実績例
(予想される応用先) ・機能性化粧品 ・食品褐変防止剤 (特許情報) 特開2020-117458 レゾルシノール誘導体およびこれを含むチロシナーゼ活性阻害剤