示差走査熱量計(DSC)用アクセサリ マイクロスコープカメラ
装置用アクセサリ
マイクロスコープアクセサリを付属して行ったDSC測定には、材料の特性や挙動をより理解するための知見が得られる複数のアプリケーションがあります。結晶化および融解転移、ガラス転移や融点以上での材料の流動、相転移、蒸発および昇華に関連する体積寸法変化の画像取り込みが可能です。着色や他の外観変化の視覚的観察は、分析対象の材料をより理解するために、DSCデータと組み合わせて用いられます。
基本情報
特徴と利点 ・冷却アクセサリと互換性があり、-180~725 ℃の広い操作温度範囲に対応 ・アクセサリはユーザーがインストールできるので、材料の研究に必要な時に即インストール可能 ・3つのメソッドセグメント(画像取り込み、ビデオ、ダイナミックビデオ)により、回の実験で画像とビデオの同時取り込みがこれまでになく容易に。ダイナミックビデオは、テストサンプルにおいてヒートフローに熱イベントが検出された場合にのみ、ビデオクリップの取り込みに使用される独自のコマンドであり、ヒートフローが非アクティブな間はビデオを取り込まないことによりビデオ映像のサイズを縮小可能
価格帯
納期
用途/実績例
サンプル形状を確認しながらのDSC測定が可能
詳細情報
この製品に関するニュース(2)
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4月オンラインLIVEセミナー開催!〜タンパク質分析セミナー~
13:00~14:00 ITC活用例 ―結合力以外にも有用な情報が― 京都府立大学 織田 昌幸 氏 ITC(Isothermal Titration Calorimeter)は、一定温度下で滴定に伴う熱量変化を検出する装置で、主に分子間相互作用解析に用いられます。タンパク質など生体高分子のKaやKdといった結合力に関する情報だけでなく、結合比や結合熱力学量(ΔHやΔS等)の情報も得られ、これらが如何に有用で、活用できるかを、具体的な事例に基づき、ご紹介します。 14:00~14:30 等温滴定熱量計(ITC),生体高分子用示差走査熱量計(DSC)のご紹介 TAインスツルメント アプリケーション課 前田 美奈子
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7月オンラインLIVEセミナー開催!〜タンパク質分析セミナー~
13:00~14:00 等温滴定型熱測定を用いた睡眠物質合成酵素とリガンドの相互作用解析 近畿大学 理工学部 生命科学科 講師 島本 茂 氏 等温滴定型熱量測定(isothermal titration calorimetry; ITC)は,化学修飾,固定化や検出プローブなどが必要なく,より生体内で存在する状態に近いかたちで分子間の相互作用を検出できるのが大きな利点であり,さらに,相互作用に関するほぼ完全な熱力学的パラメータが得られる手法である。ここでは,哺乳類の脳内で睡眠物質合成酵素として働くリポカリン型プロスタグランジンD合成酵素(L-PGDS)とそのリガンドであるプロスタグランジン(PG)の相互作用を等温滴定型熱測定法(ITC)によって解析し,構造情報と照らし合わせた酵素反応メカニズムの解明について紹介する。 14:00~14:30 等温滴定熱量計(ITC),生体高分子用示差走査熱量計(DSC)のご紹介 TAインスツルメント アプリケーション課 前田 美奈子
取り扱い会社
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパンはTA Instruments100%出資による日本法人です。 熱分析・レオロジー・マイクロカロリーメーターと力学解析の装置販売、メンテナンスサポート、デモンストレーション測定、技術セミナーを行っており、材料の最新情報を皆様にご提供し、また材料測定の技術開発に取り組んでおります。 【主要取扱装置】 ☆熱分析/示差走査熱量計(DSC)、熱重量測定装置(TGA)、熱重量示差熱分析装置(SDT/TG-DTA)、蒸気吸脱着装置(Q5000SA) ☆粘弾性測定(レオロジー)/回転型レオメーター(DHR・ARES)、動的粘弾性測定装置(RSA・DMA・EF3200)、ゴム試験用キュアメーター(RPA) ☆微小熱量測定(カロリーメーター)/等温滴定熱量計(ITC)、微小熱量測定装置(NanoDSC)、等温熱量測定装置(TAM) ☆熱物性測定装置/熱伝導率測定装置(DTC・FOX)、熱拡散率測定装置(DLF、DXF)熱膨張率測定装置(TMA,DIL)、光学式熱膨張率測定装置(ODP、HM) ☆疲労試験機/ElectroForceシリーズ・BioDynamicシリーズ