シングルサンプル熱膨張率測定装置『DIL801/801L』
空気中、真空中、不活性ガスパージでの測定が可能な「DIL801』とセラミック材料特性評価に最適な『DIL801L』のご紹介です。
DIL 801は、単一サンプルの熱膨張測定に最適な装置です。真空や不活性ガス中での測定が可能で、DIL 801Lは空気中での測定に特化しています。これにより、セラミック材料の特性評価に適しています。水平配置のファーナスにより、温度の均一性が保証され、空気の対流による影響を排除します。高感度のLVDTを使用して、微小な熱膨張イベントも正確に測定します。 主な特徴: ・広範囲の温度での線形寸法変化の測定 ・真空、不活性ガス、空気中での測定が可能 ・高感度LVDTによる正確な変位測定 ・水平配置のファーナスで温度均一性を確保 ・多様なファーナスと互換性があり、簡単に交換可能 ・熱電対やピロメーターによる正確な温度測定 ・測定システムは、石英ガラス、アルミナ、サファイア、グラファイト、タングステンなどの材料で構成可能
基本情報
測定範囲: -160°Cから2300°C ■測定環境: 真空、不活性ガス、空気中 ■ファーナス: 水平配置、交換可能 ■温度均一性: 高い ■変位測定: 高分解能LVDT ■測定システム: 石英ガラス、アルミナ、サファイア、グラファイト、タングステン ■温度測定: 熱電対、パイロメーター ■サンプル: 金属、プラスチック、セラミック、薄いサンプル ■冷却速度: 最大100°C/分、10分以下で1400°Cから50°Cへの冷却
価格帯
納期
用途/実績例
用途: ◆熱膨張および収縮の測定 ◆複数の温度ステップや動的加熱速度の分析 ◆金属やプラスチックサンプルの測定 ◆薄いサンプルの分析 ◆サンプルの寸法変更の高精度測定 実績例: ◇薄い鋼箔の熱膨張と相変態の特性評価1 ◇ソフトポリマー、フォーム、薄膜の高精度測定2 ◇粉末金属やセラミックの焼結測定2
関連動画
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取り扱い会社
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパンはTA Instruments100%出資による日本法人です。 熱分析・レオロジー・マイクロカロリーメーターと力学解析の装置販売、メンテナンスサポート、デモンストレーション測定、技術セミナーを行っており、材料の最新情報を皆様にご提供し、また材料測定の技術開発に取り組んでおります。 【主要取扱装置】 ☆熱分析/示差走査熱量計(DSC)、熱重量測定装置(TGA)、熱重量示差熱分析装置(SDT/TG-DTA)、蒸気吸脱着装置(Q5000SA) ☆粘弾性測定(レオロジー)/回転型レオメーター(DHR・ARES)、動的粘弾性測定装置(RSA・DMA・EF3200)、ゴム試験用キュアメーター(RPA) ☆微小熱量測定(カロリーメーター)/等温滴定熱量計(ITC)、微小熱量測定装置(NanoDSC)、等温熱量測定装置(TAM) ☆熱物性測定装置/熱伝導率測定装置(DTC・FOX)、熱拡散率測定装置(DLF、DXF)熱膨張率測定装置(TMA,DIL)、光学式熱膨張率測定装置(ODP、HM) ☆疲労試験機/ElectroForceシリーズ・BioDynamicシリーズ