【ポスター】Affinity ITC,NanoDSC
高い信頼性を提供!幅広い分子間相互作用の測定のための優れたツール
等温滴定型熱量計(Isothermal Titration Calorimeter: ITC)は、一定温度下での滴定に伴う熱量変化を検出する装置であり、主に分子間相互作用解析に用いられます。 分子同士が結合する時に発生する微小な熱量変化を計測し、得られる滴定曲線から、結合比(n)、結合定数(Ka)、結合のエンタルピー変化(ΔH)を求めることが可能です。 Nano DSC 希薄溶液中にて、タンパク質、核酸などの生体高分子を温度掃引することで、 変性中点温度(Tm), エンタルピー(∆H), 熱容量の差(ΔCp)を測定し フォールディングの熱力学量、ドメイン構造の研究、熱安定性、熱プロセスの可逆性、安定性評価 高親和性結合の評価 、リガンドとの結合実験などを目的とした生体高分子用示差走査熱量計です。
基本情報
TA instrumentsのAffinity ITCとは、 【特長】 ■AccuShot最良の攪拌のために適切な位置に滴定サンプルを送液 ■FlexSpin革新的な低速攪拌、効率的な混合と高感度を提供 ■ユーザーが選択可能なクリーニングシステムは測定間に生じるコンタミを排除 ■正確で信頼性の高い滴定のためのインテリジェントハードウエアポジショニング ■等温温度制御用の固体素子アクティブヒーティング&クーリング TA instrumentsのNanoDSCとは、 【特長】 ■内蔵した精密加圧システムにより、セル内の圧力を正確かつ一定に維持 ■凝集、沈殿傾向のあるサンプルが分析可能なキャピラリーセル設計 ■比類なきパフォーマンスを発揮するための最高の感度、最小のセルボリューム ■正確なモデルフィッティングとマルチファイルバッチ処理が可能なNanoAnalyzeソフトウェア
納期
応相談
用途/実績例
※こちらのページからは総合カタログがダウンロード可能です。 個別の製品カタログは表紙のみとなりますので、完全版をご希望の方は弊社営業担当にお申し付けください。
関連動画
カタログ(14)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(5)
-
4月オンラインLIVEセミナー開催!〜タンパク質分析セミナー~
13:00~14:00 ITC活用例 ―結合力以外にも有用な情報が― 京都府立大学 織田 昌幸 氏 ITC(Isothermal Titration Calorimeter)は、一定温度下で滴定に伴う熱量変化を検出する装置で、主に分子間相互作用解析に用いられます。タンパク質など生体高分子のKaやKdといった結合力に関する情報だけでなく、結合比や結合熱力学量(ΔHやΔS等)の情報も得られ、これらが如何に有用で、活用できるかを、具体的な事例に基づき、ご紹介します。 14:00~14:30 等温滴定熱量計(ITC),生体高分子用示差走査熱量計(DSC)のご紹介 TAインスツルメント アプリケーション課 前田 美奈子
-
7月オンラインLIVEセミナー開催!〜タンパク質分析セミナー~
13:00~14:00 等温滴定型熱測定を用いた睡眠物質合成酵素とリガンドの相互作用解析 近畿大学 理工学部 生命科学科 講師 島本 茂 氏 等温滴定型熱量測定(isothermal titration calorimetry; ITC)は,化学修飾,固定化や検出プローブなどが必要なく,より生体内で存在する状態に近いかたちで分子間の相互作用を検出できるのが大きな利点であり,さらに,相互作用に関するほぼ完全な熱力学的パラメータが得られる手法である。ここでは,哺乳類の脳内で睡眠物質合成酵素として働くリポカリン型プロスタグランジンD合成酵素(L-PGDS)とそのリガンドであるプロスタグランジン(PG)の相互作用を等温滴定型熱測定法(ITC)によって解析し,構造情報と照らし合わせた酵素反応メカニズムの解明について紹介する。 14:00~14:30 等温滴定熱量計(ITC),生体高分子用示差走査熱量計(DSC)のご紹介 TAインスツルメント アプリケーション課 前田 美奈子
-
※申し込み終了※4月オンラインLIVEセミナー開催!〜バッテリーセミナー〜
4月2日(金)、国立研究開発法人 産業技術総合研究所 エネルギー・ 環境領域省エネルギー研究部門/ 齋藤 喜康 様をお招きして、バッテリー オンラインセミナーを開始致します。 バッテリーの研究・開発に是非お役立てください。 また、弊社のグループ会社/日本ウォーターズの講演もございます。 皆様のお申込み、お待ちしております。 【ご参加ツール】Zoom *Webブラウザからもご参加いただけます。 (Zoomアプリケーションをダウンロードせずにご参加可能) 参加費:無料 内容および申し込みは詳細ページをご覧ください。 また受講のご連絡は、開催一週間前にメールにてお知らせします。 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 齋藤 喜康 氏 【題目】リチウムイオン電池の研究開発における熱測定・熱分析の活用 他
-
※申し込み終了※2月オンラインLIVEセミナー開催!〜医薬品セミナー〜
★ 2月10日開催!医薬品オンラインセミナーのお知らせ ★ 2月10日、国立研究開発法人物質・材料研究機構の川上先生(医療応用ソフトマターグループグループリーダー/主席研究員、併任 筑波大学大学院 数理物質科学研究科 物質・材料工学専攻 教授)をお招きし、医薬品の分析・評価についてのセミナーを開催致します。 また、弊社のグループ会社/日本ウォーターズの講演もございます。 お申込みお待ちしております。 【ご参加ツール】Zoom *Webブラウザからもご参加いただけます。 (Zoomアプリケーションをダウンロードせずにご参加可能) 参加費:無料 内容および申し込みは詳細ページをご覧ください。 また受講のご連絡は、開催一週間前にメールにてお知らせします。 国立研究開発法人物質・材料研究機構 川上 亘作 氏 【題目】医薬品研究ツールとしての熱分析装置:単なる評価手段から一歩踏み込んだ活用術 他
-
※申し込み終了※7月オンラインLIVEセミナー開催!〜タンパク質分析〜
★ タンパク熱量測定&抗体エンジニアリングのオンラインセミナー開催 ★ この度、「抗体エンジニアリング」に関するオンラインセミナーを 開催致します。講師に東京大学医科学研究所の長門石先生をお迎えし タンパク熱量測定と抗体エンジニアリング研究の最先端情報をご講演 いただきます。また、弊社から等温滴定熱量計(ITC)や生体高分子用 示差走査熱量計(DSC)などの装置情報、グループ会社のWaters社からは 抗体分析特化したHPLC, UPLC技術について紹介させて頂きます。 ご自宅や職場からお気軽にご参加ください。 【ご参加ツール】Zoom *Webブラウザからもご参加いただけます。 (Zoomアプリケーションをダウンロードせずにご参加可能) 参加費:無料 ※ソフトの仕様上、人数制限がございます。お早めにお申し込みください。 内容および申し込みは詳細ページをご覧ください。 また受講のご連絡は、開催一週間前にメールにてお知らせします。
取り扱い会社
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパンはTA Instruments100%出資による日本法人です。 熱分析・レオロジー・マイクロカロリーメーターと力学解析の装置販売、メンテナンスサポート、デモンストレーション測定、技術セミナーを行っており、材料の最新情報を皆様にご提供し、また材料測定の技術開発に取り組んでおります。 【主要取扱装置】 ☆熱分析/示差走査熱量計(DSC)、熱重量測定装置(TGA)、熱重量示差熱分析装置(SDT/TG-DTA)、蒸気吸脱着装置(Q5000SA) ☆粘弾性測定(レオロジー)/回転型レオメーター(DHR・ARES)、動的粘弾性測定装置(RSA・DMA・EF3200)、ゴム試験用キュアメーター(RPA) ☆微小熱量測定(カロリーメーター)/等温滴定熱量計(ITC)、微小熱量測定装置(NanoDSC)、等温熱量測定装置(TAM) ☆熱物性測定装置/熱伝導率測定装置(DTC・FOX)、熱拡散率測定装置(DLF、DXF)熱膨張率測定装置(TMA,DIL)、光学式熱膨張率測定装置(ODP、HM) ☆疲労試験機/ElectroForceシリーズ・BioDynamicシリーズ