示差走査熱量計 Nano DSC (カロリーメーター)
生体高分子の物性評価のために
基本情報
オプションのオートサンプラを接続することで、Nano DSCの優れたベースラインの再現性、低ノイズ、感度を損なうことなく非常に微量な生体高分子の小さな変化を測定することができます。 <仕様> 温度範囲:-10℃ ~ 130℃ スキャン速度:0.001°C ~ 2°C/分 短期ノイズ:0.015µワット ベースライン再現性:0.028µワット セル容積:300 µL セル構成:固定、キャピラリー セル材料:白金 圧力摂動熱量分析 (PPC) 最大6の雰囲気を内蔵 熱測定タイプ:電力消費 自動仕様 サンプル容量:2つの標準プレート x 96ウェル x 1000µL/ウェル サンプルトレー温度制御範囲:4°C ~ 室温 洗浄/すすぎバッファーポート:サンプル/参照セルは4、サンプルハンドリングシリンジは2
価格情報
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納期
型番・ブランド名
Nano DSC
用途/実績例
アプリケーション例 ・生体高分子の組成と溶媒和 ・生体高分子の安定性(タンパク質変性) ・生体高分子の構造(ドメイン構成) ・生体高分子−リガンド相互作用 ・生体高分子の容積特性 ・至適バッファーのスクリーニング
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4月オンラインLIVEセミナー開催!〜タンパク質分析セミナー~
13:00~14:00 ITC活用例 ―結合力以外にも有用な情報が― 京都府立大学 織田 昌幸 氏 ITC(Isothermal Titration Calorimeter)は、一定温度下で滴定に伴う熱量変化を検出する装置で、主に分子間相互作用解析に用いられます。タンパク質など生体高分子のKaやKdといった結合力に関する情報だけでなく、結合比や結合熱力学量(ΔHやΔS等)の情報も得られ、これらが如何に有用で、活用できるかを、具体的な事例に基づき、ご紹介します。 14:00~14:30 等温滴定熱量計(ITC),生体高分子用示差走査熱量計(DSC)のご紹介 TAインスツルメント アプリケーション課 前田 美奈子
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7月オンラインLIVEセミナー開催!〜タンパク質分析セミナー~
13:00~14:00 等温滴定型熱測定を用いた睡眠物質合成酵素とリガンドの相互作用解析 近畿大学 理工学部 生命科学科 講師 島本 茂 氏 等温滴定型熱量測定(isothermal titration calorimetry; ITC)は,化学修飾,固定化や検出プローブなどが必要なく,より生体内で存在する状態に近いかたちで分子間の相互作用を検出できるのが大きな利点であり,さらに,相互作用に関するほぼ完全な熱力学的パラメータが得られる手法である。ここでは,哺乳類の脳内で睡眠物質合成酵素として働くリポカリン型プロスタグランジンD合成酵素(L-PGDS)とそのリガンドであるプロスタグランジン(PG)の相互作用を等温滴定型熱測定法(ITC)によって解析し,構造情報と照らし合わせた酵素反応メカニズムの解明について紹介する。 14:00~14:30 等温滴定熱量計(ITC),生体高分子用示差走査熱量計(DSC)のご紹介 TAインスツルメント アプリケーション課 前田 美奈子
取り扱い会社
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパンはTA Instruments100%出資による日本法人です。 熱分析・レオロジー・マイクロカロリーメーターと力学解析の装置販売、メンテナンスサポート、デモンストレーション測定、技術セミナーを行っており、材料の最新情報を皆様にご提供し、また材料測定の技術開発に取り組んでおります。 【主要取扱装置】 ☆熱分析/示差走査熱量計(DSC)、熱重量測定装置(TGA)、熱重量示差熱分析装置(SDT/TG-DTA)、蒸気吸脱着装置(Q5000SA) ☆粘弾性測定(レオロジー)/回転型レオメーター(DHR・ARES)、動的粘弾性測定装置(RSA・DMA・EF3200)、ゴム試験用キュアメーター(RPA) ☆微小熱量測定(カロリーメーター)/等温滴定熱量計(ITC)、微小熱量測定装置(NanoDSC)、等温熱量測定装置(TAM) ☆熱物性測定装置/熱伝導率測定装置(DTC・FOX)、熱拡散率測定装置(DLF、DXF)熱膨張率測定装置(TMA,DIL)、光学式熱膨張率測定装置(ODP、HM) ☆疲労試験機/ElectroForceシリーズ・BioDynamicシリーズ