タクボエンジニアリング株式会社 営業本部／東金テクニカルセンター 公式サイト

先進的なフォルムを持つ回転塗装専用塗装ロボット「スワン」誕生

デザイン化された塗装ロボット 今までの塗装用ロボットは、味気ない固いイメージをもつものでした。スワンは、塗装が役目。高品位に美しく塗装するロボットであるから自らが美しくなくてはいけません。そのフォルムは、無駄な贅肉をも削ぎ落し、塗装コストに無駄の無いコンセプトをスリムな形に表現しました。 タクボエンジニアリングが永年培った塗装技術の集大成Rの技術専用に開発され、それを実現する為のフォルムがコンセプトと合体。そのたたずまいは、湖に浮かぶ白鳥の様でスワンと名付けました。 自然に生きるたくましさと、無駄の無いいでたち、自然界に生きる生き物達にならいその高いパフォーマンスをロボットに託しました。 塗装の為の塗装ロボットではなく、塗装で生き抜く為の塗装ロボットスワンが誕生しました。

回転塗装専用ロボットスワン。塗装に必要な機器が１セットに。少量多品種生産向け

タクボエンジニアリングが独自に開発した、ロボットによる回転塗装技術「Rの技術」を踏襲した、回転塗装専用の小型塗装ロボットです。 円形治具を一度に2リング同時に塗装可能。低圧時における塗料の微粒化に優れた独自開発のスワン専用スプレーガンが標準で2丁装備されています。 回転機構を装備したWターンと4軸小型防爆タイプのロボットが一体化したコンパクトな塗装専用ロボットです。 適応ワークは幅広く、コスメパーツから、モバイル通信機器、自動車内外装部品に至まで、小物から中物サイズのワークを、薄膜多重塗りの原理により薄くきれいにしかも、速く塗装します。 作成した塗装データは、スワンロボット同士であれば、簡単な設定次第で共有が可能。各地に点在する工場間における塗装品質のバラツキを無くすことが可能になります。

少量多品種、バッチ生産に対応。 既存のブース前に設置。即生産可能なロボットシステム。

・安全性を高める防爆モータ使用 ・設置を容易にする架台装備 ・不良を出さない高精度回転駆動付きダブルターン搬送装置 ・1台のロボットで２コート可能な塗料回路 ・一度の塗装で2リングジグを同時に生産 ・新技術クロスモーションバー採用 ・塗装時間や作業時間を短縮するオリジナルティーチングソフト ・塗料の無駄な使用をなくすワンカップシステム テクニカルセンターにはスワンロボットの実機を展示し、また、塗装生産環境を再現したデモルームに、スワンロボットを設置しています。 塗装のデモンストレーション受付中です。

アンテナカバー　シャークアンテナ塗装に強い　スワン 回転塗装で決まるランニングコスト削減

塗装ロボットにスワンを使用し、シャークアンテナを円形リング治具に複数個取り付け、スコッチガンを2ガン装着。2リング同時に塗装します。 ワーク数：10個、塗装時間：約43秒/2治具、塗料使用量：約6g/個

設置が簡単コンパクト設計、据え付け後直ちに塗装生産が可能。 安全性を高めた防爆塗装ロボット。

防爆塗装ロボットスワン ・自立型4軸ロボット：回転塗装専用に開発されたスワンは、塗装に必要な最低限の軸数で構成しています。また、回転塗装を実現させる為にクロスモーションバーを新開発し塗装専用ロボットを確立しています。 Rの技術専用ロボット：スワンは回転塗装専用ロボット。ワークを回転させて、低圧霧化での微粒化に優れたオリジナルスコッチガンで塗装します。薄膜の多重塗装方式により薄膜で高品位な塗装ができ、最低限の塗料消費量で塗装を完成させます。 ・2個のガンで同時塗装：1台のロボットで最大の生産効果を上げる技術に取り組んできたタクボエンジニアリングは、スワンにもそのコンセプトを継承。得意なシリンジポンプシステムを標準装備し複数個のガンに、バランスよく一定量の塗料を供給し製品のバラツキを無くしています。 ・Wターン機構内蔵：高精度なWターンは、塗装後の不良を無くしさらに、ハンドリングロボットと連携させた自動化を考慮しています。バッチ式から自動化まで対応した機器構成です。 ・塗装に必要な機器がセット：ガン、ロボット、搬送装置、回転機構、コントローラ、シリンジポンプがセット化して販売います。