【アプリケーションノート】セルベースアッセイの自動化
NCI-60細胞株パネルを用いた抗がん剤に対する薬効プロファイリング
NCI-60パネルは、さまざまながん細胞株を集めたパネルであり、抗がん剤活性を評価するため、創薬における最も重要なツールの1つです。細胞株は分子生物学的アッセイなど一般的に使用されますが、NCI COMPAREデータベースなどのバイオインフォマティクスと組合せると、NCI-60パネルから得られた結果は、新規化合物に対する薬効メカニズムを推定することも可能です。大規模な化合物の種類に対する薬効評価は、最初に単一の濃度でテストされます。細胞増殖阻害や細胞毒性を示すヒット化合物は、希釈系列を作成して複数の細胞株に対して詳細にプロファイリングされます。 テカンとドイツのバイオ企業European ScreeningPort GmbHは、このセルベースのアッセイソリューションを実証するプロトコルを開発しました。自動化された液体分注処理から検出までセルベースアッセイの専門知識を組み合わせて、高速で信頼性の高い完全自動化アッセイを提供します。Fluentを用いたサンプル調整を行った後に、ルシフェラーゼ検出による細胞ATPの測定(CellTiter-Glo、Promega)を用いて細胞生存率を測定しました。
基本情報
※詳しくはPDFをダウンロード、もしくはお問合せください。
価格帯
納期
型番・ブランド名
398334
用途/実績例
セルベースアッセイ
カタログ(8)
カタログをまとめてダウンロード取り扱い会社
Tecan は1980 年にスイスで設立されたライフサイエンス研究支援機器の製造・開発を手がける会社です。多くのお客様に支えていただき、日本においては2022 年に創立30 周年を迎えることができました。 テカンジャパンは、2 つのビジネスを展開しております。 エンドユーザーの皆さまに自動分注機やマイクロプレートリーダー等のテカンブランドの製品をお届けするライフサイエンス・ビジネスと、パートナー企業にお使いいただくコンポーネントや機器をOEM 製品としてお届けするパートナリング・ビジネスです。 お客様は、疾患研究、ドラッグディスカバリー、バイオテクノロジー関連をはじめ、臨床検査(がん診断、感染症診断、検査センター等)、科学分析、ロボティックサージェリー分野に至るまで多岐にわたります。 私どもの意義、人々の暮らしと健康をよりよくすること ー テカンジャパンは、お客様の日々の活動をサポートすることを通じ、ライフサイエンス業界から診療所に至るまで、ヘルスケアイノベーションが世界規模となっていくことに貢献することを目指します。