サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社の会社ロゴ画像です サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社/Thermo Fisher Scientific K.K. 公式サイト

【事例紹介】ヘッドスペースGCによる食品包装中の残留溶媒分析

欧州標準EN 13628-1メソッドに従ったヘッドスペースGC-FID/MSによる食品包装中の残留溶媒分析

食品包装の化学成分(特にポリマー、染料、インク由来)は、食品に移行することで、消費者に健康上のリスクをもたらす可能性があります。米国では、残留溶媒と不揮発性食品添加物に適用される移行上限は50 ppmです。また、フレキシブル包装中の残留溶媒の正確な定量も、EN 13628-1:2002などの設定メソッドで規制されています。 固体ポリマー中の揮発性不純物の分析を液体注入で実施する場合、サンプルを適切な溶媒に溶解するという煩雑な作業が必要です。また、不揮発性長鎖ポリマーを含む高粘度溶液がGCインジェクターポートが汚染するため、頻繁なメンテナンスによる分析コストの上昇を引き起こします。一方、ヘッドスペースサンプリングを使用すると、食品包装サンプルから揮発性成分を迅速かつ簡単に抽出するため、時間のかかるサンプル調製は不要となります。 本技術資料では、TriPlus 500ヘッドスペース(HS)オートサンプラーを用いて行った、食品包装材料中の残留溶媒分析の定量結果をご紹介します。デュアル検出器FID/MSの構成により、未知の不純物の検出、同定(水素炎イオン化検出)、確認(質量分析検出)が可能でした。

ガスクロマトグラフィーシステムの詳細ページはこちら

基本情報

詳細はお問合せいただくか、PDFをご覧ください。

価格帯

納期

用途/実績例

詳細はお問合せいただくか、PDFをご覧ください。

【事例紹介】ヘッドスペースGC-FID/MSを用いた食品包装中の残留溶媒分析

アプリケーションノート

ガスクロマトグラフ『Trace 1600シリーズ GC』

製品カタログ

シングル四重極GC-MS『ISQ 7610』

製品カタログ

Chromeleonクロマトグラフィーデータシステム(CDS)カタログ

製品カタログ

取り扱い会社

サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドの日本法人である、サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社は、総合システム分析機器およびバイオ関連機器、研究用試薬などの販売会社です。日本国内では横浜、東京、大阪、福岡、名古屋に拠点を持ち、質量分析計をはじめとする各種分析機器、各種バイオ関連機器、計測器、医療機器、ラボ用ソフトウエア、研究用試薬を取り扱っています。

おすすめ製品