デジタルファクトリー製品FASTSUITE Edition 2
自動化工場の実現を促進する高機能ロボットシミュレーターFASTSUITE Edition 2が製造プロセスに付加価値を提供
スマートファクトリーの実現に向けて、今日なにから投資するか? 汎用高機能ロボットシミュレーションにフォーカスしつつ、生産設備レイアウト設計からオフラインプログラミングに至る全工程をカバーします。 デジタルファクトリーとロボットオフラインの普及促進のために下記の新技術基準に基づいて開発されております。 1)お客様の要望に沿った柔軟なパッケージ構成が可能で、価格性能比で世界最高水準を達成 2)直感的でアシスト機能付き簡単操作を実現した革新的なユーザーインターフェースを実装 3)大規模データでもストレスのない高速演算処理を実現した世界最高レベルの64ビット対応シミュレーションエンジンを搭載 4)特殊な加工技術にも容易にカスタマイズ適合できるモジュラー型ソフトウェアプラットフォーム 5)製造属性やキネマティックスを含むメカトロニカルコンポーネントとして定義されるデジタル設備モデル構造を採用 6)インダストリー4.0の実現に向けて世界標準化が進む新技術基盤を多数採用
基本情報
1)リソースビルダー ロボット、加工機、コンベア、冶具などの生産設備は、スケルトンテンプレートを使って効率的にデジタル設備モデルとして定義され、カタログ化が可能。デジタル設備モデルは、3D形状だけでなく、キネマティックス、メカニカルアダプター、エレクトリカルアダプターで構成され、高パフォーマンスシミュレーションのために軽量化・簡略モデルとしてサポート 2)レイアウトビルダー デジタル設備モデルを使ってワークセルやライン全体のレイアウト設計・検討を行うツールです。 ロボット1台の単一セルから複雑な自動化生産ラインに至るまですべてのデジタル設備モデルを論理的に結合。ピック&ドロップのロボット教示、シミュレート機能や到達性検討などの設備成立性検討も可能。 3)オフラインプログラミング ワークピースに加工技法を定義するという「プロセスジオメトリ」の考え方を採用しており、加工対象の3Dデータを利用してロボットや加工機の動作を定義し、シミュレーション検証を行います。ロボットアーム先端に取付けられたガンツール情報から合致する加工技法が自動的に選択され、動作軌跡の最適化・自動化が可能となります。
価格帯
100万円 ~ 500万円
納期
~ 1ヶ月
型番・ブランド名
FASTSUITE Edition 2 デジタルファクトリー製品
用途/実績例
スポット溶接ロボット、アーク溶接ロボット、ローラーヘミング、塗装ロボット、離形剤塗布、レーザカッティング、シーリング、バリ取り、シーム溶接、ミリング、レーザ金属粉体肉盛、ショットピーニング、非破壊検査、表面研磨、
関連動画
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航空機製造のために開発された8軸ロボットシステム向けにオフラインプログラミングや仮想試運転検証をサポートするため、8軸ロボットシミュレーション機能がFASTSUITE 上で開発された。
川崎重工業株式会社航空宇宙カンパニーが開発した8軸ロボットシステム向けにテックスイートジャパンは、オフラインプログラミングや仮想試運転検証をサポートするため8軸ロボットシミュレーション機能をFASTSUITE 上で開発した。 従来の6軸垂直多関節ロボットは、空間上を最低限動き回れるものの姿勢の自由度が低いため、障害物に囲まれた動作環境において衝突を回避しながら目的位置へ到達することが困難なケースがあった。 8軸ロボットシステムの姿勢自由度には冗長性があるため、TCP(手先位置)を固定したまま姿勢のみ変更することが可能です。たとえば、教示作業中にアームが障害物と干渉しそうになった際、干渉を回避できる姿勢へ容易に変更できます。 また、6軸ロボットと比較してアームの全長が長大なため、高所から低所まで幅広い領域を1台でカバーできます。 FASTSUITE Edition2を活用した事前検証技術は、現場でのロボット教示作業時間の削減に寄与します。 このロボットシステムの実機デモ実演は、2024年7月4日~6日まで開催されたロボットテクノロジージャパン名古屋で実演されました。
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2017 国際ロボット展 ロボットシミュレーションゾーン
2017 国際ロボット展に出展いたします。 出展製品情報: FASTSUITE製品は、市場が求めるデジタルファクトリーの新基準となるテクノロジーを搭載したソフトウェアです。汎用高機能ロボティックスやNCマシニング、各種加工テクノロジーにフォーカスしつつ、生産設備レイアウト設計からオフラインプログラミング、バーチャル試運転に至る全工程をカバーします。 出展製品名: FASTSUITE Edition-2
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Automatica 2018(ドイツ・ミュンヘン市) 入場チケット無料進呈 ロボット・オートメーション・メカトロニクスの国際展示会
デジタルファクトリー製品FASTSUITE Edition2をデモ展示致します。 今回実演デモを行うVirtual Commissioning(バーチャル試運転)は、OPC-UA経由でFANUC製ロボットコントローラー及び三菱電機製PLCを接続して、実設備のバーチャルモデルを使って試運転テストを行う画期的なデモになります。 その他、スポット、アーク溶接やレーザーカットなどの多様な加工テクノロジーに適合したロボットオフラインプログラミングのデモ展示も実施いたします。Industry 4.0の実現に向けた最新技術を披露いたします。
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Automatica 2018 国際オートメーション・メカトロニクス見本市 =CENIT、次世代3D シミュレーションソフトウェアFASTSUITE Edition 2を展示=
シュトゥットガルト、2018年5月10日 - Automatica 2018において、IT及びソフトウェアコンサルティング企業であるCENIT社がFASTSUITE Edition 2 の最新バージョンを展示する。「デジタルファクトリー向け次世代3Dシミュレーションソフト」 - ホールB5,ブース506 - 今回の特徴: 複雑で高度なロボット適用業務に対応するオフラインプログラミングの長所に加え、さらにレイアウト設計からPLCプログラム検証、バーチャル試運転までの機能を拡張 CENIT社は、Automatica会場内において、自社ブースに加え、FANUCブース、KAWASAKIブースの3ヶ所でFASTSUITE Edition 2の各ハイライト機能について展示デモを実施する。特に、日本の大手自動車部品メーカーである「ヒロテック社」にて適用されているドア生産ラインの生産設備セルのデジタルツイン事例を自社ブースでデモ展示する。この実工場と同様のバーチャル工場は、FANUC社製ロボットコントローラ及び三菱電機製PLCコントローラーともオンライン接続されている。
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ジェトロ サクセスストーリーにセニットジャパンが紹介される
日本の製造現場では、まだ生産ラインでの3D シミュレーション技術の応用が進んでいない中、同社はスマート工場システムを構築すべく、日本企業との協業により、その技術の普及に取り組んでいる。 同社はサイバー空間内に仮想工場を構築するソフトウェア「FASTSUITE Edition2」を開発し、製品化している。このソフトは、工場にある設備、製品、工程、制御などのデータを使用し、仮想のサイバー空間内で実際の工場と同じ稼働をさせ、ネットワーク経由で収集した工場内のデータを用いて、製品の製造前に必要な検証と解析を行い、生産ラインの最適化を提案 する。製造過程で発生し得る不具合を削減し、将来的には工場を無人化に近づけていくことで生産性の向上とコスト削減に寄与することを目標とする。 セニット・ジャパン株式会社は、日本において外国企業が日本企業などと連携して取り組むIoT におけるプロジェクトを支援する、ジェトロの「グローバルイノベーション拠点設立等支援事業」に2016 年6 月に採択された。その事業の一環として、2016 年秋、広島に本社を置く国内有数の自動車車体部品メーカーと提携し、実証研究に取り組んだ。
取り扱い会社
株式会社テックスイートジャパンは、CENIT AG(ドイツ、シュツットガルト)の100%子会社として2011年7月1日に設立され、 2023年6月1日にCENIT AGが保有する当社株式100% が株式会社アルゴグラフィックスに譲渡されました。 今後は、CENIT AG社製品の日本におけるマスターリセーラー(総代理店)として、引き続き日本の製造業のお客様に対して、最新のロボットオフラインプログラミング及びデジタルツインファクトリー製品の販売及び技術サービスを提供してまります。 工場の自動化を推進する仮想メカトロニクス検証から、ロボットオフラインプログラミング、さらにはバーチャルコミッショニングまでのソフトウェアツールの提供とプロフェッショナル技術サービスを通して、デジタルツインファクトリーの実現を目指し、お客様の革新的な生産技術システムの構築を支援いたします。