仮想メカトロニクス検証
仮想設備モデルの制御ロジックと挙動モーション検証を同一環境で実施可能。 機械チームと制御設計チームのコラボレーションツール
基本情報
1)リソースビルダー(治具の挙動設計) エンドエフェクターやポジショナーなどの生産設備は、スケルトンテンプレートを使って機構定義と挙動定義され、設備ライブラリーとして保存されます。 2)レイアウト検討 挙動定義された設備部品を使ってワークセルやラインのレイアウト設計・検討を行います。 ロボットを含まない装置からロボット1台の単一セル、複雑な自動化生産ラインに至るまですべてのデジタル設備モデルを論理的に構築します。 3)パス作成とシミュレーション検討 シンプルティーチング機能やCAD to Path自動パス作成機能を使って動作モーションデータを作成します。信号起動による仮想設備のロジック検証とモーション検証を同時に実施する事が可能で、到達性検討や干渉チェックなどの成立性検討を素早く実施できます。 4)データインポート CAD中間フォーマット(STEP,IGES, JT, Parasolid, VRML, STL)の入力機能は、標準装備されており、CATIA, NX, Creo, SolidWorksなどのCADネイティブデータのダイレクト入力もサポートしています。
価格帯
100万円 ~ 500万円
納期
~ 1週間
型番・ブランド名
FASTSUITE Edition-2 仮想メカトロニクス パッケージ
用途/実績例
自動車 車体溶接ライン 自動車 エンジン加工、組立ライン 輸送機業界の組立ライン NC加工機を含むマテリアルハンドリング 自動化ラインにおける設備検討とロボットティーチング
詳細情報
関連動画
カタログ(4)
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2017 国際ロボット展 ロボットシミュレーションゾーン
2017 国際ロボット展に出展いたします。 出展製品情報: FASTSUITE製品は、市場が求めるデジタルファクトリーの新基準となるテクノロジーを搭載したソフトウェアです。汎用高機能ロボティックスやNCマシニング、各種加工テクノロジーにフォーカスしつつ、生産設備レイアウト設計からオフラインプログラミング、バーチャル試運転に至る全工程をカバーします。 出展製品名: FASTSUITE Edition-2
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Automatica 2018(ドイツ・ミュンヘン市) 入場チケット無料進呈 ロボット・オートメーション・メカトロニクスの国際展示会
デジタルファクトリー製品FASTSUITE Edition2をデモ展示致します。 今回実演デモを行うVirtual Commissioning(バーチャル試運転)は、OPC-UA経由でFANUC製ロボットコントローラー及び三菱電機製PLCを接続して、実設備のバーチャルモデルを使って試運転テストを行う画期的なデモになります。 その他、スポット、アーク溶接やレーザーカットなどの多様な加工テクノロジーに適合したロボットオフラインプログラミングのデモ展示も実施いたします。Industry 4.0の実現に向けた最新技術を披露いたします。
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Automatica 2018 国際オートメーション・メカトロニクス見本市 =CENIT、次世代3D シミュレーションソフトウェアFASTSUITE Edition 2を展示=
シュトゥットガルト、2018年5月10日 - Automatica 2018において、IT及びソフトウェアコンサルティング企業であるCENIT社がFASTSUITE Edition 2 の最新バージョンを展示する。「デジタルファクトリー向け次世代3Dシミュレーションソフト」 - ホールB5,ブース506 - 今回の特徴: 複雑で高度なロボット適用業務に対応するオフラインプログラミングの長所に加え、さらにレイアウト設計からPLCプログラム検証、バーチャル試運転までの機能を拡張 CENIT社は、Automatica会場内において、自社ブースに加え、FANUCブース、KAWASAKIブースの3ヶ所でFASTSUITE Edition 2の各ハイライト機能について展示デモを実施する。特に、日本の大手自動車部品メーカーである「ヒロテック社」にて適用されているドア生産ラインの生産設備セルのデジタルツイン事例を自社ブースでデモ展示する。この実工場と同様のバーチャル工場は、FANUC社製ロボットコントローラ及び三菱電機製PLCコントローラーともオンライン接続されている。
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ジェトロ サクセスストーリーにセニットジャパンが紹介される
日本の製造現場では、まだ生産ラインでの3D シミュレーション技術の応用が進んでいない中、同社はスマート工場システムを構築すべく、日本企業との協業により、その技術の普及に取り組んでいる。 同社はサイバー空間内に仮想工場を構築するソフトウェア「FASTSUITE Edition2」を開発し、製品化している。このソフトは、工場にある設備、製品、工程、制御などのデータを使用し、仮想のサイバー空間内で実際の工場と同じ稼働をさせ、ネットワーク経由で収集した工場内のデータを用いて、製品の製造前に必要な検証と解析を行い、生産ラインの最適化を提案 する。製造過程で発生し得る不具合を削減し、将来的には工場を無人化に近づけていくことで生産性の向上とコスト削減に寄与することを目標とする。 セニット・ジャパン株式会社は、日本において外国企業が日本企業などと連携して取り組むIoT におけるプロジェクトを支援する、ジェトロの「グローバルイノベーション拠点設立等支援事業」に2016 年6 月に採択された。その事業の一環として、2016 年秋、広島に本社を置く国内有数の自動車車体部品メーカーと提携し、実証研究に取り組んだ。
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豊電子工業が自動化ラインのバーチャル試運転検証を実用化
シュトゥットガルト 2021年7月、日本を代表するロボットシステムインテグレーターである豊電子工業(愛知県刈谷市、盛田高史社長)は、自動化生産ラインのデジタルツールに関して、CENIT社のFASTSUITE Edition2 シミュレーションソフトウェアを採用してデジタルツインファクトリーを実現する。 仮想試運転機能は、豊電子工業が戦略的目標を達成するための中心的な要素の1つです。 「さまざまな機械、設備、センサー、ロボットを含む一般的な自動化システムの場合、お客様の現場で最終的な試運転テストを行うことは不可欠です。仮想試運転機能は、プロジェクトの実行において、品質、効率、収益性を向上させる明確な技術であると考えています。」 豊電子工業常務執行役員の成瀬雅輝氏は、このように述べています。 この目的のために、同社はCENIT社のFASTSUITE Edition2 デジタルツインファクトリーソフトウェアを使って2019年に実証実験を実施しました。その結果は、IREX2019(国際ロボット展2019)で発表・実演デモされ、自動車業界をはじめ多くの製造業から多くのポジティブな反響を得ることが出来ました。
取り扱い会社
株式会社テックスイートジャパンは、CENIT AG(ドイツ、シュツットガルト)の100%子会社として2011年7月1日に設立され、 2023年6月1日にCENIT AGが保有する当社株式100% が株式会社アルゴグラフィックスに譲渡されました。 今後は、CENIT AG社製品の日本におけるマスターリセーラー(総代理店)として、引き続き日本の製造業のお客様に対して、最新のロボットオフラインプログラミング及びデジタルツインファクトリー製品の販売及び技術サービスを提供してまります。 工場の自動化を推進する仮想メカトロニクス検証から、ロボットオフラインプログラミング、さらにはバーチャルコミッショニングまでのソフトウェアツールの提供とプロフェッショナル技術サービスを通して、デジタルツインファクトリーの実現を目指し、お客様の革新的な生産技術システムの構築を支援いたします。