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易開封(いかいふう)ミシン刃ユニット

切れにくいフィルムも手でまっすぐカット!

通常手では切れにくいPETやPEを「容易に開封できる」ようにするための刃物です。 「ミシン刃」とは、刃部(切るところ)と谷部(切らないところ)が交互に配置された刃物のことです。 代表的な物にカタカナのハの字が3列並んだものがあります。 湿布剤に使われる包装では、PE(ポリエチレン)とアルミをラミネートした素材が多く使われますが、 この切れにくい原因であるPEに印刷後にミシン目を入れ、その後にラミネートすることで カット時に誘導性を持たせ、開けやすさとバリア性を両立させたパウチ包装が出来上がります。

https://www.tsujikawa.co.jp/achievement/case-3268/

基本情報

既存のスリッター機、リワインダー機への取付改造。 ・最大フィルム幅1500mm ・実績加工速度:150m/min  ・設計速度:200m/min ・刃形状の実績最小隙間0.33mm   意匠登録等への対応の為、オーダーメイドにて形状対応いたします。 独自設計ミシン刃ユニット&ホルダーで、剛性と操作性を両立。 セッティング時間の大幅な短縮を実現しました。

価格情報

・スリッター機・リワインダー機改造・・・600~1000万円 ・ミシン刃リング・・・30~50万円/枚(ハの字3~5列の場合)

価格帯

500万円 ~ 1000万円

納期

応相談

設計3か月、製作3か月 設置希望箇所により設計期間が変動します。

用途/実績例

薬剤湿布剤の包装フィルムや食品の軟包装フィルムに。

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取り扱い会社

創業から100年の時を経て、ツジカワのコア技術である『彫刻』は現在、『飾る技術』『切る技術』『形づくる技術』へと進化を遂げました。 この3つの技術は化粧品・トイレタリー、食品、家電用品、日用品、文など様々な製品に使用されており、ツジカワの技術の成果が生活のあらゆる場面に垣間見えます。創業当時の鏨(タガネ)と槌(ツチ)による伝統の手彫り彫刻を大切にしながら、より様々な製品に対応するために彫刻機やマシニングセンタなどの機械による金属彫刻加工、3Dプリンターや5軸加工機を活用した彫刻造形への挑戦を続けています。この100年伝承されてきた職人技術と最先端テクノロジーを融合させた彫刻技術がツジカワの強みです。 私たちが培ってきた技術は日本だけでなく、世界中の人々の役にも立っています。ツジカワでは近年のグローバル化に伴い、中国、タイ、インドネシア、インド、ベトナムの5ヶ国に進出。日系企業をはじめ、現地のお客様にもツジカワの彫刻技術による高品質な製品を提供しております。 これからの100年も「彫刻技術で世の中を美しく快適にし、人々の心と暮らしを豊かにすること」を使命として、進化と挑戦を行ってまいります。

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