2021年05月10日
ターク・ジャパン株式会社
この加速度センサ技術(MEMS)とジャイロスコープ技術を組み合わせた新しいダイナミック傾斜センサは、従来の信号フィルターよりもはるかに効果的に衝撃や振動の影響を抑える安定かつ正確な角度測定が可能です。 角速度 50°/秒以上のダイナミックな回転運動する箇所にも使用でき、建設機械やAGV、印刷機械のダンサーローラーなどの用途に最適です。
IO-Link対応傾斜センサB1NF&B2NFシリーズは、加速度センサとジャイロスコープを融合、可動部の安定した角度測定が可能
<基本仕様> ▪ 測定⾓度 :1軸 0〜360° :2軸 -85〜+85° ▪ 測定原理 : ・ 静的アプリケーション⽤傾斜センサ ⇒ 加速度センサ(BxN-QR20-IOLシリーズ) ・ 動的アプリケーション⽤ダイナミック傾斜センサ ⇒ 加速度センサ+ジャイロスコープ(BxNF-QR20-IOLシリーズ) ▪ 分解能 :0.01° ▪ 電源電圧 :DC 18〜30 V ▪ 通信インターフェース:IO-Link COM3 ▪ 耐衝撃性 :200 gまたは150 g ▪ 動作温度 :-40〜+85 ℃ ▪ 保護構造 :IP68, IP69K(完全樹脂充填構造) ▪ 塩⽔噴霧や急激な温度変化への耐性強化
独大手FA機器メーカー タークのIO-Link通信 対応製品のダイジェストカタログ
【IO-Linkの概要】 - IO-Linkはそれに対応したセンサ、アクチュエータなどの末端機器とIO-Linkマスタとの間で通信を行うシリアル通信プロトコルです。 - センサ、アクチュエータなどの末端機器がIO-Linkデバイスとなり、リモートI/OなどがIO-Linkマスタとなります。このIO-LinkマスタとIO-Linkデバイス間で1対1のシリアル通信を行います。 - IO-LinkマスタとIO-Linkデバイス間の接続ケーブルには汎用センサ・アクチュエータ用の非シールドの3芯ケーブルが使用可能です。 - 入出力信号(I/Oプロセスデータ)だけでなく、機器の識別情報や診断情報の取得、機器のパラメータ設定などを行うことが可能です。 - センサやアクチュエイターなどのIO-Link対応機器の各種設定や情報の取得はPLCから直接制御することができます。さらに、エンジニアリングツールで行い、タークはさらにFDTフレーム(PACTware等)でマルチプロトコル、マルチベンダーで一括して設定することも可能です。 - 国際規格 IEC 61131-9で規定されたオープンな規格です
タークは、生産システムの状態監視をサポートするIO-Linkシステムや無線システムのネットワーク対応機器をご用意しております。
タークのIO-Link対応センサや状態監視用機器、Modbus RTU対応センサは、生産システムの状態をデジタル化されたデータで提供します。お客様は、センサから提供されるリアルタイムデータを活用することで予期しないシステムダウンのリスクを減少させることができます。 IO-Link対応センサとModub RTU対応センサは、機器の個体情報(シリアル番号や製品型番、ファームウェアVer.など)を確認できるので生産現場の資産管理のデジタル化と計画的な予防保全をサポートします。 タークのマルチイーサネットプロトコル対応IO-Linkマスタとシリアル通信用リモートI/O(Modbus-RTUマスタ)は、同時に2台のネットワークコントローラのリモートI/Oとして使用できます。 また、振動・温度、電力測定、レベル監視、圧力監視に対応した電池内蔵のワイヤレスセンサも取り扱っており、配線レスによる安価な設置費用で設備の状態を監視するシステムもご提案可能です。
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