ニュース一覧
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ハンドヘルド圧力表示器 Model CPH62I0, CPH6200, CPH6300の生産終了について
ハンドヘルド式圧力計のCPH62I0、CPH6200、CPH6300は、部材調達先の生産中止に伴い、生産終了することとなりました。 代替機種として、最新のセンサー技術を搭載したCPH9500を開発中で、2025年に発売予定です。 新しいハンドヘルド Model CPH5000の主な特徴は以下の通りです: ■高圧レンジにも対応 ■精度 0.1 % FS ■高いサンプリングレートと大容量メモリを備えたデータロガー機能 ■圧力、温度、流量、湿度の測定が可能 センサー部のCPT6200およびCPT62I0は引き続き販売可能ですが、新しいCPH5000との互換性はございませんのでご注意ください。 ラストオーダーの受付は2024年11月30日となります。
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WIKAにおける中国防爆「CCC Ex」付き圧力・温度スイッチについて
CCC - 中国防爆認証の証明がなければ、多くの工業製品は中国への輸出が行えません。 従って、この規定に該当する全てのWIKAのスイッチ製品には、対応する証明書 "CCC Ex "が添付されています。 この認証は2002年から施行されています。CCCの導入は中国において、統一の認証基準を設けることを目的で、WTOの規則に従い、国内企業と外国企業およびその商品の平等な扱いを確保することも意図されています。 WIKAでは132の製品がCCCの対象となり、それ以来、CCCの指定の製品は、CCCの証明書がなければ、中国国内で販売・使用することも、中国国内に輸入することもできなくなりました。 WIKAでは "CCC Ex "の表示が義務付けられて以降、認証については以下のプロセスで行っています。 1. 型式試験(Ex製品の評価と認証) 2. 工場検査(各製造拠点の初回認証) 3. 認証後の年次モニタリング監査 4. 5年間の有効期限 すべてのCCC認証と同様に、"CCC Ex "もまた、製造者が年次モニタリング監査を実施することを条件に、試験合格後5年間有効になります。
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WIKAの校正技術における、酸素禁油処理、オイル・グリースフリーの対応
何故酸素の供給ラインでは、酸素禁輸処理、オイル・グリースフリーが重要なのか? 酸素自体は可燃性ではありませんが、酸素は他の物質の燃焼を促進し、特に油脂やその他の物質の自己発火を引き起こす可能性があります。 空気中は燃焼しない物質も、酸素や酸素濃縮空気中では自然発火することがあります。 この現象は、酸素濃縮度がわずか数パーセントの場合でも発生し、特に油脂類(軟膏、ジェル、消毒剤も)は、酸素と接触すると爆発的に反応します WIKAはこのような市場の要求の高まりに対応し、製品専用の特別な洗浄方法を開発しました。 製品完成後と梱包前に洗浄を行い、残留炭化水素を測定します。 基準値として以下の数値を定めています。 炭化水素限界値:最大200mg/m²(ISO15001:2012による) 粒子・繊維:限界値1000μm 判定結果は、検査証明書に記録されます。 洗浄・検査されたデジタル圧力計の圧力接続部には保護キャップを取り付け、機器全体がホイルで密封されます。さらに、製品ラベルには「酸素、オイル、グリースを含まない」と表記します。この測定は、個々のデジタル圧力計ごとに実施します。