オンライン密度計式 水酸化ナトリウム計(苛性ソーダ計)
3年保証、メンテナンスフリー、堅牢で高精度な水酸化ナトリウムセンサー(苛性ソーダセンサー、NaOH計)
苛性ソーダは主にソーダの電解プロセスで作られています。電解方式にはイオン交換膜式(IM 法)と隔膜式(D 法)とがありますが、IM法が多く用いられるようになっていています。 どちらの方式においても電解で得られた溶液を濃縮し、製品苛性ソーダを作る工程が必要です。 また、製造時の苛性ソーダの回収や、その後の精製、再生プロセスに使用することも可能です。他に、濃縮工程、希釈工程などで実績があります。 オンライン密度センサーのパイオニア、アントンパールが提供する高精度な密度センサーで水酸化ナトリウム水溶液の測定が可能な水酸化ナトリウムモニター(苛性ソーダモニター)です。 接液材質の変更も可能な連続測定用センサーのため、幅広い可能性を秘めています。メンテナンスも不要です。密度を直接測定し、濃度に多項式で換算するため、再現性の高さに自信があります。 現状の濃度計では解決できない問題がある場合、アントンパールのセンサーならば解決できるかもしれません。ぜひお問い合わせください。
基本情報
測定対象 : 水、水酸化ナトリウム(苛性曹達)の混合液 測定範囲 : 0-50% (他のレンジについては応相談) 温度範囲 : 0-100℃ (他のレンジについては応相談) 精度 : 0.05% 接液材質 : インコロイ 出力は、密度値、苛性ソーダの濃度値の選択が可能です。密度については、現状の密度値以外に、一定温度の密度値に換算することもできます。 ガラスやプリズムを使用しておらず、アルカリに強いインコロイ(incoloy)が接液部に選択できるため、長期間安心して測定が可能です。また、国内防爆にも対応可能です。 仕様は、実用例ですので、他の測定範囲でも対応可能です。ぜひご相談ください。
価格帯
100万円 ~ 500万円
納期
応相談
型番・ブランド名
L-Dens7400Inc
用途/実績例
プロセスラインでの水酸化ナトリウム濃度測定 プロセス: 精製した塩水で電気分解を行い、水酸化ナトリウムと塩酸を生成します。陰極側の水酸化ナトリウムを濃縮缶で水分を蒸発させて濃縮します。目標の濃度は48%程です。 IM 法では、陰極液出口部に密度式苛性ソーダ計を設置します。この測定値で苛性ソーダが一定の濃度になるよう濃縮缶を制御します。さらに、濃縮缶の出口側にセンサーを設置することで、工程の管理を行うことが可能になります。 出力:アナログ 4-20mA、HART、Modbus RTU、PROFIBUS DP、PROFINET IO、周波数など
詳細情報
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アントンパールは、機械工だったアントン・パールによって1922年にオーストリア・グラーツで設立されました。 現在、世界110か国以上で約4,500人の社員を擁し、研究・開発・品質管理に使用される分析機器の開発、製造、販売、サポートを世界規模で展開しています。 アントンパール・ジャパンは、Anton Paar GmbHの100%子会社として日本のお客様へアントンパール製品の販売およびサポートを提供しています。 東京(本社)と大阪(大阪営業所)にオフィスとラボを構え、ラボには粘弾性測定装置、密度・比重計、マイクロ波試料前処理装置など、ほぼ全ての装置を展示しています。 専門のアプリケーションスタッフによるサンプル測定やデモンストレーション、ユーザートレーニングなど、幅広い用途でご活用いただけます。