マイクロ波合成装置Monowave 400R +ラマン分光
新発明! ラマン分光搭載 研究向 マイクロ波合成(有機合成・無機合成)で合成プロセスのインサイチュモニタリング
Monowave 400 Rは、アントンパール社のCora5001ラマン分光計と組み合わせることによって、化学反応中(インサイチュ)のラマン分光測定が可能です。中間体と短命の遷移状態を特定し、反応速度を調査し、反応の化学組成に関するリアルタイム情報を使用して反応条件を最適化します。非接触測定により、相互汚染や実験間の洗浄の必要性についての心配がなくなります。 1、リアルタイムのラマン分光により、新材料合成の可否が精製や分析を待たずに迅速に評価できる 2、反応プロセスをモニターできるため、中間体の生成など反応への理解が深まる 3、温度と反応プロセスへの理解が深まるため、マイクロ波の出力や温度条件などの合成の最適化が進む 4、終点を把握できるため、望まれない副生成物の発生を抑え、収率の向上が図れる
基本情報
マイクロ波加熱は「局所」を「選択的」に「迅速」に加熱する特性を有します。マイクロ波吸収性の極性基を持つ被反応物は直接加熱されます。 Monowaveは、化学反応全体の溶媒比較に理想的な機器です。最後に、ガラスバイアルに適さない化学物質(フッ素化剤またはアルカリ性サンプル)でさえ、化学的に不活性で堅牢なSiC容器で処理できます。 工具不要で再利用可能な消耗品により、時間、支出、および環境を節約します 各反応バイアルはツール不要で、再利用可能なバイアル、セプタム、およびキャップを使用して、所有コストと研究の環境フットプリントを削減します。
価格帯
500万円 ~ 1000万円
納期
応相談
型番・ブランド名
Monowave 400R (モノウェーブ よんひゃく あーる)
用途/実績例
推奨導入例: ラマン分光とマイクロ波合成装置で合成の効率化(評価の迅速化)を進めると共に、カメラ付き合成装置と直読ルビーセンサーの組み合わせで、温度とビジュアルでの知見も深め合成の最適化を図る
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アントンパールは、機械工だったアントン・パールによって1922年にオーストリア・グラーツで設立されました。 現在、世界110か国以上で約4,500人の社員を擁し、研究・開発・品質管理に使用される分析機器の開発、製造、販売、サポートを世界規模で展開しています。 アントンパール・ジャパンは、Anton Paar GmbHの100%子会社として日本のお客様へアントンパール製品の販売およびサポートを提供しています。 東京(本社)と大阪(大阪営業所)にオフィスとラボを構え、ラボには粘弾性測定装置、密度・比重計、マイクロ波試料前処理装置など、ほぼ全ての装置を展示しています。 専門のアプリケーションスタッフによるサンプル測定やデモンストレーション、ユーザートレーニングなど、幅広い用途でご活用いただけます。