高圧 マイクロ波 前処理装置 Multiwave7x01
元素分析の前処理をの生産性を向上させる、新しい酸分解システム。 かんたん容器、しっかり・まとめて分解、誰でもあんしん
国内外で大好評の Multiwave7000 型は、お客様のニーズに合わせた Multiwave 7101、Multiwave7301、Multiwave7501として、新たに発売されました。 Multiwaveはサンプルを加圧することで、簡単に、安全に酸分解させることに成功した、新しいマイクロウェーブです。 こんなサンプルの最適です。 ◆これまで湿式酸分解が難しかったサンプル ◆レシピ構築が難しかったサンプル ◆反応性が高く、リスクや不安の多かったサンプル また、こんなお客様に好評です ◆別々に処理すべきサンプルが多くて、時間がかかっていたラボ ◆無機分析を始めたばかりで、生産性が上がらないラボ ◆マイクロウェーブは持っているが、安全性の懸念で使用していないラボ 食品、環境、ポリマー、化粧品、医薬品、金属、化学、鉱物、セラミックス、樹脂、石油化学物質など様々な種類のサンプルを同一試験においても確実に分解。 取扱については、バイアルとバイアルラック、それらを入れる蓋つきライナーだけ。 これまでのマイクロウェーブと比べて、軽くて、小さくて、取扱いがかんたんになりました。
基本情報
温度、圧力 :最高300 °C、最大199 bar 容器総重量 :1 kg未満 取扱 :最大41サンプル 最大取扱量 :4g バイアル材質 :石英、ホウケイ酸ガラス、PTFE-TFM 搭載電源 :2000W 寸法 :615×760×470 mm(7501)、 497×742×470 mm(7301、7101) 重量 :110.5~113.5 kg 製薬対応 :CFR 21 part 11準拠 ◆対応 スターラーオプション 初期加圧自動調整 自動洗浄機能 ◆第三者機関の安全認証取得 ◆◆ ここが違う! ◆◆ 〇バイアルの選択肢が多い ・5本~41本掛けまで、9種のバイアルラックを用意 ・バイアル栓:PTFE、石英+シールテープ 目的に合わせて選択 ・バイアル材質は PTFE、ガラス、石英 〇酸の安全対策 ・酸を入れたバイアルラックは、蓋つきライナー(ケース)に入れラボ内を移送 ・ライナーごと装置にかけられるので、取扱いリスクを軽減 ・分析者を守るシールド
価格情報
十分な投資効果があります。 導入後に追加購入されるお客様も多い、その理由については、お問い合わせください。
価格帯
1000万円 ~ 5000万円
納期
応相談
3か月程度 お急ぎの場合は、ご相談ください。
型番・ブランド名
Multiwave7501, Multiwave7301, Multiwave7101
用途/実績例
※電池、半導体、電子部材(コンデンサなど)の材料評価、元素分析のための酸分解、前処理 セラミックス、金属、樹脂など、難分解性サンプルへの対応 ※製薬業界における元素不純物試験のための前処理 多品種を同時分解、同レシピ、リスクの少ない酸で分解させる、生産性向上・作業者の安全性向上・未経験者での業務対応へのサポート ※食品分析でも 反応性の高い試料に高圧チャンバーが安全を提供。高温、高圧で酸のリスクを減らして分解可能 ※受託分析機関での酸分解、前処理 多品種を同時分解、同レシピ、リスクの少ない酸で分解させる、生産性向上・作業者の安全性向上への対応
詳細情報
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プラグオンキャップは通気性があります。窒素ガスによる初期加圧をサンプルに伝えるため、サンプルの突沸を抑制し、爆発的な反応リスクを抑え、安全な分解を実現しています
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サンプルは、バイアルラックにかけて、ライナー(白いケース)に入れて運搬→そのまま装置にかけることができます。移送時は標準付属の蓋を使えるため、酸から分析者を守ります。
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クランプ周りがフラットではなく窪みと排気があるため、意図しないガスの発生から分析者を守ります。 ライナーはリフター機能で自動で取り出すことも可能です。
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加圧チャンバーは水圧試験を受けた頑丈なクランプで閉止されているため安全性が考慮されております。圧力容器は日本国内でも個別検定を受けて出荷されており、安心して使用できます。 また、前面のシールドは、緊急時に分析者を保護します。(予期されない酸の吹き出しなど)
関連動画
ラインアップ(3)
型番 | 概要 |
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Multiwave7301 | Multiwave7x01シリーズの中心装置。従来のMultiwave7000の仕様をそのまま引き継ぎ、細かな点を改良しました。 |
Multiwave7501 | 酸に対し耐久性を高めたモデル。王水、塩酸の取り扱いにも十分に対応しています。 |
Multiwave7101 | 内蔵チラーを取り外したシンプルなモデル。既にラボにチラーがある場合などの選択肢として。 |
カタログ(24)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(1)
取り扱い会社
アントンパールは、機械工だったアントン・パールによって1922年にオーストリア・グラーツで設立されました。 現在、世界110か国以上で約4,500人の社員を擁し、研究・開発・品質管理に使用される分析機器の開発、製造、販売、サポートを世界規模で展開しています。 アントンパール・ジャパンは、Anton Paar GmbHの100%子会社として日本のお客様へアントンパール製品の販売およびサポートを提供しています。 東京(本社)と大阪(大阪営業所)にオフィスとラボを構え、ラボには粘弾性測定装置、密度・比重計、マイクロ波試料前処理装置など、ほぼ全ての装置を展示しています。 専門のアプリケーションスタッフによるサンプル測定やデモンストレーション、ユーザートレーニングなど、幅広い用途でご活用いただけます。