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マイクロウェーブ Multiwave 5001/3001

1台で分解・溶出・溶媒抽出・乾燥・濃縮・合成が可能。オプション豊富なラボ用マイクロウェーブ。

ICP分析や、原子吸光分析(AAS)の前処理におけるマイクロ波酸分解法は、高温高圧の密閉容器の中で酸分解を行うために安全を確保するための仕組みが不可欠です。 「Multiwave 5001」「Multiwave3001」は、容器の圧力/温度制御および空冷による急速冷却により、高いレベルで性能と安全を両立しているため、未経験の試料でも安心して分解を行うことができます。 2025年より、Multiwave5000はMultiwave5001になりました。同時に、Multiwave3001も発売されました。 【安全性を重視】 第三者機関ETLとGSによる安全規格を取得しており、安全性には格段の違いがあります。 【特長】 ■工具不要の操作で、作業を簡略化(開閉速度は2倍) ■迅速で静かな冷却により、処理時間の短縮を実現 ■第三者外部検査機関によるETLとGS(安全基準)の認定を取得 【分析作業の効率化、生産性向上に】 マイクロ波分解は、素早く昇温し分解します。密閉容器のため、コンタミネーションリスクが少なく、作業が標準化しやすいメリットもあります。初めての導入にもサポート致します。

関連リンク - https://www.anton-paar.com/jp-jp/products/details/…

基本情報

Multiwave3001は導入コストを抑えて、食品や環境分析などのサンプルに対応します。従来のMultiwaveGOシリーズからの生産性向上を目指すのに最適です。 Multiwave 5001は、難分解試料の前処理も可能な多くの分解容器やオプションを取り扱うことができ、充実した反応制御機能を装備しています。 様々なアクセサリーにより、1台のシステムで分解、溶出、酸素燃焼、溶媒抽出、乾燥、濃縮、合成が可能です。 温度、圧力条件は、各ローターに依存します。 ■反応容器■ 多様な容器とローターにより柔軟性の高いプラットフォームが構成され、多種多様な有機物と無機物サンプルタイプに応じて最適なシステムを選択できます。 ■圧力と温度制御■ 性能と安全性を高いレベルで確保するために、容器の圧力と温度を制御します。 ■酸分解ローター■ 高性能の分解に適したローターをお選びいただけます。 ■特殊なソリューション■ サンプルに特殊処理が必要な場合もあります。 分解に代わる効率的なメソッドが用意されています。 ◆マイクロ波合成も対応◆

価格情報

仕様によります。詳細はお問い合わせください。

納期

型番・ブランド名

Multiwave5001、Multiwave3001 :元素分析前処理(酸分解)用、化学合成研究用マイクロ波装置

用途/実績例

分析レシピ内蔵のタッチパネルでの操作のため、感覚的に操作が可能です。各種操作のビデオマニュアルも内蔵ディスプレーで確認できます。 PM2.5大気分析用として(下記、環境省での研修用資料もご覧ください) 医薬品の元素不純物試験用として 化粧品の分析用として 電池、半導体、コンデンサなどの電子部品の材料分析用として 食品、飼料の元素分析前処理用として 上水、土壌、下水、汚泥、などの酸分解用として その他、実験用のマイクロウェーブとして ※通常のマイクロウェーブで分解できないサンプル(電池・半導体材料、セラミックス、合金など)や、医薬品など経験の浅い分析者が多くのサンプルに対応する必要がある時などは、アントンパールの高圧マイクロウェーブ Multiwave 7301, Multiwave7501 も併せてご検討ください。高圧ならではの、高い酸化力、1つの高圧容器にバイアルを入れるだけのより簡単な操作感など、投資効果の高い新しい酸分解用のマイクロウェーブです。

詳細情報

関連動画

ラインアップ(2)

型番 概要
Multiwave 5001 Multiwave 5001は酸分解から抽出、合成まで、あらゆる用途に対応可能です。ご期待に応える作業性と生産性の向上を実現します。最新世代の正確で安定した温度測定機能であるSmartTemp 2.0を搭載したMultiwave 5001は、クラス最高の繰り返し精度と一貫した品質を提供します。アントンパールのマイクロウェーブは第三者機関の安全認証をダブル取得しており、安全への配慮も特別です。
Multiwave 3001 Multiwave 3001は標準的なサンプル処理に特化したHVT容器のみを取り扱うことができる、コストパフォーマンスの高い製品です。MultiwaveGOシリーズから処理検体を増やしたい場合や、還流湿式分解から作業効率や精度の高い分析を目指す場合などに最適な選択肢です。

化学者向けソリューション<サンプル前処理>

製品カタログ

高圧 マイクロ波 前処理(酸分解)装置:Multiwave7501、Multiwave7301、Multiwave7101

製品カタログ

ICPを用いた元素分析のためのTCM材料の分解処理<アプリケーションレポート>

アプリケーションノート

IECメソッド62321に基づくRoHS関連元素の分光測定のための電子材料の分解と抽出<アプリケーションレポート>

アプリケーションノート

Multiwave 5001またはMonowave 450における標準抽出法<アプリケーションレポート>

アプリケーションノート

【生産終了】マイクロ波試料調整装置 Multiwave 5000 →最新モデルはMultiwave5001です

製品カタログ

マイクロ波 分解プラットフォーム Multiwave 5001 | Multiwave 3001<新製品>

製品カタログ

工場排水の重金属分析における前処理の効率化 参照 : 工場排水試験方法JIS K 0102, JIS K 0050

アプリケーションノート

水銀分析のための魚サンプルの分解<アプリケーションレポート>

アプリケーションノート

マイクロ波合成における不活性ガス雰囲気<アプリケーションレポート>

アプリケーションノート

マイクロウェーブ Multiwave5001 / Multiwave3001 :元素分析前処理、酸分解、抽出、乾燥、合成

製品カタログ

【生産終了】マイクロ波前処理装置 Multiwave7000 → Multiwave7301、Multiwave7501 へ

製品カタログ

【生産終了】マイクロ波前処理装置Multiwave GO → Multiwave GO Plus へ

製品カタログ

この製品に関するニュース(1)

取り扱い会社

アントンパールは、機械工だったアントン・パールによって1922年にオーストリア・グラーツで設立されました。 現在、世界110か国以上で約4,500人の社員を擁し、研究・開発・品質管理に使用される分析機器の開発、製造、販売、サポートを世界規模で展開しています。 アントンパール・ジャパンは、Anton Paar GmbHの100%子会社として日本のお客様へアントンパール製品の販売およびサポートを提供しています。 東京(本社)と大阪(大阪営業所)にオフィスとラボを構え、ラボには粘弾性測定装置、密度・比重計、マイクロ波試料前処理装置など、ほぼ全ての装置を展示しています。 専門のアプリケーションスタッフによるサンプル測定やデモンストレーション、ユーザートレーニングなど、幅広い用途でご活用いただけます。

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