塩素要求量計 CD-12MF型
フィード・バック方式からフィード・フォワード方式の確立へ
水源の水質は、複雑汚染化の傾向をみせ、浄水処理においての塩素処理・管理に対し、高度化・厳密化が求められています。 従来のように塩素注入後に適正値を求めるフィード・バック方式では、保健的、経済的に問題がありました。このため事前に原水の塩素消費量をキャッチし、処理するフィード・フォワード方式の確立が望まれます。 サンプリングから測定まで、全自動で原水中のアンモニア性窒素、鉄、マンガン、有機物などすべての物質の塩素要求量を短時間に、連続的に、全自動測定します。モニターとして監視用に、また塩素注入機との組合せにより、自動比例注入システムとして適確な塩素注入コントロールに利用できます。 【CD-12MF型の特長】 ・残塩検出用の回転白金電極を改良 ・高濁度試料でもろ過による前処理が不要 ・原水の塩素要求量を連続測定 ・急激な原水水質の変化にも追随 ・画面サイズを拡張、視認性を向上 ・タッチパネルにより操作も簡単 ・USB機能搭載
基本情報
測定対象:原水の塩素要求量 測定方式:紫外線加速連続電量滴定方式 測定範囲:0~10 / 0~20mg/L(ppm)自動2段切替式(または0~15 / 0~30mg/L(ppm)) 出力信号:DC4~20mA 応答速度:15分内(0→8mg/Lのステップ入力に対する90%応答時間) 周囲温度:0~35 °C 周囲湿度:0~85% 検水採取量:6mL/min 試薬流量:2mL/min 試薬:2.5mol/L 塩化ナトリウム溶液(試薬槽50L入) 検出電極:回転白金電極(2Φスポットタイプ) 比較電極:銀電極(10Φ×4mm) 反応加速:紫外線照射方式 所要水量:5L/min、0.2MPa(約2kg/cm2)以下 所要電源:AC100V、50Hz/60Hz、5A 消費電力:500VA以下 接続配管口径:給水口 VP20A×1 口 排水口 VP25A×3口 運転時重量:約200kg 取付方法:屋内床面アンカーボルト式(4本)
価格帯
納期
型番・ブランド名
CD-12MF
用途/実績例
浄水処理
詳細情報
ラインアップ(1)
型番 | 概要 |
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C00008301 | 塩素要求量計 CD-12MF型 |
カタログ(1)
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弊社は、1967年(昭和42年)の創立以来、誰でも迅速、簡単、高精度に測定できる水質測定器の開発、普及に努めてまいりました。 地球の環境保全とともに、限られた資源である水の有効活用が求められている現在、弊社は水質測定器、技術、サービスを駆使してあらゆる水環境に対応する、トータルソリューションプロバイダーを目指しています。 また、最新の技術と長年のノウハウを生かし、使い安く、信頼できる水質測定器をより安く、より速く、より広くお届けすることをモットーとして努力してゆく所存でございます。