生分解性試験装置 OxiTop
化成品の生分解性を簡単にスクリーニング！
環境問題への取り組みとして様々な業界で生分解性を有する素材の開発が進められています。 内閣府主導の政策であるムーンショット型研究開発制度の研究開発プロジェクトの1つとしても生分解性プラスチックの研究は取り上げられています（目標4）。 生分解性試験には課題も・・・ ・大型試験装置が必要 ・外部の検査機関に依頼するとコスト・時間が大幅にかかる ・同時に測定できるサンプル数に限りがある まず簡単にスクリーニングから始めたい方に OxiTopがおすすめです！ ・コストを抑えて自社内で試験可能 ・測定途中でも経時変化の確認可能 ・データロガー機能で自動で測定値を記録 ・最大100検体を同時測定 ・OECD301Fの試験条件で実施可能
基本情報
・試作品の生分解度を安価にスクリーニング ・コンパクト設計 インキュベーターの中に複数セットを設置可能 ・測定途中の経時変化を表示 試験に失敗したとしても中断可能 ・最大100検体を同時測定 精度管理のために各検体でN=3以上が望ましい ・測定期間は30分～180日まで選択可能
価格帯
納期
型番・ブランド名
OxiTop
用途／実績例
様々な化成品の生分解性試験（生分解性プラスチック、繊維、樹脂、ゴム、塗料、接着剤、機能材料、化粧品、マイクロビーズ）
詳細情報
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【生分解性試験とは？】 生分解とは、微生物の力を借りて有機物を水と二酸化炭素まで分解することです。生分解性試験は一定の条件で有機物がどの程度分解されるかを調べる試験です。新しい製品の開発や改良など多くの分野で注目されている試験です。
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【身近なプラスチック】 日常生活においてプラスチックは非常に身近な素材でありその利便性から生産量も多く、世界全体で年間約800万トンが海洋に流出されていると環境省から発表されています。2020年7月より日本ではレジ袋有料化によるマイバックの持参など環境に配慮したライフスタイルの変革が進められているものの、2050年には海洋中のプラスチックごみの重量が魚の重量を超えるという試算もあります。
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【海洋環境への漂着・漂流】 風などにより、地上にあったプラスチックが河川や海へ漂着する場合や下水処理場などで除去しきれず流入する場合もあります。 例：アスファルトにより摩耗したタイヤや洗顔料などに含まれるスクラブ材 河川や海で漂流しているプラスチックは、太陽からの紫外線や潮の流れなどにより段々粉砕されていき、直径5ミリメートル以下になったものをマイクロプラスチックと呼ばれます。マイクロプラスチックは回収が難しいとされています。
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【海洋生物への影響】 プラスチックゴミは海洋環境に住む生物にも悪影響を及ぼします。釣り糸や漁網が体に巻き付いたりプラスチックを誤飲したことで死に至ることもあります。 小さい魚がマイクロプラスチックを食べさらに大きい魚がその小さい魚を食べると食物連鎖が起き生物濃縮なども懸念されています。またプラスチックだけでなくプラスチックに添加されている化学物質が海洋生物にどのような影響を与えるかなどまだ未解明な部分が多くあります。
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【ヒトへの影響】 ヒトが喫食する魚もプラスチックを体内に取り込んでいることが考えられます。ヒトの体内にプラスチックやプラスチック由来の化学物質が取り込まれることの影響や様々な疾患への関係性は未解明な部分が多くあり、研究が進められています。
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【OxiTopとは：測定原理＆測定例】 OxiTopシステムは、圧力センサーを利用して、一定温度下において密閉容器内の気体の位相圧力変化（減圧）を測定します。微生物が有機物を分解する際の呼吸で生じた二酸化炭素は測定システムにセットしたCO2吸収剤で吸収し、容器内が減圧します。 酸素利用速度（OUR）と二酸化炭素の発生の計算は、圧力降下の測定に基づいて行います。 樹脂素材などの高分子材料や塗料、フィルム（Tsuchiya, Kousuke, et al., 2019）や洗剤（Katam, Keerthi, et al., 2018）など多種多様な分野で納入実績がございます。
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取り扱い会社
弊社は、1967年（昭和42年）の創立以来、誰でも迅速、簡単、高精度に測定できる水質測定器の開発、普及に努めてまいりました。 地球の環境保全とともに、限られた資源である水の有効活用が求められている現在、弊社は水質測定器、技術、サービスを駆使してあらゆる水環境に対応する、トータルソリューションプロバイダーを目指しています。 また、最新の技術と長年のノウハウを生かし、使い安く、信頼できる水質測定器をより安く、より速く、より広くお届けすることをモットーとして努力してゆく所存でございます。
