製造工程を1/4に短縮可能!焼結トランスミッションギア用鉄粉
粉末冶金による高負荷対応焼結ギアは、ギア製造工程を1/4以下に短縮出来、小型軽量化に加えギア特性改善も出来る新しい選択肢です。
粉末冶金(PM)の技術は、100%近い高い材料有効利用率(歩留り)で総使用エネルギーも少ない持続可能な”グリーン”技術として自動車産業等多くの分野で焼結部品及び磁気部品として広く採用されています。 材料・工程条件・設計の最適化により、これまで鋼材からの歯切り等多くのステップを必要とする工程の大幅短縮とギアの軽量小型化が可能で、更にNVH等ギア特性の改善に加え、お望みの高機能を付加する事が可能です。 【特長】 ・歯切り・ホビングが不要で工程の1/4以上の短縮が可能 ・製造設備機器数、設置面積の大幅削減が可能 ・肉抜き穴・薄肉化等追加加工工程無しに20%以上の軽量化が可能 ・従来工法では困難な形状設計で15%の曲げ・衝撃応力低減が可能 ・一切の追加工程無しにマーキング等形状付与が可能 ・溶接及び予備加工工程を省けるギア・シンクロコーン一体成形が可能 【出展情報】 展示会名:人とくるまのテクノロジー展2021 横浜 日時:2021年5月24日(水)~26日(金) 10:00~18:00 (最終日のみ17:00まで) 会場:パシフィコ横浜 展示ホール (ブース番号:160)
基本情報
高負荷対応焼結ギア用途鉄粉は、要求特性と使用する工程条件によりFe-Mo系プレアロイ粉、Fe-Ni-Mo系超低合金粉、Fe-Cr-Mo系超高密度用低合金粉など幅広い選択肢を用意しています。これらヘガネスの各種鉄粉は、既に高強度焼結機械部品で多くの採用実績も有り、最新の技術開発により、自動車用トランスミッションギアをはじめとする高負荷ギア製造の魅力的な代替案となっています。 ヘガネスは、プレス・金型・転造・ギアボックス設計各分野の世界的トップパートナーと共に、プロトタイピングや試作・評価まで全てのソリューションを提供します。 ヘガネスは、材料選択のみならず焼結ギア製造に関わる全てについてお客様のご相談に応じます。
価格情報
材料組成及び工程条件により異なりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
納期
型番・ブランド名
ヘガネス高負荷対応焼結ギア用各種鉄粉
用途/実績例
・自動車用(MT,AT,AMT,DCT,EV)トランスミッションギア ・二輪車用トランスミッションギア ・スプロケット ・各種産業機器用高負荷ギア ・ヘリカルギア 尚、焼結部品はシンクロハブやクランクスプロケット等の高強度部品に既に多数採用されています。
関連動画
カタログ(2)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(3)
-
世界で初めて SBTi (Science Based Target initiative) の認証を受けた金属粉メーカー
ヘガネス社は、金属粉末業界で初めてSBTiに認証された企業となりました。 当初の目標では、スコープ1,2のGHG排出量を2018年基準から2030年までに51%削減、原材料や輸送などに該当するスコープ3の GHG排出量30%削減でしたが、その後も愚直に取り組みを進め、目標を更に加速させSBTi認証となりました。 具体的には以下です。 2030:自社工程での排出実質ゼロ*(スコープ1,2) 原材料を中心にスコープ3の上流工程で30%削減** 2037:バリューチェーン全体のネットゼロ(スコープ1,2,3上流工程) *実質ゼロ:GHG排出量を削減できない分は炭素除去技術で排出量を除去すること **2018年基準で原材料ソースから工場受入までの工程 SBTiとは WWF、CDP、世界資源研究所(WRI)、国連グローバル・コンパクトによる共同イニシアティブ。 世界平均気温上昇を1.5度以下に抑える目標に向けて、企業が温室効果ガス削減目標が 科学的根拠に基づく目標(Science-based targets)となる様に推奨・促進・支援・認定をしています。
-
「人とくるまのテクノロジー展2021 ONLINE」に焼結トランスミッションギア、SMC車載モータコア各用途の金属粉応用事例をオンライン出展致します!
ヘガネスジャパン株式会社では「人とくるまのテクノロジー展2021ONLINE」に出展致します! 弊社オンラインブースでは、以下2分野の最新の金属粉応用事例の 紹介を予定しておりますので、ぜひ弊社オンラインブースにご来場ください! ◆自動車トランスミッション用焼結ギア◆ 1)欧州焼結ギアコンソーシアムで使用した中型車用入力トルク320Nmクラス6速MT各ギヤを焼結化した焼結ギアのご紹介など 2)焼結ギヤ等で使用される成形金型の先進的技術を持つAlvier AG PM-Technology(ヘガネスグループ)のご紹介 ◆SMCによる各種車載モータコア◆ 純鉄系圧粉磁心材の事実上のベンチマークであるSomaloyを用いた応用事例をアキシャルギャップモータにフォーカスしてご紹介します。 1)静岡大学にて開発のアキシャルギャップ型インダクションモータ 2)国内メーカー様に採用されるアキシャルギャップモータ搭載アクチュエータ 3)パッシブコンポーネント向けの採用例など ◆サスティナビリティ(持続可能な社会へ)◆ 焼結工法や純鉄系圧粉磁心等を通しての弊社の取り組み
-
2021年5月26日(水)~28日(金)パシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2021」に焼結トランスミッションギア、SMC車載モータコア各用途の金属粉応用事例を展示紹介します。
2021年5月26日(水)~28日(金)、パシフィコ横浜にて開催される人とくるまのテクノロジー展2021に、ヘガネスジャパンブース(160番ブース)では、1)自動車トランスミッション用焼結ギア、2)SMCによる各種車載モータコア、の2分野の最新の金属粉応用事例を紹介致します。 欧州焼結ギアコンソーシアムで使用した中型車用入力トルク320Nmクラス6速MT各ギヤを焼結化した焼結ギアの実物展示、更に最新の焼結ギヤの実物展示(予定)をし、実際に目で見て触って焼結ギアの可能性を実感して頂き、その製造コア技術となる成形金型の先進的技術を持つAlvier AG PM-Technology(ヘガネスグループ)のご紹介も計画しております。 更に、純鉄系圧粉磁心材の事実上のベンチマークであるSomaloyを用いたモータコア応用事例をサンプル製品展示と共にご紹介します。今回はアキシャルギャップモータにフォーカスし、お客様にてご採用の実機展示も計画しております。
取り扱い会社
ヘガネス社は220年以上前1797年にスウェーデン南部のヘガネス村で石炭採鉱会社としてスタートし、その後鉄粉及び金属粉のパイオニアとして常に世界の市場をリードし続け、現在年産50万トンの生産能力を持つ世界最大の金属粉専門メーカーに成長しました。 私たちのヴィジョンは、Inspire industry to make more with less ~少ない労力でより多くを生み出すように業界を活性します~で資源効率を改善し、より良い変化の波を導きたいと願っています。 ヘガネス社の金属粉は部品の製造や部品以外の各種用途に優れた材料として採用され、産業界の極めて多くの分野で重要な材料として採用されています。応用範囲が拡がるに伴い、化学組成や粒子の大きさ及び形状等を持った幅広い製品の開発が行われており、ヘガネスはこれら開発の主導的立場を担い続け、他のいかなる金属粉メーカーと 較べても豊富で総合的な製品群を有し、現在3,500種類以上の製品を世界17拠点から供給しています。 ヘガネス社は持続可能な成長に寄与すべく2037年までに全ての業務で気候中立を達成する目標に向けてグループ全体で世界的に活動しています。