【焼結部品用に好適】高負荷に対応した『粉末冶金用鉄粉』
ギヤ製造工程を1/4に短縮!曲げ・衝撃応力15%低減!※自動車技術展に出品
当社では、鉄をベースに、ニッケル、クロム、モリブデンなどを配合した 高負荷がかかる焼結部品用に適した『粉末冶金用鉄粉』を豊富にラインアップ! 粉末冶金の技術は、材料歩留りが極めて高く、使用エネルギーも少ないため“グリーン技術”として、自動車産業など幅広い分野で広く採用されています。 材料・工程条件・設計の最適化により、鋼材に比べ歯切り等の工程を削減可能。 ギヤなどの軽量小型化・低騒音化も図れます。 【粉末冶金のメリット】 ■歯切り・ホビングが不要!工程を1/4以下に短縮できる ■肉抜き穴・薄肉化など追加加工をせずに20%以上の軽量化が可能 ■製造設備の機器数と設置スペースが削減でき、設備投資40%削減も可能 ■従来工法に比べ、曲げ・衝撃応力を15%緩和できる
基本情報
高負荷対応焼結ギヤ用途鉄粉は、要求特性と使用する工程条件により「Fe-Mo系プレアロイ粉」「Fe-Ni-Mo系超低合金粉」 「Fe-Cr-Mo系超高密度用低合金粉」など幅広い選択肢を用意しています。 すでに高強度焼結機械部品で多くの採用実績もあり、最新の技術開発により、 自動車用トランスミッションギヤをはじめとする、高負荷ギヤ製造の魅力的な代替案となっています。 ※詳しくはカタログをご覧下さい。お問い合わせもお気軽にどうぞ。
価格情報
材料組成及び工程条件により異なりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
納期
型番・ブランド名
ヘガネス高負荷対応焼結ギヤ用各種鉄粉
用途/実績例
・自動車用(MT,AT,AMT,DCT,EV)トランスミッションギヤ ・二輪車用トランスミッションギヤ ・スプロケット ・各種産業機器用高負荷ギヤ ・ヘリカルギヤ 尚、焼結部品はシンクロハブやクランクスプロケット等の高強度部品に既に多数採用されています。 ※詳しくはカタログをご覧下さい。お問い合わせもお気軽にどうぞ。
関連動画
カタログ(2)
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Digital Metal AB株主変更のお知らせ
去る7月12日、Höganäs AB社はその子会社であるDigital Metal ABの保有株式すべてを米国のMarkforged 社へ移転することに合意した、との発表が成されました。この取引は2022年の第三四半期に完了する予定です。 国内におけるDigital Metalの営業活動は当面の間、これまで同様ヘガネスジャパン株式会社にて担当する予定ですので、どうぞご安心ください。 万一、ご不明の点がございましたら弊社営業担当者よりご説明いたします。 担当: 宮本政博 masahiro.miyamoto@hoganas.com Digital Metal社発表 https://digitalmetal.tech/news-and-media/news-flow/ Markforged社発表 https://markforged.com/resources/news-events/markforged-to-expand-into-mass-production-of-end-use-metal-parts-through-digital-metal-acquisition
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(期間限定)Digital Metal 造形キャンペーン!
ヘガネスジャパンでは、Digital Metalの造形が初めてで、2022年7月末までに発注いただけるお客様に限り、受託造形を費用50%オフで提供いたします。この機会にバインダジェット3Dプリンティングをお試しください。 造形目安を確認のうえ、必要情報をご連絡ください。ご希望の表面仕上げや寸法精度などを確認し費用を見積ります。 ◆造形目安 造形サイズ50mmx50mmx50mm程度(応相談) 最小穴径0.2mm、最小肉厚0.3mm この他、形状によってはお受けできない場合があります ◆必要情報 2D図面または3Dデータ(STLまたはSTEP形式、お客様にてご用意ください) 数量 材料 316L 17-4PH(SUS630相当) Ti-6Al-4V、DM625(Inconel625相当) DM718(Inconel718相当) DM247(MAR247相当) DM D2(SKD11相当) DM Cu(純銅) DM4140 (AISI4140相当)から選択 不明な点はお問い合わせ下さい。
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コラム ~SNS使ってますか? LinkedInでDigital Metalの情報にアクセス
皆さんはSNS使っていますか?FaceBookやLINEなどの色々ありますね。 Digital Metal社は「LinkedIn」というビジネス向けSNSで様々な情報を発信しています。 ・ユーザー様における活用事例 ・新材料の紹介 ・装置のアップデートや新開発品の紹介 ・展示会やフォーラムなどのイベント情報 記事は最新の動画や写真が使われています。 英語ですが翻訳機能がついていているので日本語で読めます。 最近は私のプレゼンもLinkedInからの引用が増えています。 私も時々ですが記事をあげています。 記事はLinkedInで「digital metal」と検索すると見つかります。 「フォロー」ボタンを押すとプッシュ通知を受けられ便利です。 SNSに抵抗がある方も「LinkedIn」ぜひお試しください。
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Digital Metalの造形材料にDM 4140(AISI4140相当)追加
DM4140は鉄をベースにクロム・モリブデン・マンガンを添加した低合金鋼でAISI4140相当の材料です。自動車業界からの要望を受けて開発されました。 DM4140は高強度、高焼入れ性、高靭性を有し、熱処理後の寸法変化が少なく寸法精度に優れています。DM4140は自動車や機械の 歯車、コネクティングロッド、締結要素(ボルトとナット)、カップリング、シャフト 等の高強度部品 として 広く使用が想定されています。 DM4140の準拠規格 : ISO22068 (2014); MPIF #35 (2018); AISI4140; 42CrMo4; 1.7225; SS2244 DM 4140仕様(焼結後) --------------------- 引張強さ 880MPaMPa 降伏強さ 640MPa 伸び 6% HRB 95 相対密度 96% DM 4140仕様(熱処理後) --------------------- 引張強さ 1600MPaMPa 降伏強さ 1400MPa 伸び 3% HRC 47 相対密度 96%
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Digital Metalの造形材料にDM 718(インコネル718相当)追加
DM 718はニッケルベースの超合金で耐熱性に優れるインコネル718相当の材料です。Digital Metal バインダジェット金属3Dプリンタ用に開発されました。 高温で高い強度と耐食性を示すDM718は、航空宇宙、タービン、ロケットエンジン、ターボポンプ、および同様の高温環境、ならびに極低温用途で広く使用されています。 インコネル材は一般に切削加工が困難な合金として知られていますが、バインダジェットのDigital Metalは設計制約の少ない自由な造形が可能です。 DM718の強度は金属組織であるγ”析出物に主に由来しています。このことが、一般に溶接が困難とされる高γ析出物強化合金と比較し、DM718の溶接性を向上させています。 DM 718仕様 --------------------- 引張強さ 1MPaMPa 降伏強さ 700MPa 伸び 15% HRC 34 相対密度 98%
取り扱い会社
ヘガネス社は220年以上前1797年にスウェーデン南部のヘガネス村で石炭採鉱会社としてスタートし、その後鉄粉及び金属粉のパイオニアとして常に世界の市場をリードし続け、現在年産50万トンの生産能力を持つ世界最大の金属粉専門メーカーに成長しました。 私たちのヴィジョンは、Inspire industry to make more with less ~少ない労力でより多くを生み出すように業界を活性します~で資源効率を改善し、より良い変化の波を導きたいと願っています。 ヘガネス社の金属粉は部品の製造や部品以外の各種用途に優れた材料として採用され、産業界の極めて多くの分野で重要な材料として採用されています。応用範囲が拡がるに伴い、化学組成や粒子の大きさ及び形状等を持った幅広い製品の開発が行われており、ヘガネスはこれら開発の主導的立場を担い続け、他のいかなる金属粉メーカーと 較べても豊富で総合的な製品群を有し、現在3,500種類以上の製品を世界17拠点から供給しています。 ヘガネス社は持続可能な成長に寄与すべく2037年までに全ての業務で気候中立を達成する目標に向けてグループ全体で世界的に活動しています。