株式会社新栄製作所 公式サイト

【部品復元事例】現物からデータを作成し量産ルートを構築

【部品復元事例】現物からデータを作成し量産ルートを構築

【部品復元事例】現物からデータを作成し量産ルートを構築

【お客様の困り事】 以前製造・販売していた製品の部品が欲しいが、当時の図面やデータが一切残っていない状態でした。 完成品が1つだけ手元にあるものの、これでは追加で生産することができずお困りでした。 「この製品をもう一度作りたい」「リピート製造のルートを確保したい」というご要望でしたが、 どこに相談しても「図面がないと難しい」と断られてしまい、私たちにご連絡いただきました。 【部品復元のプロセス】 ■現物部品の精密3Dスキャン:お預かりした完成品を、細部まで逃さず精密に3Dスキャン。複雑な内部構造も、スキャンデータで正確に捉えます。 ■高精度3Dモデリング:スキャンした点群データをもとに、設計情報を持つ「ソリッドデータ」として、寸法や公差を考慮しながら高精度な3Dデータを作成。今後の量産に耐えうる設計データとして仕上げるのがポイント。 ■簡易金型製作:作成した3Dデータをもとに、少量~中ロット生産に適した「簡易金型」を製作。本格的な量産金型に比べて、コストと納期を抑えつつ、ある程度の数量を生産できる金型です。 ■部品の量産:製作した簡易金型を使用し、ご要望の数だけ部品を成形・量産しました。