株式会社新栄製作所 公式サイト

【部品復元事例】町の蕎麦屋さんを救った製麺機の廃盤部品復元

【部品復元事例】町の蕎麦屋さんを救った製麺機の廃盤部品復元

【部品復元事例】町の蕎麦屋さんを救った製麺機の廃盤部品復元

【お客様の困り事】 長年愛用されている製麺機の一部部品が壊れてしまい、メーカーに問い合わせたところ「もう製造していません」との回答が。 この機械がないと美味しいお蕎麦が作れないため、大変お困りでした。まだ使える機械を新しく買い替えるのは費用もかかるし、愛着もある。 「何とかこの部品だけを直して、また使いたい」というご希望があり、部品復元ができる業者を探していらっしゃいました。 現物とオーナー様が長年使い込む中で書き足した手書き図面のみがある状態でした。 【部品復元のプロセス】 ■現物と手書き図面での採寸・モデリング:3Dスキャナが難しい形状だったため、現物部品を職人が手作業で精密に採寸。長年の経験に基づき、手書き図面と照らし合わせながら正確な3Dデータを作成。この段階で、部品の役割を理解し、精度が求められる部分を見極めながらデータを作り込むのが重要なポイントでした。 ■POM材での切削加工:作成した3Dデータをもとに、耐久性と滑りやすさが求められる部品のため、POM(ポリアセタール)という強度の高い樹脂ブロックを精密に削り出す切削加工を実行。 ■完成・納品:製作した部品を迅速に納品。