セルロースマイクロファイバー複合樹脂 「グリーンチップ(R) CMF(R)」 バイオマスマーク認定を取得 ~成形品にもバイオマスマークの表示が可能に~
株式会社巴川コーポレーション
セルロースマイクロファイバー複合樹脂「グリーンチップ(R) CMF(R)」のセルロース繊維55%入りのグレードが2021年5月24日にバイオマスマーク認定商品になりました。 近年、SDGsをはじめとする社会課題への取り組みが加速し、消費者の環境問題への意識も高まっています。セルロース繊維を強化材としてポリプロピレン(PP)樹脂に配合した「グリーンチップ(R)CMF(R)」は、強度、耐熱性を向上するだけでなく、成形性にも優れています。セルロース繊維配合率や成形時の流動性を用途やニーズに合わせて調整することが可能です。 この度、この「グリーンチップ(R) CMF(R)」のセルロース繊維55%入りグレードがバイオマスマーク認定商品になりました。このグレードを着色や希釈をせずそのまま使用した場合、成形品にも環境に配慮した製品の目印としてバイオマスマークを表示いただけます。 今後、他のグレードについても順次認定を取得していく予定です。また、より多くの用途でご検討いただけるように、ポリスチレン(PS)やポリエチレン(PE)、ゴム、エラストマー、生分解性樹脂とセルロース繊維の複合化開発も行なっています。
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特殊混練製法によりセルロース繊維の分散性、樹脂流動性を向上させた成形性の良い「グリーンチップ® CMF®」
お客様のニーズに合わせた配合や流動特性の調整が可能です。 セルロース繊維を高配合できるため石油由来樹脂の使用量を低減でき、 CO2削減にも貢献する環境に優しい製品です。 また、PP樹脂と比較し、強度、耐熱性を向上できるため、 成形品の厚みを薄くすることができ、軽量化も可能になります。