超高性能超臨界流体クロマトグラフ(UPC2)
LC、GCで困難だった化合物の分離の可能性を拡げる新しい分離技術
ACQUITY UPC2は、臨界流体クロマトグラフィー(SFC)に超高性能高速液体クロマトグラフィー(UPLC)の技術を適用することにより誕生しました。 これにより、従来のSFC を超越し、GCやLCのクロマトグラフィーの分離領域を拡げることが可能となりました。 主な移動相として液化炭酸(CO2)を用いるクロマトグラフィーで、安全性が高く、コスト削減、環境への負荷の低減を実現します。 極性が大きく異なる化合物を含む混合物を同時分析可能です。 メタノールなどのアルコール、あるいはアルコールより極性の低い溶媒に溶解する化合物全てが分析対象であるため、製薬・化学工業・食品・環境・クリニカルなど幅広い様々な分野の分析業務に対応します。 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
基本情報
【特徴】 [分離の選択性] ○ 主な移動相であるCO2が非極性溶媒としてはたらき、 これまでの逆相LCとは異なる分離モードを提供 [安全性] ○ CO2には引火性がないため、質量分析計とのオンライン接続ができ、 脂質・TAGなど脂溶性化合物の「順相オンラインMS分析」が可能 ○ ラボでの有害な有機溶媒の使用量も削減 [汎用性] ○ 汎用的に使用するために設計されたシステム ○ 従来困難だった複雑な化合物の分離・分析のルーチン化に最適 [生産性] ○ GCで誘導体化処理が必要な化合物をUPC2では誘導体化を行わずに 分析可能 ○ 抽出溶媒や反応溶液を直接注入でき、カラム再平衡化が速いため、 極めて高いハイスループットを実現し、ラボの生産性向上に貢献 [コスト削減] ○ 有機溶媒を安価なCO2に置き換えることで購入・廃棄にかかる コストを削減 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
価格情報
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納期
用途/実績例
【用途】 [アプリケーション例] ○脂質、ステロイド、界面活性剤、農薬、ポリマー、天然物、 キラル化合物など ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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取り扱い会社
米国マサチューセッツ州ミルフォードに本社を置くウォーターズコーポレーションは、1958 年の設立以来、液体クロマトグラフの専門メーカーとして先駆的な役割を果たしてきました。 積極的に新製品、新技術の開発に取り組み、現在では高速液体クロマトグラフに加え、質量分析計(MS)、熱分析装置を供給する国際的グループ企業へ成長しています。 日本ウォーターズは、ウォーターズコーポレーションの日本拠点として昭和48(1973年)に営業を開始しました。米国本社の企業姿勢を継承し、「お客様の成功」を我々のミッションとして掲げ、革新的な技術とラボ向けソリューションを提供し続けています。