試薬の自動分注装置:元素分析前処理、マイクロ波酸分解、フッ酸等
分析業務における 酸試薬の自動分注は、分析作業者の安全性向上と、分析業務の生産性の向上に寄与します。
元素分析の重要性が高まっている一方、業務効率の改善と、分析作業者の安全性も求められており、昨今のラボマネジメントは多くの課題を有しています。その中で、自動化への注目も高まっています。 特に、酸分解においては、フッ化水素酸をはじめとするリスクの高い毒物を使用せざる得ないケースもあり、その取り扱いには十分な対策が必要とされています。
基本情報
分析作業の自動化に際し我々が最も重要視しているのが、各現場によるニーズをいかに汲み取るかです。 分注業務全体の自動化も可能ですが、導入コストも高くなり、それだけ導入までの時間的、費用的なハードルが高くなります。日常的に行われている業務課題にいち早く対応するために、まずは、リスクの高いフッ化水素酸のみの添加装置をご提案することも可能です。 また、分注方法についても、ポンプだけでなく、既存のSOPに対応するためにピペットとチップを使用したスタイルを再現することも可能で、ユーザーごとの要望にきめ細かく対応します。
価格帯
納期
用途/実績例
前処理時における、酸試薬の自動分注。キャップ開閉、分注、洗浄、ディスポチップ交換
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アントンパールは、機械工だったアントン・パールによって1922年にオーストリア・グラーツで設立されました。 現在、世界110か国以上で約4,500人の社員を擁し、研究・開発・品質管理に使用される分析機器の開発、製造、販売、サポートを世界規模で展開しています。 アントンパール・ジャパンは、Anton Paar GmbHの100%子会社として日本のお客様へアントンパール製品の販売およびサポートを提供しています。 東京(本社)と大阪(大阪営業所)にオフィスとラボを構え、ラボには粘弾性測定装置、密度・比重計、マイクロ波試料前処理装置など、ほぼ全ての装置を展示しています。 専門のアプリケーションスタッフによるサンプル測定やデモンストレーション、ユーザートレーニングなど、幅広い用途でご活用いただけます。