ニュース一覧
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画像処理学習ソフト当選者発表
ご好評の画像処理学習セット、キャンペーン期間限定で「入門書」を全員無料でダウンロードできるように致しました。 「学習ソフト(IPキット3)」は、「入門書」をダウンロードして頂いた方を対象に抽選とし、抽選が終了しましたので、発表致します。 (過去の当選者の方は、今回も抽選対象外とさせて頂いております) このソフトウェアは、弊社直販か、ベクター様サイトにてライセンス販売させて頂いてます。 直販のみ、CD-ROM販売とさせて頂いております。 ご興味がありましたら、「試用版」として動作を無償で試せますので、ダウンロードして使ってみて下さい。 (試用版は、一部機能に制約をつけてます) (当選者発表は、社名及び苗字のイニシャルを順不同で記載します) T社M様、N社M様、J社M様、R社T様、D社N様 S社Y様、H社T様、M社M様、S社W様、D社M様 以上、10名の方に、イプロス登録先社名及びセクション宛てに発送させて頂きます。 是非、画像処理の習得や実務にお役立て下さい。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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技術の進化と開発
展示会場でのご質問でした。 CPUの性能が向上して、画像処理の開発も楽になったでしょ?とのご質問でした。 丁度、同じ展示会場で「カメラ」や「キャプチャーボード」なども展示されていましたので、それらをご案内しながら説明させて頂きました。 御覧の通り、半導体の進歩でCPUの性能も大きく向上しておりますが、同様にカメラに内臓されている「センサー」も画素数も増えて、動作フレームレートも向上しており、それらを使用した検査対象物となる製造製品も高品質になっているので、開発が楽なっている事はないと感じてます。とご案内しました。 このご案内を振り返って感じた事は、上記の各技術の発展のおかげで弊社のような「開発に特化した会社」へのご要望も変わらずに続くと言う事です。楽ではないですが苦労でもないです。それが仕事として長く続く事だと考えました。 センサーの水平垂直画素数がそれぞれ倍になれば、処理部は4倍の速度が求められます。 画素数が変わらずにいても、フレームレートが倍になれば処理部も倍の速度が求められます。 どの分野も切磋琢磨が続くのでしょう。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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分光カメラ
コラムタイトルに、専門外の名称を書かせて頂くのは初めてかもしれません。 「分光カメラ」とは、光学技術で1つの光学軸上に異なるタイプのセンサーを搭載したカメラになります。 画像処理屋にとっては、それぞれ異なるタイプのセンサーが位置がズレずに、更に同タイミングで得られる事は、嬉しい情報入力元です。 例えば異なる波長だと、透過したり反射したりする特性が異なります。 その異なる特性を「複合判定」する事で区別がつきにくい対象物を簡単に区別できます。 この場合、複合判定手法を生み出すには色々なアイデアを試し実験する為にソフト処理で実現させます。 処理が決まってくると、その処理を高速に演算する為に、ハード化(FPGA内ロジック計算)するのですが、そこでループ処理があると、ハード化の長所が薄れるのでアルゴリズム変更してパイプライン処理での実現可能なように変更していく。 文字で書くと簡単ですが、実案件開発中は喧々諤々がピークになる部分でもあります。 光学技術の発展が、画像処理技術のニーズを増やしてくれる例をご案内致しました。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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作業優先順
「開発」と言うやってみないと解らない事。が混じる業務をどのように遂行するか?をご案内します。 日単位でも、週単位でも、月単位でも、複数月単位でも方法は同じです。 1、作業項目のリストアップ 2、リストの優先順位付け この優先とは重要度ではなく、順番です。この順番付けが肝になります。 例えば、「質問表作成」が作業項目にあったとします。「質問」ですから相手があり、相手には回答する時間が必要です。 逆に回答が来るまで「待ち」になります。 このような業務は優先が上位になり、待ちの時間に、別の作業を入れます。 別の例として、「速度調査」があったとします。これは自分で調査するのですが、調査結果を複数予測します。 この予測が経験値の差で精度が変わるのです。 予測の意味は、「**程度だったら次のアクションは××」「○○程度だったら次のアクションは△△」と訓練しておく事に有効なのです。 この行為を、プロジェクト全体に対しても常に行い改定していく。それが「開発」と言う業務を、計画通りの期間に完成させる事に役立っていると考えてます。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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展示会
9月29日~30日の二日間、名古屋市中小企業振興会館 大展示場棟にて開催される「テクノホライゾングループ ソリューションフェア2021 in 名古屋」に、出展します。 「グループの最先端技術を結集したプライベートフェア」ですので不特定多数の方のご来場はありません。 弊社は、「マシンビジョンソリューション」エリアに出展します。 また、「画像処理相談コーナー」も担当しますので、お気軽にお悩みを投げかけて下さい。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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教科書改訂
セミナー会社様主催の「画像処理セミナー」の教材用に、教科書として作成した事が始まりです。 セミナーでは丸一日頂いて、「画像処理の活用分野」「処理の例」から「定石処理」「アルゴリズムを考える」「実現手段の種類」「ソフト処理」「ハード処理」「FPGAの選定」「FPGA回路」と、開発の流れと異なる専門分野の知識を紹介してます。 この内容は、資料だけではお伝えする事が難しいと考え、前半部だけを抜き出し「画像処理入門書」として、イプロスさんのキャンペーン等で期間限定配布をしています。 今回のご案内は、この資料の「更新」をしたご案内です。 昨年度は、FPGA選定においてピン互換を意識して選定する際の表ですが、これは書面だけでお伝えする事が難しく、セミナー資料のみに掲載される部分となってました。 今回は、「画像処理入門書」の部分にも反映される「画像処理技術の分類」を、3つの視点から表にしてみました(追加になります)。 セミナーやプレゼントキャンペーンをお楽しみにして下さい。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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セミナー資料
弊社では、年に2度(但し、現在コロナ禍で中止)画像処理セミナーを実施してます。 正確には、日本テクノセンター様が主催されるセミナーの講師を勤めさせて頂いてます。 内容は、さわり部分は「画像処理の利用分野」から入りますが、主は、アルゴリズム開発の実習として、課題解決を定石組み合わせで実現するまでが前半部分、後半部分が考えたアルゴリズムの実現手段検討で、最後は、処理のFPGA化まで。と広く浅く。参加者の方には、ご自身の専門の隣の分野を知って頂くとか、外部委託されている方に外部が行っている実務を知って頂くなどを目的としてます。 この資料は、世の中の技術が日進月歩なので、毎年更新してます。春はコロナ禍で中止でしたが、資料は更新しました。 また、前半部は「イプロス様キャンペーン」で年2回抽選でプレゼントしてます。 次回のキャンペーンでも、内容が更新されますのでお楽しみにして下さい。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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得意分野を再認識
お客様から「画像処理の相談」を頂き始まった商談がありました。 その画像処理の内容は、弊社の得意分野ともマッチしていて、問題なくお話が進行してました。 その処理を「ブラウザアプリで使いたい」のお話から、周辺処理もお客様が切り分ける手間を考えると、弊社で担当できます。と切り出してしまいました。 これまでも、お客様が社内デモ用などの場合、スマホアプリ化も担当したりした為でした。 より実現したい内容を詰めていくと、「ネットワーク部」が画像処理以上に重要である事が、弊社側もお客様側も認識できてきました。 弊社は社員全員が「画像処理エンジニア」である事は、間違いないと自負してますが、「ネットワーク」や「スマホアプリ」は、担当経験があるエンジニアが社内には居る。程度の門前の小僧である事を再認識し、お客様にもそのままお伝えし、そのテーマは辞退させて頂きました。 得意分野ですと、不具合が生じている画像データを見るだけで、どんな原因かもおおよそ推測できます。 専門外ですと、不具合が生じたときの対処力が落ち、それではご迷惑になると考えた次第でした。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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画像センシング展終了
まん延防止等重点措置期間中の開催となってしまいましたので、出展社数、来場者数も、例年に比べ大幅減でした。 しかし、弊社は「具体的お困り案件」をお持ちの多くの方と名刺交換させて頂きました。 初日の午前中は、とても心配でしたが、二日目、三日目と来場者数も増えたように感じましたし、弊社ブースで概要を伺い「打合せスペース」を主催者様が沢山用意して頂けたお陰で、スペースに移動してのお打ち合わせをできたメリットもありました。 もちろん、このような状況で会場まで来られてのお話なので、「簡単に解決できる」ものではありません。 「まず、こんな光学系で撮影実験からはじめ次のフェーズで、こんな処理と、別の処理のいずれかを候補として進める」と言うような、具体的なアプローチ案をお話できた事は大きな成果でした。 ある会社様は、初日にこのお話をさせて頂いた結果、最終日に数人のエンジニアの方を同行してお越し下さりました。 次の大きな展示会は、年末の「国際画像機器展」になります。コロナ状況も改善し、より多くの方と「一緒に考える」場になる事を祈るばかりでした。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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仕様は一緒につくりましょう
お客様から「やりたい事は、わかっているけどどう説明すれば良いかわからない。仕様書を書いたことがないからどんな事を書けば良いか教えて」とのお問い合わせを頂く事があります。 仕様書は我々が作成しますので、ご要望とあっているか?を確認して下さい。その前に「やりたい事」を、私たちにお伝え頂く事から始めたい。とお願い致します。 実機になるときは、産業用カメラなどを使うだろう。との思いから、スマートフォンでの撮影映像では参考にならない。と思い込まれているお客様も多いです。 これが大きな誤解です。「対象がこんなもの」をお知らせ頂くにはスマートフォンの映像で、十分伝わります。「やりたい事」も、かなりの情報を得られます。 仕様書には、画素数、処理速度、精度、などを書きますがそこまでに行く過程が、とても重要なんです。 仕様書まで落ちて、レビューするときに「ご希望の処理はこの解釈で間違いないですか?」と何度もキャチボール致します。 開発スタート前の「仕様書」が、どれだけ沢山キャチボールできたか。が、完成時の満足度に関連すると考えております。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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画像センシング展
2021年6月9日~11日まで、パシフィコ横浜にて開催される画像センシング展に、出展させて頂きます。小間番号 22ですのでご来場の際には、是非お立ち寄り下さい。 今回の展示は、「画像処理開発に特化した」や「画像処理の駆け込み寺」と初心に戻った説明を意識しました。 展示物は、2つ 1、画像つなぎ いわゆる「パノラマ合成」です。画像変形をさせずに実現する事にある特殊な用途に意味があるのですが、そのあたりは「個別開発の要素技術」としてブースでご説明させて頂きます。未完成の技術誤解を受けるので産業用メカとの組み合わせ展示をしてきましたが、「フリーハンドでも」のライブ感を出す為に久々にオモチャも登場します。 2、QRコード同時読み取り デモは初展示ではありませんが、今回初公開の「処理の性能アップ」が見どころです。これもライブで体感できるように、従来の性能で読み取れるものと新しい性能が無いと読み取れないものを、色を変えて御覧いただける仕込みをしました。展示会ですので、来場者様に手を出して頂いて、リアルに性能を感じて頂く事を考えております。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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凄いぞGPU
久々に、GPUを使ってみました。 以前の事例はかなり古いですが、X線を使ったある検査装置開発案件の事です。 その案件では、同時開発されていた新しい(従来より高解像度)X線カメラを使用するため、解像度が上がり処理速度が何倍にもなるので指定アルゴリズムの「ハード化」ができる会社としての商談でした。 お客様の実装したいアルゴリズムについて、疑問になった事がいくつかありました。その一つが解像度が上がって参照する近傍画素は同じで良いのか?でした。これ以外にも「アルゴリズム決め打ち」でハード化してしまうと簡単に変更できないリスクがありました。 そこで、ご要望速度を満たす為には、1台あたりの原価は上がりますが、GPU搭載PCを複数台並列動作させる提案に切り替えました。 無事速度も実現できましたが、やはりアルゴリズムに手を入れたくなったとの事でした。その後その装置の処理部はGPUを使った試作機と同等な処理を、FPGAを使った専用ボードを入れたPC1台で実現できて、無事量産価格もクリアできました。 久々に使って「凄い」と思った件は、いずれまた。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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難題の解決
「画像処理の駆け込み寺」とかPRをしてますが、PRなので良い事だけが書かれてしまいます。 難題の解決と言っても、特殊な能力があるわけはありません。 「難題の解決」に見える行為も普通の事の積み上げです。 1、多種多様な異なる得意分野を持っているメンバーが集まる事 2、淡々と、「画像処理」に関する仕事を続けている事 3、異なる用途の異なる目的の経験を沢山手掛ける事 などです。 例えば、1、の得意分野は、1)物事を客観的に捉える事が得意、2)閃きタイプ、3)間違い探しが得意、4)過去を忘れる事が得意、5)溢れる情報から関連情報を探し出すのが得意、などです。閃くだけでは、実現手段に落とせませんし、そもそも閃いた事の9割りは没ネタです。 それぞれの得意分野を続け、不得意分野には目を向けない。それを淡々と続けているから、過去の異なる産業分野での経験などの積み上げで「難題の解決」につながるのです。 凡人の集団ですが会社のポリシーである「一人一芸」の集団である事を意識し続ける事が「難題の解決」のタネかもしれません。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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大きなものから小さなものまで
画像処理の開発で、対象とするものの物理的な大きさは、多種多様です。 大きい側ですと、トンネルや道路となると長さ方向は無限と言って良いレベルです(実際には有限ですが)。 また、私達が見て「大きい」と思うものは、普段見慣れたものと同類なのに、大きいものとして大型タンカーのエンジン部品。などが圧巻です。 自動車エンジンサイズの部品を見慣れている為か、まるでガリバーの世界のようです。 小さい側ですと、原子や光の素子などが本当は一番小さい対象物かと思いますが、それを光学的に見えるように物理や化学の専門家の方々の力で、映像にしていただけているので、画像処理屋として直接光学系まで見て開発しているサイズは「細胞」などミクロン単位の対処物でしょうか? ナノのサイズは、半導体などで処理部をお手伝いしていますが、映像にされる部分の開発は各専門家の方の知恵ですね。 食品検査なども、波長を変えて異物検査など、大きさと話が逸れてきましたが、ご専門の方達に囲まれて幸せです。 映像さえ得られれば、あの手この手と考える。それが画像処理屋の面白いところです。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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現像と表示
現像とは、フィルムカメラ時代にフィルムを安定させる事、フィルムから印画紙に転写して安定させる行程を指していました。 しかし、デジタル時代では、カメラ出力がデジタルになり、そのデータを「綺麗に見える」ようにレタッチソフトなどで加工する事を指すようになっているようです。 デジタル世界の「現像」について、例えば「人の肌をキレイにする」と言う機能を考えてみます。 「健康的」な肌をキレイと感じるとかもしれませんが、人種によって「健康的」な「肌色」が異なります。 これは、画像処理で「すべてにおいて肌の色をキレイにみせる」は難しい例です。 表示はシンプルです。データを加工せずに見せる事が「表示」です。 本当の意味での「表示」は、加工しない事。ですが人間の目には色が異なると明るさ変化の感度が異なるなどの特性があります。 そこで、「テレビ」と言う目的の商品を考えると、キレイに見える加工をしてから表示をする。事が必要になります。 画像処理の開発エンジニアが考える部分と、「商品企画」の方が考える部分。協調していく必要性が少しお伝えできたでしょうか? *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。