【複雑形状の加工を可能に!】切削の二次加工について
「塑性加工」と「切削加工」の組み合わせ!
金属加工には、鋳造加工(鋳物)・塑性加工(鍛造・圧造・転造)・板金加工(プレス・絞り)・切削加工(旋盤・フライス・ドリル)・研削加工(研磨・グラインダー)・接合加工(溶接・ろう付け)などの様々な加工方法があります。 今回はその中で弊社の得意とする「塑性加工」と「切削加工」の組み合わせを紹介します。 弊社の鋲螺事業部では、塑性加工の「冷間圧造」と切削加工の「両端面化工機」を組み合わせ、四輪(自動車)の防振金具を生産しており、冷間圧造だけでは加工の難しい、より精度・難度の高い製品を低価格で提供しています。 またその他、「冷間圧造」+「NC旋盤」等の組み合わせにより、四輪(自動車)のトルコン部品等も生産しており、お客様より好評を頂いております。
基本情報
加工方法 塑性加工だけでは精度の確保が難しい製品を、切削の二次加工を追加することで、より高精度でより付加価値の高い製品に仕上げていきます。 目的 弊社の所有する4段のヘッダーや6段のパーツフォーマーでは加工できない形状や精度を、切削二次加工を追加することで、最大限のコストパフォーマンスを発揮させることが可能です。 弊社ではNC旋盤を用いて、多種多様なナットやボルト、パーツなどねじ部品を製造しています。 ご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
ボルト・ナット・パーツ部品の製造
カタログ(7)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(2)
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ねじ製造技術のキホン[切削加工・溶接加工]教えます。【技術資料】第一工業のねじ製造技術[切削・溶接編]【無料進呈中】
第一工業はボルトもナットも開発/製造する締結部品の専門集団です。 「圧造加工」も「切削加工」も「溶接加工」も自社内で行い、生産・製造技術を蓄積しています。 ねじの製造は「圧造加工」が一般的ですが、複雑形状の加工や穴明けなどの追加工が必要な場合など、「切削加工」もねじ製造の重要な加工技術です。 また、二つのものを接合する「溶接加工」も締結部品の製造に利用する加工技術です。 第一工業では、ねじの製造に必要な「圧造」も「切削」も「溶接」もできる製造ノウハウを備えています。それらを合わせた「複合加工」も可能です。 それぞれの加工技術の蓄積で、それぞれの加工特性を活かして工程設計をしています。 ねじ製造技術のキホン「切削加工・溶接加工」の基礎知識をまとめました。 ねじの製造に関する「切削加工」と「溶接加工」について、それぞれの加工技術や製造工程、注意点などを画像付きで分かりやすく解説します。 関連カタログから無料でご覧いただけます。ぜひご覧ください。 お問い合わせもお気軽にどうぞ。
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「ねじ」のことならご相談ください!冷間圧造でもその他の方法でも、最適なコストと製品をご提案します。
「ねじ」の加工でよく用いられる冷間圧造加工。 ナットもボルトも製造している弊社も、冷間圧造が主力工程です。 圧造加工には、次のメリットがあります。 ・塑性加工を利用して材料ロスを削減 ・短時間で大量生産可能 ・ファイバーフローを切断せず、強度が安定 一方で、以下の前提条件があります。 ・金型が必要で、イニシャルコストと製作期間が必要 ・小ロットの生産には不向き(最低生産ロット大) つまり、大量生産する場合は、コストを抑え安定した品質で生産できますが、小ロットの場合はこのメリットが活かせないのです。 それでも、「圧造=安価」というイメージからか、お客様から「(小ロットでも)圧造で見積りして。」というご依頼をいただきます。 そんなときも、 ●既に実績のある類似品の流用で、少量でも対応 ●製造方法(切削加工など)の変更により、最適なコストで製品をご提供 ●協力メーカーのネットワークも活用して最適品を調達 …など 弊社では、最適なコストと製造方法でお応えしています。 ねじ製品のことなら、ぜひお気軽にご相談ください。
取り扱い会社
モノとモノをつなぐ。私たちはお客様のご要望にお応えする最適な締結をご提案します。 その提案力の背景には、材料から締結体まで分析/評価できる技術力、ボルトもナットも開発・設計・製造できる開発製造力、200社の協力メーカーを持つ調達力があります。ネジという小さな部品を通して、私たちはあらゆる産業の発展に貢献します。 第一工業では、ボルトもナットも製造しています。同じ「ネジ」ですが、ボルトとナットは製造工程も製造設備も材料も違います。当社には、両方の加工設備と加工ノウハウがあります。ネジの製造をはじめて60年。ボルトもナットも製造する専門集団として、蓄積したノウハウを活かし、お客様が必要とするボルト・ナット類をご提供します。