工業用水はなぜ水道水と別にあるの?【基礎知識】
工業用水は飲めないのに水道水より安い?その理由は地盤沈下対策にあった!
■工業用水と水道水、何が違うの? 水道水は人が飲むために水質が厳しく管理されていますが、工業用水は工場で使うための水として水質が決められています。ろ過や殺菌は行わず、沈殿物を取り除いた上澄みだけを使うため人は飲めませんが、その分安価に供給される、水道水とは別の給水網の水なのです。 ■なぜこの別の給水網が作られたの? 実はこの仕組み、かつて工場が地下水を大量にくみ上げたことで地盤沈下が各地で深刻化したことがきっかけです。国は地下水の採取を規制する一方、代わりの水源として河川水などを工場へ供給する専用の給水網を整備しました。水道法の対象外なのはこのためです。 ■そんな工業用水、実際にはどこで使われているの? 機械の洗浄や鉄の冷却、ボイラー用の水など、工場内のさまざまな場面で活用されています。工場以外でも、トラックの洗浄や火力発電所など幅広い場面で使われており、水質管理の方法も用途によって異なります。設備の水質でお困りの際は、まずはお気軽にご相談ください。
基本情報
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