XPSによる正極活物質の状態分析
リチウムイオン電池の材料評価に!X線光電子分光法で化学結合状態を解析
NMC試薬について、XPSの状態分析による金属酸化物の 価数の評価を行いました。 市販のNMC試薬について定性分析を実施し、試薬の仕様に近い NiMnCo比の値を得ています。 また、バインダー成分由来と考えられるFやCも検出されています。 【NMC試薬の分析(一部)】 ■Ni、Mn、Coの主要な酸化物はNiO(Ni2+)、MnO2(Mn4+)、 Co3O4(Co2+とCo3+の混合価数)と推測 ■C、O、Fは、バインダー由来と推測される有機系のピークシフトを確認 ■各ピークアサインは、各種文献、データベースを参考に推測 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
基本情報
【XPSの原理】 ■X線と光電子のエネルギーから結合エネルギーを算出 ■ピーク位置から元素を同定することが可能 ■化学状態(価数、結合状態)の違いによりピーク位置がシフト(化学シフト) ■化学シフトを利用することで、各元素の化学結合状態を推定可能 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。