紙からプラスチックに変化する『コンバージョンシート』
パルプ繊維を使っているためクッションが高く、凹凸埋め込み性に優れています。ICチップ付きのカード・タグにも使用可能です。
「ICチップ付きのカードやタグの生産工程を簡略化したい」 そんなお悩みはありませんでしょうか。 コンバーションシートは、パルプ繊維と樹脂繊維を混ぜ合わせたシートです。 パルプ繊維を使っているためクッションが高く、凹凸埋め込み性に優れています。 そのため、電子部品(ICチップ等)を挟んで熱ラミネートすると、簡単に面状の成形ができます。 【その他特長】 ・80℃からの低温加工が可能です。 ・加熱前は柔軟性があり、紙のように簡単に加工できます。 ・熱をかけるとプラスチックシートのように特性変化し、耐水性・耐熱性を保持します。 ・パルプ繊維比率51%以上で、減プラに貢献します。 【用途例】 ・ICカード ・ICタグ ・プラスチック製品の代替として環境負荷低減 等
基本情報
*物性・使用方法等についてはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
・ICカード ・ICタグ ・プラスチック製品の代替として環境負荷低減 等
カタログ(2)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(6)
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高機能素材Week 「第4回 サステナブル マテリアル展」に出展します
株式会社巴川コーポレーションは、2024年10月29日(火)~31日(木)に開催される高機能素材Week 「第4回 サステナブル マテリアル展」に出展いたします。是非とも当社ブースにお立ち寄りください。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。 【出展製品】 ・セルロースファイバー高配合樹脂 「グリーンチップⓇ CMFⓇ」 ・プラスチックのような風合いに変化する紙「コンバージョンシート」 ・薄く、加工が容易な断熱・発火防止材「セラミック繊維シート」「不燃断熱シート」 ・手軽に結束、簡単梱包、自着テープ「リカセルフ」 ・段ボールに貼り付けたままリサイクル可能「リカテープ」
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巴川コーポレーションのコンバージョンシート(PET混抄紙)使用 環境配慮型ICカードがバイオマスマーク認定を取得
株式会社巴川コーポレーション(以下 TOMOEGAWA)が製造するコンバージョンシート(PET混抄紙)を使用し、TOMOEGAWAグループの昌栄印刷株式会社(以下 昌栄印刷)が製造、販売を行っている環境配慮型ICカードが、一般社団法人日本有機資源協会の発行するバイオマスマークの認定を取得いたしました。 TOMOEGAWAが製造するコンバージョンシートは、PET繊維と紙パルプを組み合わせたシート材料です。コンバージョンシートを使用した環境配慮型ICカードは、1枚当たり約10%の紙パルプを含有しており、カード200万枚につき約1トンのプラスチックを削減できる想定となります。 ストロー約120万本分、レジ袋約20万枚分に相当します。 昌栄印刷は国際ブランド(Visa・MasterCard・JCB)での製造認定を取得以降、コンバージョンシートを使用した環境配慮型ICカードの展開を進めています。 コンバージョンシートには各地域の間伐材を使用した紙パルプを組み合わせることも可能です。 TOMOEGAWA及び昌栄印刷は廃材の活用や地域の自然環境保護にも貢献してまいります。
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高機能素材Week2023「第3回 サステナブル マテリアル展」に出展します
当社は、2023年10月4日(水)~10月6日(金)に開催される高機能素材Week2023「第3回 サステナブル マテリアル展」に出展いたします。是非とも当社ブースにお立ち寄りください。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
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「材料(マテリアル)から製品(プロダクト)までのモノがたり展」に出展します
当社は、2023年6月24日(土)〜7月23日(日)静岡市にて開催の「材料(マテリアル)から製品(プロダクト)までのモノがたり展」に出展いたします。この展示会では、自然・再生・未利用・環境へ配慮した材料(素材)や地元の伝統技法を取り入れたものが展示されます。当社からは、セルロース繊維を高配合した樹脂「グリーンチップCMF」を中心に紹介いたします。是非、お立ち寄りください。
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「N-PLUS」不織布・機能紙・CNF展に出展します
当社は、2022年2月2日(水)~2月4日(金)に開催される「N-PLUS」不織布・機能紙・CNF展に出展いたします。 是非とも当社ブースにお立ち寄りください。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。 会場では、マスク着用の徹底、サーモグラフィー等による体温測定、消毒液の設置など新型コロナ感染防止対策が取られ、当社ブースにも消毒液を設置、密にならないように配慮し、ご来場者の安全安心を心がけます。 【出展製品・技術】 ・セルロースファイバーを高配合した複合樹脂「グリーンチップ CMF」 ・紙とプラスチックのメリットを融合した「紙コンバージョンシート」 ・粉の持つ特性を保持した「機能性粉体 担持シート」 ・高い耐熱性をもった「セラミック繊維シート」
取り扱い会社
1914年6月、当社は、電気通信分野に不可欠な「電気絶縁紙、電気通信用紙」の国産化にいち早く成功したことで、日本における産業用特殊紙のパイオニアとしての道を歩み出しました。 1960年代には、原料パルプからの一貫生産を武器に、数々の優れた製品を生み出し、「特殊紙の巴川」として、製紙業界に確固たる地位を築き上げました。 その後、「抄紙・塗工・粉体・粘接着」の技術に磨きを掛け、高機能性材料分野へと領域を広げてきました。 近年は、5Gや先進運転支援システム等の普及、DXの推進により、多くの電子部品で高電圧、大電流、高周波に対する制御が求められています。当社では、「熱・電気・電磁波」をコントロールする「iCas(アイキャス)」ブランド製品を拡充し、熱やノイズに対する様々なソリューションを提供しています。 また、「GREEN CHIP」ブランドとして、自然環境への配慮と製造・動作環境の制御に貢献する製品開発も進めています。 また、このような当社の実態を明らかにし、今後も持続的な企業成長を目指すべく、2024年1月1日、社名を「株式会社巴川製紙所」から「株式会社巴川コーポレーション」に変更いたしました。