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低コスト導入が可能な3次元レーザーカッティング システム
3D製品データを使って動作パスを作成し、シミュレーションを行ったのち多軸軸加工機やロボット用に実機プログラムを出力します。 3D製品データの読込からその形状を使った板治具設計、動作ツールパスの作成、3Dシミュレーションからの実機用のNCプログラムやロボットプログラムの出力まで一気通貫システムを提供致します。 一つのソフトウェアで加工機用及びロボット用のレーザーカッティングオフラインが実施出来るのは世界で唯一です。 国内外の多くの加工機モデルとポストプロセッサーが事前に準備されており早期立上げが可能です。 3D形状から簡単に動作パスを自動作成 CAD to Path機能で簡単に動作パスを作成 任意箇所での加工法の修正と角度制御が可能 レグシェイプ(定型形状)や形状マクロのサポート 様々なCADフォーマットの入力が可能 豊富なシミュレーション機能と最適化機能 高性能干渉検出機能とエラーモニタリング機能 周辺装置とのインテグレーション(ロータリーチェック、クランプ) マシン挙動の最適化機能:C軸最適化、軸補間など 高度な治具板自動作成機能を搭載 製品形状から自動で治具板を作成 自動ネスティング機能 ネスティングデータのDXFフォーマット形式での出力 加工機サポートとポストプロセッサー 主要メーカーのマシンをサポート 三菱電機、コマツNTC Prima Power Trumpf など 特殊加工機でも、マシン機構とポスト処理情報の作成が可能
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ロボットオフライン 入門講座
産業用ロボットを導入して、マニュアル教示ではなくオフラインティーチングを実施される人のための基本知識を説明します。 オフラインティーチングソフト(OLT)には大別して2つに分類できます。この2つのソフトウェアは、それぞれ個々の特長・利点があり、別々で使われることが多々ありました。 各ロボットメーカーが、自社のロボット用に開発したOLTを実機ロボットの購入時に、一緒に導入されたユーザー様も多いと聞いております。 しかしながら、汎用ロボットシミュレーションソフトを使って適用検討用に作成したデジタル設備モデルや動作ツールパス情報が、下流のOLT業務用に再利用されず、機構定義や動作ツールパスの再作成という手戻りが発生しているケースも多々あります。 そのため、適用検討用のロボットシミュレーションから、最適化検証機能を付加して、実機との誤差の少ないオフラインプログラムまで出力できるロボットオフラインプログラミングソフトウェアが最近普及してきております。 ロボットの動作検証と工程検証を同時に可能にし、加工工程全体の最適化検証作業も加速させることが出来るソフトウェアになります。 ロボットシミュレーションは、産業用ロボットや治具の他、各種生産設備の3次元モデルを用い、ロボットの正確な動作シミュレーションを行うためのソリューションです。 製造工程への実機ロボットの適用検討を促進し、製造工程全体の最適化検証を通じて、現場現物による従来のライン立ち上げ期間を大幅に短縮化することができます。 溶接や組立などの製造ラインにおいて、実際の製品を使用せずに詳細なロボットティーチングを行うには、ロボットオフラインプログラミングが必要になります。 製品が完成していない段階でも製品の3Dモデルを利用してロボット及びその周辺装置の動作を事前に検証することが可能になります。 また、複数のロボットが同時に動作するような加工工程では、実際のロボットや設備で検証を行うと干渉や衝突によって高価な設備を破損する恐れがあります。 ロボットオフラインプログラミングを使うことで設備の破損を回避することができます。 さらに、シミュレーション環境でロボット動作の最適化検討が可能になるだけでなく、オペレータ育成のための教育ツールとしても有効活用することができます。
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ユーザー事例 株式会社ヒロテック
世界有数の自動車部品メーカーのヒロテックが、FASTSUITE Edition2を使ってデジタルツインファクトリーを構築 世界有数の自動車部品の量産サプライヤーであり、また生産設備のシステムインテグレータとして、世界トップレベルの技術力を有しているグローバル企業です。常に最新のデジタル技術を生産技術分野の革新に活用しているパイオニア企業です。 自動車部品の生産ラインにおけるデジタル設備検証からロボットオフラインプログラミング、バーチャル試運転まで一貫システムを構築を目指して2017年6月にFASTSUITE Edition2を導入。それまで直面していたロボット動作パス作成の手戻りや、レイアウト検討時の重複作業などの課題を解決して、実機ロボットプログラム出力までの一貫システムを目標通り達成した。 また、CENIT社が開発を進めている「バーチャル試運転機能」について、開発段階からユーザー目線でのバリュー評価検討を行う戦略パートナーとして協力してきた。このプロジェクトの成果は、Automatica 2018展示会及び国際ロボット展2019で発表され、多くの国内外の製造業から、その実現手法や有効性について問合せが入っている。 ◆7軸ローラーヘミングシステム(ヒロテック特許取得済)◆ ヒロテック独自開発の7軸新型ローラーツールを使って、省スペース、多様なワーク搬入出が可能で、少量多品種から大量生産まで対応可 1.コーナー部の高速処理や可動範囲の拡大を実現 2.サーボ外部軸により、ローラーが加圧軸を中心に回転可能 3.加圧力は内蔵のコイルバネにより押込み量で調整 ◆バーチャル試運転機能の評価活動◆ 目指している付加価値バリューは、現在設備据付後に行っている実機ロボット及びPLCプログラムの修正を据付前に机上で完成させることである。 1.設備のクラッシュがなくなり、トラブルを未然に防ぐ。 2.海外工場の設備立ち上げ時の出張費の低減 3.ラダープログラムのエラーデバッグテストの回数を増やす 4.機械設計者と電気設計者間のコラボレーションツールになる。 5.長期休暇時期しか出来なかった設備の変更工事が週末1回だけにする 6.実機仮設によるトライが不要になり、仮設・解体も不要 7.納期短縮・低コストを実現
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ユーザー事例 トライエンジニアリング株式会社
主要なロボットメーカーとの技術交流により、いろんな加工技術に対応したロボット自動化システムを提案しているパイオニア企業です。 1991年に世界で始めてロボットヘミングシステムを開発(特許取得)、自動車業界向けにシステム数360台、約1000の製品の導入実績があり、ロボットローラーヘミング技術では世界のトップ企業の1社です。 トライエンジニアリングが最初に注目したのがセニット社が開発・販売しているロボットシミュレーターFASTCURVE V5だった。 それまでもロボットシミュレーターとしてIGRIPやロボットメーカーのOLTソフトを使ってきたが、FASTCURVE V5は、3D形状から簡単にティーチングポイントを自動作成できることや、シミュレーション途中で干渉などの不具合が見つかれば、設備モデルの形状変更がその場で可能となり、設備設計とその成立性検証がシームレスに行えるので生産性向上に大きく寄与している。 この度、製造業 IoTへの取り組みを加速する為に、CENIT社が開発を進めているデジタルファクトリーソフトウェアFASTSUITE Edition-2の採用を決定した。 サーボ加圧式ロボットヘミングシステム 低コスト、省スペース、多様なワーク搬出入が可能で、少量多品種から大量生産までロボット&冶具の組合せが対応可 ヘム専用制御機能によるプログラム上での加圧設定可能 加工中のロボットたわみ変化に対応し、加圧力を制御 ローラーチェンジ機能による多彩なローラー形状に対応 切削加工ロボットシステム 汎用ロボットによるフライス加工、エンドミル加工、穴明加工、バリ取り加工を実現 さまざまな角度からのワークアプローチが可能 走行軸等の組合せにより加工領域拡大が可能 ATCによりワーク搬送から加工までの作業が可能 ロボットFSW(摩擦攪拌接合)システム トライエンジニアリングと日立パワーソリューションズの共同開発 加圧制御による高品質なFSW接合が可能 材料を溶かさず、接合歪や内部欠陥が少ない接合技術 ロボットポリッシングシステム 精密加圧制御研磨加工ロボット: サーボ加圧制御:ロボットは製品形状に沿ってティーチングするだけ。 微細加工制御:独自のツール自重コントロール。
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ユーザー事例 技研株式会社
新型ロボット加工機PKMと新型ロボットローダーのデジタルツインシステムをFASTSUITE Edition2を用いて構築 ガントリーローダー及び高速自動搬送システムにおいて、世界トップクラスのメーカ―である技研株式会社(石川県能美市、宮本秀一社長)は、自社の製品を用いた自動化生産システムのさらなる効率化のために、デジタルツインファクトリーソフトウェアのFASTSUITE Edition2を導入した。自動搬送システムやマテハン装置のシステムインテグレータとして常に最新のデジタル技術を活用しているパイオニア企業であり、自動車業界を中心にあらゆる製造業向け自動化生産システムに対応した製品を開発、製作、保守サービスを提供している。 同時に、バーチャルシミュレーションを用いた生産設備システムの提案を行うシステムインテグレーションビジネスも本格的に開始した。 デジタル設備モデルの構築からシミュレーション作成、オフラインプログラミング、バーチャル試運転機能まで一貫システムの構築をFASTSUITE Edition2を用いて実現している。 ◆ロボット加工機(PKM)のシミュレーション&オフラインプログラミング◆ 大型素材に対してフレキシブルな加工が可能でかつ高精度加工による品質向上、生産性アップが期待されるロボット加工機(PKM)の特長は、航空機産業だけでなく、自動車産業などからも高く評価されている。 *レール走行装置と組合せで、長尺部材のトリム加工や穴あけ加工に最適 *一度の段取りで5面加工が可能、段取り替えによる寸法誤差の発生を削減 *PKMバーチャルモデルは、フォワード&インバースキネマティックスを組合わせて実機挙動を忠実に再現 ◆新型ロボットローダーシステムを発表◆ ガントリーローダー技術と産業用6軸ロボット技術を統合した最新のロボットローダー装置です。レール走行ロボットシステムと比べて省スペースで安全エリアの設定が簡単です。 *デジタル設備モデルの構築からシミュレーション作成、2台のロボットのオフラインプログラミングを短期間で作成 *デジタルツイン環境の実現に向けた実証実験システムを社内工場に構築 *世界の主要なロボットメーカーをサポートしており、協働ロボットやAGVにも柔軟に対応可能
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バーチャルコミッショニング【工場全体をシミュレーション】
RF::Suiteは工場全体の生産ライフサイクルを通して製造現場のデジタル化を推進する新しいバーチャルプラント製品です。 RF::Suiteが提供するバーチャルコミッショニング技術は、生産工場の開発及び生産準備プロセスにおける品質ゲートウェイとしての機能を果たします。現実の生産システムを仮想空間内で構築して、実際に使用するPLC制御プログラムおよびロボットプログラムと通信しながら、実際の生産システムの挙動をリアルに再現させることができます。 これにより、設備の立上げ期間の短縮、コスト低減、実機据付後の想定外不具合の解消にも貢献します。 インターロックチェックは、複数のロボット間の予期せぬ衝突を検出したり、ロボットプログラムに内在しているインターロック動作の不具合を事前に分析するツールです。仮想ロボットコントローラーと実機ロボットコントローラーの両方からのデータを並列処理して、仮想運転と実機運転をの継続的な比較検討機能を提供します。 実際の生産システムに接続して稼働状態の可視化が可能で、PLCからのメッセージやエラー表示を使用して生産状況をリアルタイムに監視することができます。生産設備の稼働データを収集しプロセス分析する基盤を構築でき、ボトルネックの発見、設備・装置の運転状況の評価、負荷度合の指標を提供します。 RF::Suite製品のメインモジュールは、 YAMS、 ViPer、 RobSimから成り、デジタルツイン構築に必要な多くの機能を揃えています。これらの3つのモジュールでメカニカル挙動、ロジック挙動、ロボット挙動を表現できます。ハードウェアインループ(HIL)及びソフトウェアインループ(SIL)の両方の接続方式でシミュレーションが実行可能になります。 YAMS は複雑な3Dデジタル設備モデルに対するメカニカルシミュレーション機能を提供します。 正確に生産ラインの視覚化でき、キネマティックス(数値運動学)機能を有しており、複雑な生産システムの機械的動作を完全にシミュレーションできます。搭載しているスクリプトを使用して、センサーや複雑なマテリアルフローも簡単に作成できます。 ViPer は仮想生産システム内の設備装置のロジックシミュレーションのために使用されるものです。個々の制御ファンクションブロックを作成して、リソースライブラリーの中で管理することもできます。ViPer でのプログラミングは、IEC61131で知られているすべてのプログラミング言語が利用可能です。
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干渉・動作不良を未然に防止する自動干渉回避最適化機能
ロボットオフラインにおける生産性向上に役立つ画期的な機能 干渉部位を判別して、干渉しないパスを自動で作成します。 現在は、アーク溶接とレーザーカッティングのテクノロジーにおいてご使用いただけます。 自動干渉回避最適化機能
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製品・サービス
ロボットシミュレーション & オフラインプログラミング 産業用ロボット 加工別ソリューション 仮想メカトロニクス検証 バーチャル制御プログラム検証 バーチャルコミッショニング 仮想試運転検証 デジタルシャドー 生産設備のモニタリング バーチャルトレーニング 工場の運転者の教育 バーチャル工程解析 時系列挙動検証 ロボットオフラインシミュレーション ユーザー事例 製造DX技術資料 動画で見る最新機能
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産業用ロボット 加工別ソリューション
FASTSUITE Edition2 製品は、ロボットを用いた色んな加工用途において、動作ツールパスを素早く作成出来て、世界の主要なロボットメーカーに適合したプログラムを出力することが出来ます。 具体的な加工用途: ポイントベースの加工:スポット溶接、リベット&ドリリング、マテハン&ハンドリング、組立作業 カーブベースの加工: アーク溶接、レーザーカッティング、シーリング、ローラーヘミング、レーザーカッティング、レーザー溶接、バリ取り、金属肉盛、ミリング サーフェスベースの加工:スプレー塗装、離型剤塗布、溶射、非破壊検査、磨き、ショットピーニング サンドブラスト 生産ラインの改善に役立つ汎用ロボットシミュレーション ロボット1台によるスポット溶接作業から何十台のロボットが同時に稼働する車体スポット溶接組立工程までサポートします。 ティーチング時間70%減!低コスト導入可能なロボットオフライン 自動干渉回避最適化機能をアーク溶接オフラインに搭載。工程間のフライバイ時でも干渉回避したパス作成が可能 膜厚品質の向上に貢献する塗装ロボットオフラインシミュレーション ロボットによるスプレー塗装や溶射工程の品質と生産性を向上する簡易膜厚解析機能を搭載してオフラインプログラミングソフトウェアです。 低コスト導入が可能な3次元レーザーカッティング システム 3D製品データを使って動作パスを作成し、シミュレーションを行ったのち多軸軸加工機やロボット用に実機プログラムを出力します。
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バーチャル制御プログラム検証
効果: ・実機据付後に行われていたラダープログラム、動作確認を事前にバーチャル環境で実施することが可能、設備立上げ期間の短縮を実現。 ・設備の故障・誤動作等の状況をバーチャル空間で再現させることができ、制御プログラムの異常処理プロセスを多岐にわたって検証 ・制御プログラムの不具合による実機設備の破損や事故を未然に防止する ・ロジックで制御された動くマシンを使うことで、機械エンジニアと制御エンジニアのコラボレーションツールとなり情報伝達がスムーズになる 基本情報: •シグナルマッピングとワイヤリング •SIL (Software in Loop) サポート •HIL (Hardware in Loop) サポート •シェアード・メモリー機能の採用 •OPC-UA国際規約に準拠 •AutomationML国際規約に準拠 •挙動設備モデル(設備属性情報付与) •PLC VRC CNCの混在環境での高速演算処理 •デジタルツイン対応のインフラストラクチャー PLCコントローラーと連携したバーチャル制御プログラム検証 バーチャル設備モデルとRobot、PLC、CNCを接続して生産設備全体の挙動、ロジック検証やバーチャル試運転検証が可能 世界中の主要メーカーに対応した汎用ロボットシミュレーター デジタルツインファクトリーの実現に向けて何から着手するか?
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製造DX技術資料
Industry 4.0は、今までの製造業の基盤を大きく揺るがす急激な変革をもたらすと言われており、インダストリアル・インターネットやサイバー・フィジカルシステム、最近ではデジタルツインなどの表現も使われています。 フレキシブルなファクトリーオートメーション技術は、将来の生産プロセスの変革をもたらし、新しいシステムや技術基盤の上に構築されるものです。 このコーナーでは、製造IoTからデジタルファクトリー、ロボットオフラインプログラミングに関する技術情報を出来るだけ多く掲載して行きたいと考えております。 技術白書 デジタルツインファクトリー実現に向けて 最新のIoT技術や革新的な製造・加工テクノロジー、俯瞰的検証機能を搭載した「デジタルファクトリーソフトウェア」について ロボットオフライン 入門講座 産業用ロボットを導入して、マニュアル教示ではなくオフラインティーチングを実施される人のための基本知識を説明します。 熱変形シミュレーションJWELDとロボットオフラインとの連携 ロボットオフラインFASTSUITE Edition2 と溶接熱変形シミュレーションJWELDとの連携ソリューション
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動画で見る最新機能
最新機能の特徴や操作性を動画で紹介いたします。 干渉・動作不良を未然に防止する自動干渉回避最適化機能 ロボットオフラインにおける生産性向上に役立つ画期的な機能 直感的な操作でサイクルタイムの最適化 工程順序バランシング 複数ロボットによる作業工程を平準化してサイクルタイムを短縮する。 時系列で工場内設備の挙動を解析! バーチャル工程解析ツール 現場の生産システムに接続して稼働状態の可視化とPLCからのメッセージを使用して生産状況をリアルタイムに監視可能。 バーチャルコミッショニング【工場全体をシミュレーション】 RF::Suiteは工場全体の生産ライフサイクルを通して製造現場のデジタル化を推進する新しいバーチャルプラント製品です。 工場の運転訓練に役立つバーチャルトレーニング 工場の安全・安定稼働を支える運転管理エンジニアおよび保全メンテナンス要員ための仮想トレーニング環境を提供
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バーチャル試運転システムを発売開始
バーチャル設備モデルとRobot Controller、PLC、CNCの各コントローラーをSIL & HIL接続することで、生産設備全体の動作挙動、ロジック検証やバーチャル試運転検証が可能となります。 モノづくり IOTを推進するために、実際の工場設備と同じ挙動で動作するデジタル設備レイアウトモデルをすばやく簡単に構築することが求められています。 FASTSUITE Edition-2は、実際の工場設備の据付と同じコンセプトを採用したメカニカルアダプター機能とエレクトリカルアダプター機能を世界で初めて標準装備しております。 メカニカルアダプター機能は、3D形状の結合だけでなく機構解析モデルの連動性も確保しています。 エレクトリカルアダプター機能は、仕事をさせる機械・ロボットなどと制御を司るコントローラーをI/O信号でつないで簡単に接続定義ができます。 実機PLCや実機ロボットコントローラーとの接続は、OPC-UAサーバーを介して行うことができるため、メーカーや機種を問わず、実機操作パネルなどの操作環境も含めて接続することができます。
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「デジタル白書 次世代のデジタルファクトリーソリューション」 小冊子を無料提供
インダストリー4.0の実現には、次世代の3Dシミュレーションツールが不可欠であると考えております。 そのツールとは、最新のIoT基盤、最先端製造テクノロジーと斬新なコンセプトを持った生産プロセス技術が融合した「デジタルファクトリーソリューション」であると言われています。 Industry 4.0は、今までの製造業の基盤を大きく揺るがす急激な変革をもたらすと言われており、テクノロジーコンセプトとして、インダストリアル・インターネットやサイバー・フィジカルシステムなどの表現も使われております。 フレキシブルなオートメーション・テクノロジーは、将来の生産技術のコアであり、新しいソフトウェアプラットフォームや情報通信インフラの上に構築されるものです。 この白書では、デジタルファクトリーソリューションがもたらす変革が、Industry 4.0の実現に向けて重要な役割を果たすことを説明して行きたいと思います。
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塗装ロボットオフラインプログラミング 最新バージョンEdition2発売開始
CAD/CAMに依存しない高性能低価格ロボットオフラインプログラミングFASTSUITE Edition2に、塗装ロボット用テクノロジー・パッケージを発売開始いたしました。
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ドイツ自動車メーカーが、産業用ロボットと5軸加工機の両方でオフラインプログラミングできるFASTSUITE Edition2 を採用
シュトゥットガルト 2021年2月、高張力鋼板部品に対するレーザーカッティング装置のオフラインプログラミングにおいて、FASTSUITE Edition2の高性能・高機能が実証されました。 2019年12月以降、FASTSUITE E2が、ドイツ国バイエルン州ディンゴルフィングにあるBMWグループの工場で使用されています。 高張力鋼板の車体部品を完全自動カッティングする装置のオフラインプログラミングソフトとして大きな成果を達成しました。 BMW社の工場では、インフィード軸を備えた2台の5軸CNC加工機と2台の6軸ロボットレーザーカッティング装置が稼働しております。工場施設内の設備効率と稼働率を向上させるために、2つの異なった機械タイプのシミュレーションとオフラインプログラミングを1つのソフトウェアで運用しています。 両方の装置の違いに対して、統一したユーザーインターフェースとツールパスの最適化のための一貫したアルゴリズムを搭載しており、プログラミングの標準化を可能にします。これにより、最高品質のカッティングプログラム作成と生産性の向上が保証され、業務立上げ時のリスクを軽減するのに役立ちます
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株式会社スギノマシンは、CENIT FASTSUITEテクノロジーをベースにした新しい3Dシミュレーションプラットフォームを発表いたしました。
シュトゥットガルト(ドイツ)、2022年11月11日 日本を代表する工作機械メーカーである株式会社スギノマシン(日本、富山県滑川市、代表取締役社長:杉野 良暁)は、ロボットオフラインプログラミングから工作機械全体の3Dシミュレーション、バーチャルコミッショニングまでサポートする革新的なソフトウェアであるFASTSUITE Edition2をSUGINOデジタルツイン製品のプラットフォームとして採用することを発表した。この決定は、高性能な3Dシミュレーションの開発において、CENITとのコラボレーションによって実現し、FASTSUITE Edition2の高機能・高性能が高く評価された結果である。JIMTOF2022(東京ビッグサイト)において、新機種ロボット「CRb」の発表と合わせて、デジタルツインソフトウェアを使用したコンサルティングサービスの強化・拡充計画も発表された。自動車業界をはじめ多くの製造業からポジティブな反響が寄せられている。 SUGINOデジタルツイン製品は、スギノマシンとCENIT社との戦略的なパートナーシップによって実現されたものである。
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航空機製造のために開発された8軸ロボットシステム向けにオフラインプログラミングや仮想試運転検証をサポートするため、8軸ロボットシミュレーション機能がFASTSUITE 上で開発された。
川崎重工業株式会社航空宇宙カンパニーが開発した8軸ロボットシステム向けにテックスイートジャパンは、オフラインプログラミングや仮想試運転検証をサポートするため8軸ロボットシミュレーション機能をFASTSUITE 上で開発した。 従来の6軸垂直多関節ロボットは、空間上を最低限動き回れるものの姿勢の自由度が低いため、障害物に囲まれた動作環境において衝突を回避しながら目的位置へ到達することが困難なケースがあった。 8軸ロボットシステムの姿勢自由度には冗長性があるため、TCP(手先位置)を固定したまま姿勢のみ変更することが可能です。たとえば、教示作業中にアームが障害物と干渉しそうになった際、干渉を回避できる姿勢へ容易に変更できます。 また、6軸ロボットと比較してアームの全長が長大なため、高所から低所まで幅広い領域を1台でカバーできます。 FASTSUITE Edition2を活用した事前検証技術は、現場でのロボット教示作業時間の削減に寄与します。 このロボットシステムの実機デモ実演は、2024年7月4日~6日まで開催されたロボットテクノロジージャパン名古屋で実演されました。
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FASTSUITE Edition2で作成したロボットシミュレーションデータをUniversal Scene Description(USD)フォーマットで出力する機能をリリース。Omniverse環境でリアリティのあるシミュレーションを再現可能
製造業において今日の重要な取り組みの一つはコラボレーション作業の改善です。製品開発から製造・メンテナンスまで一気通貫で生産性を向上させるためには、多くの部門が共通のプロジェクトに取り組む必要があります。これを実現するためには、さまざまなソフトウェアプログラムがメタバース環境で使用できるようにする必要があります。 CENIT AG社が開発しているFASTSUITE Edition2は、仮想メカトロニクスからロボットオフラインプログラミング、仮想試運転まで領域で使われています。真に優れた成果を上げるためには、いろんな部門のエンジニアが遠隔地からクラウド環境を使って、同一のバーチャル設備を見ながら議論できることは非常に重要であると考えております。 いろんなソフトウェアソリューションを使って協働作業を実現するために、NVIDIA Omniverse環境との統合の第一歩として、Universal Scene Description(USD)フォーマットでの3Dシミュレーションデータの出力が可能となりました。 GeForce RTXグラフィックスカードとVRビジュアライゼーションの利点を体験して下さい。
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国際ロボット展2025にて、最新バーチャルプラント製品を展示
本格的なバーチャルプラント製品 RF::Suiteの展示デモンストレーションを日本で初めて行います。 デジタルツインとは現実世界の有形または無形のオブジェクトをデジタルで表現したものです。 相手(オブジェクト)が現実世界にすでに存在するか将来存在するかは関係ありません。 工場でのモノづくり全体を対象にしたデジタル環境をデジタルツインファクトリーといいます。 バーチャルコミッショニングはまだ現実世界に存在していない設備部品を使って検証することです。 併せて、ロボットオフラインプログラミングに定評があるFASTSUITE Edition2製品の最新機能をご紹介いたします。
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企業ニュース
株式会社スギノマシンは、CENIT FASTSUITEテクノロジーをベースにした新しい3Dシミュレーションプラットフォームを発表いたしました。 DAIMLER イスタンブール(バス・トラック)がFASTSUITE Edition 2を採用 CeBIT ジェトロブースにて、セニット・ジャパン 成功事例紹介
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キャンペーン
無料体験レッスン参加者 募集中 期間2025年10月~12月 対象分野:ロボットオフラインプログラミング & PLC制御プログラム検証(仮想試運転) 「デジタル白書 次世代のデジタルファクトリーソリューション」 小冊子を無料提供
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セミナー・イベント
ロボットオフライン&PLCプログラム検証 無料体験レッスン 募集中 開催期間 2025年10月~12月 国際ロボット展2025にて、最新バーチャルプラント製品を展示 Automatica 2018 国際オートメーション・メカトロニクス見本市 =CENIT、次世代3D シミュレーションソフトウェアFASTSUITE Edition 2を展示= Automatica 2018(ドイツ・ミュンヘン市) 入場チケット無料進呈 ロボット・オートメーション・メカトロニクスの国際展示会
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生産設備の入替検討に適した仮想メカトロニクスシミュレーション
デジタル設備モデルをすばやく簡単に構築して、ワークセルやライン全体の3Dベースのレイアウト検証が可能です。 モノづくり IOTを推進するために、実際の工場設備と同じ挙動で動作するデジタル設備レイアウトモデルをすばやく簡単に構築することが求められています。 FASTSUITE Edition-2のレイアウトビルダーは、実際の工場設備の据付と同じコンセプトを採用したメカニカルアダプター機能とエレクトリカルアダプター機能を世界で初めて標準装備しております。 メカニカルアダプター機能は、3D形状の結合だけでなく機構解析モデルの連動性も確保しています。 エレクトリカルアダプター機能は、仕事をさせる機械・ロボットなどと制御を司るコントローラーを電気信号でつないで簡単に接続定義ができます。 3Dデータの入力フォーマットの一つとして、AutomationMLをサポートしており、異なった3D CADシステムからジオメトリー形状と機構定義情報の取込が可能となります。 また、OPU-UAもサポートしており工場内のあらゆる実機マシンとHIL接続が可能となります。 レイアウトシミュレーションに必要なシンプル教示及びシミュレーション実行機能を標準搭載しております。 「3D インフラストラクチャー」 *ジオメトリーカーネル(Parasolid) *オブジェクト指向のGUI *3DCAD中間フォーマット入力機能の標準装備 (IGES STEP JT AML STL etc ) *データクリーニング機能 (軽量化、簡略化) 「3Dシミュレーター基本機能」 *リプレイスライダー機能 *ツールアンロック機能 *プロセスジオメトリーの事前定義 (ツールパス計算用ワークピース作成) *干渉チェック *ツールパスの2D/3D表現 「レイアウト・ビルダー」 *ドラッグ&スナップ機能による設備の配置検討 *メカニカル&エレクトリカルアダプター(設備の連結) *到達性検証及びスペース検証 *工程検証:シンプルティーチング(ピック&プレイス)
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生産ラインの改善に役立つ汎用ロボットシミュレーション
ロボット1台によるスポット溶接作業から何十台のロボットが同時に稼働する車体スポット溶接組立工程までサポートします。 製品データの読込みから設備レイアウト検討、打点データによるロボット動作パスの作成及び3Dシミュレーション、そしてオフラインプログラムまでを簡単な操作で一気に実現します。 1.製品データ上の点データから瞬時に面直計算してロボットのツールパスを自動で作成します。 2.スポット溶接用の加工レシピを使用して、作成されたツールパスは最適化されます。(最短距離で編集) 3.加工レシピには、サーボガン自動開閉機能も準備されており、高精度のサイクルタイム検証が可能 4.溶接ガンのアプローチ(進入方向)とリトラクト(退避方向)の動作パスはテンプレートに沿って自動作成可能 5.工程順序バランシング機能を使用して、複数ロボットの作業平準化が容易に可能 6.スポット溶接ガンの干渉チェック機能は各打点に対してパイチャート表示が可能です。 7.外部システムからの打点データ(CSV XML)の取込も可能 • 代表的な3DCADデータのダイレクト入力機能 • CAD中間フォーマット入力は標準装備 • 世界中のロボットメーカーをサポート • 直感的でタブレット感覚の操作性(オブジェクト指向) • サーボガン自動開閉機能とガンチェンジ機能のサポート • 複数台ロボットや外部軸などに対するI/O同期設定可能。 • 協調動作定義(マスター&スレーブ機能)が可能 • CAD上の点データから面直計算してツールパスを自動作成 • アプローチ/リトラクトのパラメーター設定(テンプレート化)でパス作成を自動化 • 治具やクランプなどを考慮したコントローラー仕様や溶接条件を簡単にパラメーター入力可能 • 到達性検討、干渉チェック、エラーモニタリング等の解析機能 • キャリブレーション機能を搭載 • スポット溶接パラメーターの事前定義 • 速度、加減速、同期コマンド、I/Oシグナルなどの定義 • 動作シミュレーションの3DPDF動画出力 • 実機ロボットコントローラーの仕様に準拠したダウンローダーを搭載 • 実機ロボットプログラムをアップロードしてシミュレーション再現が可能
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世界中の主要メーカーに対応した汎用ロボットシミュレーター
デジタルツインファクトリーの実現に向けて何から着手するか? 汎用高機能ロボットシミュレーションにフォーカスしつつ、生産設備レイアウト設計からオフラインプログラミング、仮想試運転検証に至る全工程をカバーします。 仮想メカトロニクスとロボットシミュレーション、ロジックとモーションの同時挙動検討の普及促進のために下記の新技術基準に基づいて開発されております。 1)お客様の要望に沿った柔軟なパッケージ構成が可能で、価格性能比で世界最高水準を達成 2)直感的でアシスト機能付き簡単操作を実現した革新的なユーザーインターフェースを実装 3)大規模データでもストレスのない高速演算処理を実現した世界最高レベルのシミュレーションエンジンを搭載 4)特殊な加工技術にも容易にカスタマイズ適合できるモジュラー型ソフトウェアプラットフォーム 5)加工属性や機構定義を含むメカトロニカル部品として定義されるデジタル設備モデル構造を採用 6)インダストリー4.0の実現に向けて世界標準化が進む新技術基盤を多数採用 1)リソースビルダー ロボット、加工機、コンベア、冶具などの生産設備は、スケルトンテンプレートを使って効率的にデジタル設備モデルとして定義され、カタログ化が可能。デジタル設備モデルは、3D形状だけでなく、キネマティックス、メカニカルアダプター、エレクトリカルアダプターで構成され、高パフォーマンスシミュレーションのために軽量化・簡略モデルとしてサポート 2)レイアウトビルダー デジタル設備モデルを使ってワークセルやライン全体のレイアウト設計・検討を行うツールです。 ロボット1台の単一セルから複雑な自動化生産ラインに至るまですべてのデジタル設備モデルを論理的に結合。ピック&ドロップのロボット教示、シミュレート機能や到達性検討などの設備成立性検討も可能。 3)オフラインプログラミング ワークピースに加工技法を定義するという「プロセスジオメトリ」の考え方を採用しており、加工対象の3Dデータを利用してロボットや加工機の動作を定義し、シミュレーション検証を行います。ロボットアーム先端に取付けられたガンツール情報から合致する加工技法が自動的に選択され、動作軌跡の最適化・自動化が可能となります。
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ティーチング時間70%減!低コスト導入可能なロボットオフライン
自動干渉回避最適化機能をアーク溶接オフラインに搭載。工程間のフライバイ時でも干渉回避したパス作成が可能 製品データの輪郭(境界)線から曲率を考慮した動作パスを自動計算してシミュレーションを即時実行可能 CAD-to-Path機能により製品データの輪郭線からアーク溶接用ツールパスを自動計算してシミュレーションを実行します。 複数ロボットとダイナミックポジショナーに対する協調動作機能 下向き溶接、タッチセンシング、ボックス溶接、ステッチング溶接、多層溶接などアーク溶接に特化した色々な機能をサポートしています。 各ロボットメーカーのプログラム言語/文法に準拠したプログラムを出力可能(特殊IO命令にも対応可能) ロボット1台の単純な溶接だけでなく、複数ロボットや外部軸を備えた設備レイアウトでも簡単かつ効率的にシミュレーション可能 溶接ラインのオフセットやガンの角度設定などのプロセスパラメーター定義も簡単に設定可能 *3D形状のエッジ/線データの近接面から面直計算して溶接パスを簡単に自動作成 *任意な部位でトーチ角度を指定した溶接パスも自動作成 *アプローチ/リトラクトのパラメータ設定による自動ツールパス作成 *動作パス補間機能にて溶接動作の最適化。 *自動ツール交換機能 (トーチ交換した状態で溶接ツールパスを作成することで可能) 豊富なシミュレーション便利機能 *自動干渉回避最適化機能をアーク溶接オフラインに搭載。工程間のフライバイ時でも干渉回避したパス作成が可能 *高性能干渉検出機能と品質モニタリング機能 *溶接トーチを固定したまま外部軸を動かしてパスを作成する外部軸補間機能 *複数のロボットとポジショナーを使用した協調動作が可能 *スティッチ溶接機能(自動的に設定したシームの長さで断続的な溶接ツールパスを作成) *ボックス溶接機能(自動的にボックス溶接特有の溶接ツールパスを作成) *下向き溶接機能(ツールの向きが常に下になるように、外部軸に対して自動垂直補間計算)
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PLCコントローラーと連携したバーチャル制御プログラム検証
バーチャル設備モデルとRobot、PLC、CNCを接続して生産設備全体の挙動、ロジック検証やバーチャル試運転検証が可能 国際標準規約OPC-UAをサポートしており、世界各社のロボットコントローラーやPLCコントローラーとSIL & HILでダイレクト接続が可能 実際の工場設備の据付と同じコンセプトを採用したメカニカルアダプター&エレクトリカルアダプター機能を標準装備。 効果: ・実機据付後に行われていたラダープログラム、動作確認を事前にバーチャル環境で実施することが可能、設備立上げ期間の短縮を実現。 ・設備の故障・誤動作等の状況をバーチャル空間で再現させることができ、制御プログラムの異常処理プロセスを多岐にわたって検証 ・制御プログラムの不具合による実機設備の破損や事故を未然に防止する ・ロジックで制御された動くマシンを使うことで、機械エンジニアと制御エンジニアのコラボレーションツールとなり情報伝達がスムーズになる 基本情報: •シグナルマッピングとワイヤリング •SIL (Software in Loop) サポート •HIL (Hardware in Loop) サポート •シェアード・メモリー機能の採用 •OPC-UA国際規約に準拠 •AutomationML国際規約に準拠 •挙動設備モデル(設備属性情報付与) •PLC VRC CNCの混在環境での高速演算処理 •デジタルツイン対応のインフラストラクチャー
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技術白書 デジタルツインファクトリー実現に向けて
最新のIoT技術や革新的な製造・加工テクノロジー、俯瞰的検証機能を搭載した「デジタルファクトリーソフトウェア」について Industry 4.0は、今までの製造業の基盤を大きく揺るがす急激な変革をもたらすと言われており、テクノロジーコンセプトとして、インダストリアル・インターネットやサイバー・フィジカルシステムなどの表現も使われております。 フレキシブルなオートメーション・テクノロジーは、将来の生産技術のコアであり、新しいソフトウェアプラットフォームや情報通信インフラの上に構築されるものです。 この白書では、デジタルファクトリーソリューションがもたらす変革が、Industry 4.0の実現に向けて重要な役割を果たすことを説明して行きたいと思います。 インダストリー4.0は、最新の情報通信技術を使って製造プロセスの計画、構築、実行に対するパラダイムシフトを行うことです。 それは全く新しいアイデアやコンセプトを生み出すもので、このデジタル技術は、2つの領域で重要な役割を担うことになります。 最初の領域として、製造工程と生産準備作業の可視化及びその検証を可能にするものです。 このことはとても大事なことで、ほとんどの工場(生産ライン)は、ゼロから新規構築されるのではなく、現行の製造ラインを稼動させながら、部分的な工程変更や設備の入替え・再構築が実施されます。 そのこと自体は何も新しい事ではありません。 すでに多くのデジタルマニュファクチャリングソフトウェアが、部門ごとに長年使われて来ているからです。 但し、今までと違うことは、インダストリー4.0の考え方やコンセプトを現実工場とバーチャル工場の両方に埋め込むことで、現実工場で使われている全ての生産システム(設備・工程・加工属性など)を正確にバーチャル空間に再現することです。 それは、単なる3次元モデリングやキネマティックス(機構運動方程式)の忠実な再現だけでなく、製造ユニットのロジカル挙動や制御コントロールまでの再現を意味するものです。 故に、これをデジタルツイン工場とも言われています。 事前に定義・検証された製造プロセス全体を、機敏で自律管理能力を持った製造ユニットに変える唯一の方法になります。
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膜厚品質の向上に貢献する塗装ロボットオフラインシミュレーション
ロボットによるスプレー塗装や溶射工程の品質と生産性を向上する簡易膜厚解析機能を搭載してオフラインプログラミングソフトウェアです。 塗装や溶射対象の3D製品形状の曲面データから面直計算して自動で動作パスを作成 塗装面からの距離、塗装ピッチ幅、塗装速度、ガンON/OFFなどの入力に沿って、動作パスの加工属性を事前設定 オフィスで塗装パス作成と膜厚検証が同時並行で行えるので生産性の向上と塗装ブースでの塗膜実測回数の削減が見込めます。 【主な機能】 ■3D形状の面データから簡単にロボット動作パスを作成 ■塗装膜厚実験値からのデータを基準に速度、傾き、到達距離を考慮して膜厚計算を実行 ■膜厚解析計算式をユーザーでカスタマイズ可能になるAPIをリリース ■高速メッシュ作成エンジンを搭載しており、膜厚解析結果のカラーマップ表示のレベル変更が容易 ■さらなる高精度シミュレーションを実現するVRC接続を利用した膜厚解析も可能 適用領域】 ■シーリング ■クリーニング、磨き ■エンジン塗装、離型剤塗布 ■非破壊検査