EN ISO 13766-1,2:2018強制化開始

株式会社UL Japan
建設機械向けの最新EMC規格EN ISO 13766-1, 2:2018 が、2021年7月1日より強制化されます。EUでは、上市する建設機械に対してEU整合法令への適合と機械へのCEマーキングの表示を要求しています。2014/30 EU EMC指令の整合規格「EN 13309:2010」は取り下げとなり、最新規格である「EN ISO 13766-1,2:2018」が強制化されます。この強制化により、EMCで要求される放射イミュニティの上限周波数が拡大し、新たに建機本体に対して電波照射が求められるようになります。またEUだけでなく、南アフリカでも同様に建機の完成品に対するEMC試験が要求事項として規定されています。 ULでは建機などの重量100トンまでの大型機器に対応する大型電波暗室を有しており、「EN ISO 13766-1,2:2018」に対応するEMCサービスを提供可能です。

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建設機械、フォークリフト、バスなどの大型機器を収容し、EMC試験を行うことのできる特別仕様の電波暗室です。1500平方メートルの組み立てエリア、パーキングエリアなど、大型機器の特殊なニーズにも対応しており、ISO/IEC 17025認定を受けています。建設機械など様々な製品に対して、スムーズな試験準備及び実施をサポートします。