タンデム四重極質量分析計 Xevo TQ Absolute
高感度だけで満足ですか? - 安定稼働が長続き、メンテナンスも容易な超高感度LC-MS/MS
汚れやすいシステムや、時間のかかるメンテナンスにお悩みの方が非常に多くいらっしゃいます。 Xevo TQ Absoluteは、汚れにくいことで定評のある「ZSprayイオン源」に加え、新しいソースシールドにより、サンプルマトリックスや移動相の塩によるイオン源の汚染を最小限に抑え、質量分離部の前(StepWave XS)で中性分子を除去し、イオンを濃縮して質量分離部に導入することを可能としました。 これにより、システムの「良い状態」をより長く保ち、稼働時間の最大化が実現します。 最新の高感度機種のため、高感度で、より低い定量下限を達成できます。また、従来の製品と比較してより小型で消費電力とガス使用量が約50%低減し、発生熱量も約 50% 低減されています。 【特長】 ・ 陰イオン性化合物に対する感度が最大15倍向上(以前の製品と比較した場合) ・ 一貫性の高い頑健性と再現性を確保することで、より長期間にわたって性能と生産性を維持 ・ 一般的な高性能TQ質量分析装置と比較して、電気とガスの消費量が約 50% 低減し、発熱も約 50%低減
基本情報
タンデム(トリプル)四重極質量分析計(LC-MS/MS) 汚れに強いZSprayイオン源搭載 不安定な分子種の透過率を向上させるStepWave XSイオンガイド採用 イオン源:マルチモードイオン源 – 工具不要の ESI/APCI/ESCi(標準)、APCI 、UniSpray、nanoFlow ESI、ASAP、APGC、DESI XS(オプション)
価格情報
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用途/実績例
低分子またはペプチドやオリゴ核酸など各種医薬品のバイオアナリシス、ニトロソアミンやPFAS、農薬分析など、高感度定量が必要とされる様々な分野でお使いいただけます。
関連動画
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高感度かつ堅牢な分析を実現 ウォーターズのニトロソアミン類分析 5/14開催【ライブWebinar】
2021年 10 月に厚生労働省より通知されたニトロソアミン類混入に関する自主点検は、まもなく終了期限を迎えます。期限までに混入リスクのある品目中のニトロソアミン類を定量し、その量が限度値を超えた場合は、規格値の設定などの リスク低減措置を講じなくてはいけません。ニトロソアミン類の規格値を設定する場合、高感度分析が可能となるシステムや分析条件を使用するのはもちろん、システムに対しては日々の分析に耐えうる堅牢性も求めたいところです。 ウォーターズは、LC と質量分析計の専門メーカーとして、感度の向上と汚染を最小限に抑える工夫がなされた質量分析計、高分離を実現する LC システムやカラム、インフォマティクス等のトータルソリューションでニトロソアミン類の分析をサポートしております。 本セミナーでは、高感度かつ堅牢な分析を実現する上記ソリューションの解説と分析事例の紹介に加え、国内外の最新規制動向も確認いたします。
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【製品情報掲載】一貫して高い頑健性と再現性を確保!タンデム(トリプル)四重極質量分析計
絶対的な感度と信頼性で困難な化合物でも簡単に定量、堅牢性の高い LC-MS/MS である Xevo TQ Absolute ■アプリケーションノート ご希望の場合は、お問い合わせください。 ・ 低分子医薬品の高感度バイオアナリシス ・ オリゴヌクレオチド医薬品のバイオアナリシス ・ 変異原性のボロン酸類の高感度分析 ・ 血清中の遊離テストステロン分析 ・ N-ニトロソアミン類の定量 ・ 毛髪中のカルボキシ-THC の分析 ・ 毒物学的調査のための血中薬物の分析 ・ ゼラチンのスペシエーション分析 ・ 食品中の陰イオン性極性農薬分析 ・ 飲料水中のグリホサート、アミノメチルホスホン酸(AMPA)、グルホシネートの測定 ・ 食品中の塩素酸塩、過塩素酸塩、臭素酸塩の測定 ・ PFASの分析(分析法の確立と評価、飲料水、水系マトリックス、土壌および組織、野菜、果物、ベビーフード、動物製品など)
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ヘリウムガス不要!APGC-MS/MS によるダイオキシン類の高感度測定 4/17開催【ライブWebinar】
ダイオキシン類の極微量分析において、JIS をはじめとした各種分析法で「EI イオン源を搭載した GC-二重収束型 MS を用いて測定すること」「キャリアガスとしてヘリウムを用いること」が規定されています。しかし、ヘリウムガス供給不足問題がたびたび発生してしまうことから、代替キャリアガスの利用が模索されています。その一方で、代替キャリアガスを用いた場合の感度や異性体分離の低下、分析対象成分との反応性など、多くの課題が残されています。 それらの課題を克服できる測定法として、ウォーターズが製品化した APGC イオン源についてご紹介します。APGC は EI に比べてソフトなイオン化法を用いることから、高感度・高選択な GC-MS 定量分析が可能です。またキャリアガスをヘリウムから窒素に変更しても質量分析計の感度には影響しないことから、昨今のヘリウム不足対策やランニングコスト削減という観点でも注目を集めています。 本ウェビナーでは、APGC の原理・特徴の紹介に加えて、ダイオキシン類分析に要求される感度や異性体分離、定量性について APGC を用いて確認した結果も併せて解説します。
取り扱い会社
米国マサチューセッツ州ミルフォードに本社を置くウォーターズコーポレーションは、1958 年の設立以来、液体クロマトグラフの専門メーカーとして先駆的な役割を果たしてきました。 積極的に新製品、新技術の開発に取り組み、現在では高速液体クロマトグラフに加え、質量分析計(MS)、熱分析装置を供給する国際的グループ企業へ成長しています。 日本ウォーターズは、ウォーターズコーポレーションの日本拠点として昭和48(1973年)に営業を開始しました。米国本社の企業姿勢を継承し、「お客様の成功」を我々のミッションとして掲げ、革新的な技術とラボ向けソリューションを提供し続けています。