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画像処理セミナー
日本テクノセンター様主催の「画像処理セミナー」を本年も開催致します。 開催は、9月12日(木)です。 講義内容は、日本テクノセンター様の「セミナー」からキーワードに「画像処理」 を入れて頂くと現れます。 弊社講師の特徴は、リアルに開発してる現場のホットな情報に更新する為 毎回「講義資料」を改定している点です。 現在も、資料改定中ですが、内容が増え過ぎた為資料を削るのではなく 「講義…
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IPキット3
本製品は、画像処理の定石処理を実装していて、開発やデバッグ時に、必要な処理をプログラムせずに「試せる」ものです。 今回、Ver.2.1.1.0C から Ver.2.1.1.0Dに、更新されました。 このソフトは、製品版も試用版も同じものです。ライセンスキーを入力して頂き、製品版として全機能が使えるようになります。 その「ライセンスキー」が、用意していた組み合わせを全て販売や、「画像処理学習セットキャンペーン」「画像処理セミナー」で使いきってしまい、新たなプロテクト方式に切り替える必要がありました。 開発環境が当時アイコンなどのGUIを簡単に作れるツールがボーランド社製品だった為、弊社都合でVisual Studio環境に移植しました。 実装している画像処理の機能には一切変更がありませんが、一部操作ボタンなどがメニューになったり見た目が変わりました。 これまでのユーザー様も、すでに取得済み「ライセンスキー」を入れて動作します。 新しいバージョンに移る場合、古い方をアンインストールしてから、インストールして下さい。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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チューニング
弊社の画像処理アルゴリズムを「ライブラリ」形式でご提供して「アプリケーション」に組込んで「装置」にされるケースもあります。同時開発なので当初は「サンプル画像データ」も限られていますが、新しい画像が取得できた時用に、予め「パラメータチューニング」を用意しておきます。 今回ご紹介するケースは「チューニングの方法」です。ライブラリの説明書には、使い方やサンプルアプリの他、パラメータの説明もありますが。パラメータを最適化するには、どんな原理で手法を実現していて、何がパラメータで調整可能か?作成者は、原理を知っているので頭の中に自然に「前提」ができたりしますが、その説明は困難です。 例として、弊社の「画像つなぎライブラリ」では、テンプレートとサーチ範囲を各々適切に設定すると良い結果が得られます。ところが、成功率98%と言うような結果画像だけを見ながら調整する。がNGなのです。 「何故その位置が適切なのか?」原理を理解した上で「この画像ではこの位置が適切」が理想です。 難しいです。人間の脳内はコピーできないので。説明スキル向上に終わりはありません。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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オンラインセミナー?
二十数年前から、本業の開発の隙間で、セミナー講師を担当させて頂いておりますが、ここ2年間は、コロナ禍の影響で開催中止になっています。 今回開催が決まったのは、感染者が大きく減っていた時期でした。 弊社セミナーの差別化は、画像処理の開発現場からの声なので、お集り頂いた受講者の方に「今日、これが知りたい」と思っている方は?と挙手頂き、ニーズの多い部分に注力する事と、実習時に皆さんの操作画面を見て「ここに引っかかっている」と思って、個別に声掛けヒントをお伝えしているところです。 このコラムの時点では、主催様も「リスク回避」に注力し、会場での対面を想定しているとの事です。 主催:日本テクノセンター 2月24日(木) https://www.j-techno.co.jp/seminar/seminar-47031/ 可能性として、「初のオンラインセミナー」に変更されるかもしれません。 「反応を見てアドリブで」が、オンランでも成立するのか?半信半疑ですが、オンラインに切り替わっても、「参加して得るものがあった」を目指します。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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画像が先か装置が先か
開発プロジェクトの計画時によくあり、更に最適解が決まらない事を紹介致します。 話を進める為に「画像検査装置」と仮設定します。 装置全体のプロジェクト担当者は、装置構成を分割して開発担当をアサインします。 例えば 1、メカ部分 2、カメラや照明などの光学部分 3、カメラから入力されるデータを処理して結果を出す「画像処理」部分 とします。 このコラムを読んで頂けている方は弊社が「3」に特化している事はご存じだと思います。 キックオフ時には、1~3までのリーダが集まります。 3の立場からすると、「少なくても対象物を撮影した画像データが欲しい」となります。 しかし2の立場からすると、「画像処理に都合が良い映像は、どの程度の解像度なの?」となります。 1の立場から、「振動は邪魔?メカを高速に動かすと少しは振動出るけど」等。 この議論に最適解は、無いとこれまでの経験から考えています。 落としどころは、装置が組みあがった時と完全一致でなくて良いので、まずは撮影して。とお願いする次第です。 「決定」が必要であり悩ましいです。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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生産管理
色々な異なる会社様でも生産管理の名称がつく部署の方からの画像処理相談は、昔から多いです。 その内容は「検査」が共通キーワードでした。 多くは不良品検査、生産された製品の検査です。 今回「生産管理」をテーマに選んだのは、検査以外にも色々な業務があり、それら業務のいくつかを「画像で」とのご要望を頂く事の紹介です。 検査以外のテーマを羅列してみます。 1)人の動き 工場で作業している方の動きをトレース 2)搬送車の位置をトレース 無人工場ほどの設備で、当然搬送車の位置は制御器が把握していると思っていたので、それを運転する装置と完全に分離してトレースしたいとの事で、第三者検証的に驚いたお話でした 3)入庫管理 出庫管理はすべて自社製だから取り決めし易い。 しかし入庫となると、多種多様な企業からの入庫なので、梱包されている箱の大きさも色々で、中身の数量チェックもルール化しにくいとの事。 生産管理の業務はとても広い業務区分で、まだまだ「画像を使ってこんな事できませんか?」とのご相談は、新しい出会いがありそうです。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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画像処理学習セットプレゼント
ご好評の、画像処理学習セットのプレゼントキャンペーン。 次回の開催日が決定しました。 2022年3月7日~4月3日イプロス様サイト内に応募受付ページを作成します。 教科書は、期間中は全ページを、どなたでもダウンロード可能に致します。 2022年2月24日に有償セミナーとして開催される講義で使うものと同一です。 教科書中で、画像処理の定石手法や傷検出実習で使うソフトが学習ソフト「IPキット3」です。 このソフトは弊社でも直販しておりますが、キャンペーン期間中に、お申込み頂いた方を対象に抽選を実施し、10名の方にプレゼントさせて頂きます。 応募される方は、期間限定ですので、ご注意下さい。 教科書は、画像処理の利用分野など幅広い入口から、カメラの選定、画像処理手法を考える定石処理の説明、実習時の課題が説明されてます。 セミナーでは、課題の回答が複数ある事。処理のハード化なども講義に入ってますが、ハード化部分は色々なトレードオフも考慮に必要なので、教科書だけでお伝えできずに、ハード化部前までを教科書にしてます。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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画像処理セミナー
年間最大2回と定めていた「画像処理セミナー」ですが、感染症の影響とオンラインセミナーでは伝わらない。 との判断から、長期間実施できずに今日を迎えてます。 その間技術の進歩もあり、セミナーにて教科書として使う「資料」も更新しております。 画像処理の応用分野や、画像サイズ、ピクセルレートなどの「業界情報」から、実現手段が「ソフト、ハード」だったものに、GPUプログラミングを加えたり。 資料だけでなく、講義も「参加者の皆様の関心のある分野」にアドリブで話題を追加していますので、今回も新情報の部分はどんな話になるか? 当日の楽しみです。 主催は、日本テクノセンター様です。 2022年2月24日開催予定です。 https://www.j-techno.co.jp/seminar/seminar-47031/ 日々「画像処理」に特化した開発を行っている現場からの、生の情報をお伝えしたいと毎回考えております。 講師紹介割引もメルマガ読者様に有効です。 画像処理に関するご質問も、セミナー講義内容に関わらず、ご持参下さい。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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基礎研究から実製品へ
基礎研究用途の開発をお手伝いしていた会社様から受けた嬉しい情報です。 基礎研究では、「人間の官能評価を数値化したい」と言う内容でした。 弊社、画像処理に特化した開発会社ですから、「視覚」ですね。 視覚から入りますが、評価対象は見た目だけではありません。 初めて「官能評価の数値化」にチャレンジしたのは、10年も昔「肌診断」をされている会社様からの依頼でした。 今回は対象物は工業製品ですが、お話を伺って「なるほど!その視点で評価するには、機械では難しいですね」から始まったテーマでした。 研究所なので難しい事は承知でもチャレンジしたい。とのことでした。 現在では、その当時のご担当様とは、全く異なるテーマの開発を進めております。 ところが、最近「あの同時のソフトを一部変更して欲しい」との打診がありました。 え?まだあの研究を続けていたのですか?と詳しく伺ったところ、「実はすでに実製品開発に取り入れ始めているのでその現場からのリクエスト」との事でした。 正直滅多にない事ですが、ついご紹介したくなりました。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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営業トーク
弊社の主業務である、お客様のご要望に合わせた「専用処理」を開発する際の商談の話です。 商談と言っても、ほとんどが「仕様決め」です。 お客様のご要望を伺い、それを実現する為の提案を行います。 毎回異なる産業分野や異なる用途なので、一度でご要望を理解する事は難しいです。 そこで、「仕様」のキャッチボールが商談に該当します。 その時のトークが「控え目」とか「保守的」とか、キャッチボールしている相手の方からでなく、その両方の間に入っている方に、見られる事が稀にあるようです。 弊社の場合、商談する人間がそのまま開発する担当になる事が多いです。 あまり深く考えずに「できます」とお話して進んでしまうと「やっぱり想定した手法ではできません」では、そこまで検討した時間が両者にとってデメリットになるからです。 しかし「できません」と簡単に発言するのは、開発会社としてNGです。 どんなアプローチだと、実現できるのか? そのアプローチのメリットとデメリットは何か? を直接成果物を使われる方との議論ができること。これが営業トークのメリットです。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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国際画像機器展終了
今年も、パシフィコ横浜で国際画像機器展が開催されました。 展示会全体としては、コロナ禍での開催となった昨年が5,148人でした。 今回は8,106人との主催者発表ですが、私の感覚では昨年の倍に感じられました。 それでも、コロナと言う言葉が出る一昨年までが15,000人程度でしたので、まだ完全復活ではないようです。 また今回の展示会では、主催者様ホームページにて「展示ブースPR動画」と言う、出展社が自分のブースを「展示会期間中」に撮影した動画を掲載する、新たな仕組みを作られました。 ご来場できなかった方に、この動画がどこまでリアルに雰囲気をお伝えできるかわかりませんが、とても面白い試みだと感じてご紹介する事にしました。 https://www.adcom-media.co.jp/movie-ite/ 来場者総数は少なくても、弊社にとっては「即連絡できない」ほど具体的に「画像処理開発」でお困りの方が、この展示会を待っていたと熱く感じた次第です。 動画、何かのご参考になれば幸いです。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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無人の理由
先日、5年計画の大きな研究テーマにご利用頂く「画像処理」の最終年度、最終納品をさせて頂き、最後の「納品説明会」を実施してきました。 ある行為を人間が行っているのですが、その行為を「無人化したい」と言うテーマの画像認識部を弊社で開発してました。 「無人化」は、良くあるテーマで、多くのテーマが省力化が目的です。 5年間の基礎研究から実際の装置を開発する。テーマは、費用も期間も大がかりでした。 用途によっては、それなりの価値があるのだろう。と思って画像処理部を担当させて頂いて、無事装置も完成しました。 最後の納品説明会で「装置全体の用途」をお伺いして驚いた事は、「無人化」は省力化ではなく、必須機能だったのです。 対象物が医薬品になるものなので、人間が関わらない事で「菌」などに触れない為の「無人化」だと教えて頂きました。 画像処理の開発は長年手掛けておりますが、これだけの長い期間を一緒に開発させて頂き、真の目的をわかっていなかった未熟さを知った事と、同時に画像処理を必要とされる方々に、まだ出会いきれていない先の楽しみを感じた次第でした。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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画像処理セミナー 画像処理アルゴリズムと高速化技術および実現方法の最適選定:(ソフト、GPU、FPGA化の選択ポイント)
画像処理の開発プロセスを、広く浅く(できれば深くのつもり)習得するセミナーです。 ・画像処理の開発を業務とされている方 ご専門がソフトであれば、ハード開発を知りたい。また、逆にご専門がハード開発であれば、手法開発を知りたい方 ・画像処理の開発業務は、外部委託しているが、委託先がどのように開発しているのかを知りたい方 ・画像処理を使った製品開発をマネージメントしているが、部下の開発行為のポイントを知りたい方 ・画像処理を使った検査装置ユーザーだが、装置メーカーからの売り込みだけでなく、どんなツボを押さえれば希望タクトタイムが実現できるのか? 1)導入部は、「画像処理」をどんな産業分野で、どのように使われているか? 2)画像処理学習用ソフト IPキット3を使った定石処理実習 3)特徴ある部分の検出手法を考える実習 4)処理が重い部分の実現手段(ソフト、GPU、ハード=FPGA) 実現手段をどの様に選択するか?GPU処理や、SoCFPGAの使い分け 5)FPGA化 Verilog回路から、演算精度について 6)事例デモ 7)質疑応答 です。アドリブたっぷりのセミナーです。
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国際画像機器展
昨年は、緊急事態宣言下で涙の不参加だった国際画像機器展。 今年は、株式会社ケーアイテクノロジーとして出展いたします。 2021年12月1日~3日、パシフィコ横浜にて開催されます。 小間番号6にて出展しております。ご来場の際には是非お立ち寄り下さい。 展示物は3種の「見てわかる画像処理」です。 1、オプティカルフロー検出(初公開) オプティカルフローは「動きをベクトル化」する処理です。 とても有効な処理ですが、演算コストが課題でした。 この画像サイズでこの速度!と言って頂ける処理速度を会場にて御覧下さい。 2、画像つなぎ KITの原点に返って、カメラの動き精度は荒くても。をご覧いただく為に、手作りおもちゃにてカメラを移動させて画像つなぎを実施します。 3、二次元コード読み取り 1つのカメラに複数、同時に撮影された映像から、同時に読みとるデモを御覧いただけます。差別化部分は「ロバスト性」です。 明るさ変動や、斜めのコードも読めることを現地でお確かめ下さい。 会場では「画像処理で困っている」お話をお聞かせ下さい。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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嬉しいお問い合わせ
先日の商談お問い合わせで、とても嬉しい事がありました。 弊社が過去に開発した、ある映像を数値化するソフトウェアについてです。 お問い合わせは、「来期予算で一部改良をお願いしたいので、予算申請用にお見積りして欲しい」でした。 お見積り依頼が嬉しいのは、ビジネスをしている以上当然ですが、今回は経緯が嬉しかったので、ご紹介させて頂く事にしました。 過去に開発させて頂いたときは、ご依頼部門も「研究所」で、ある映像の数値化するソフト開発でした。 初納品してから、2度ほど数値化手法の改良をお手伝いさせて頂き、「欲しい数値がとれるようになったので」と、そのソフトを使って研究を続けて頂いていたようでした。 今回は、その時の研究所の方も同報でしたが、ご依頼があった方は、事業部で実際にモノづくりをご専門にされている方だったのです。 弊社も画像処理部は真剣に開発しましたが、そこで得られる数値に事業化できるほどの重要な意味がある事は、今回のお声がけで知りましたしすでに、その数値を反映させた製品が世の中に出ている事を知って、とても嬉しくなりました。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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画像処理学習ソフト当選者発表
ご好評の画像処理学習セット、キャンペーン期間限定で「入門書」を全員無料でダウンロードできるように致しました。 「学習ソフト(IPキット3)」は、「入門書」をダウンロードして頂いた方を対象に抽選とし、抽選が終了しましたので、発表致します。 (過去の当選者の方は、今回も抽選対象外とさせて頂いております) このソフトウェアは、弊社直販か、ベクター様サイトにてライセンス販売させて頂いてます。 直販のみ、CD-ROM販売とさせて頂いております。 ご興味がありましたら、「試用版」として動作を無償で試せますので、ダウンロードして使ってみて下さい。 (試用版は、一部機能に制約をつけてます) (当選者発表は、社名及び苗字のイニシャルを順不同で記載します) T社M様、N社M様、J社M様、R社T様、D社N様 S社Y様、H社T様、M社M様、S社W様、D社M様 以上、10名の方に、イプロス登録先社名及びセクション宛てに発送させて頂きます。 是非、画像処理の習得や実務にお役立て下さい。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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国際画像機器展2021
2021年12月1日~3日まで、パシフィコ横浜で開催される「国際画像機器展2021」に、今年も出展致します。 夏の「画像センシング展」、冬の「国際画像機器展」は、画像処理開発を手がける会社として、数少ない「色々な用途を持つ」画像処理で困っている方達の声を聞ける機会なので、大切にしてます。 開発専門としてご要望を知る事で、習得すべき課題解決法を準備できる為です。 例えば、より優れたセンサーが開発され、それを搭載したカメラが発売されます。 その性能向上と同時にカメラから出力されるI/F規格(現時点で最速CoaXPress)も、より高速になります。するとその後段になる「画像処理」も、より高速処理をを求められます。 前段で処理まで行う「エッジコンピューティング」や「スマートカメラ」は熱と電源の問題です。重い計算は後段で実現される事が求められでしょう。 どこで処理するか?答えはありません。適材適所。画像処理も用途で活躍する場所が変わります。 今年は、どんな展示物が見られるのか?出展社でもありながら、他社様の展示物にもワクワクしてます。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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技術の進化と開発
展示会場でのご質問でした。 CPUの性能が向上して、画像処理の開発も楽になったでしょ?とのご質問でした。 丁度、同じ展示会場で「カメラ」や「キャプチャーボード」なども展示されていましたので、それらをご案内しながら説明させて頂きました。 御覧の通り、半導体の進歩でCPUの性能も大きく向上しておりますが、同様にカメラに内臓されている「センサー」も画素数も増えて、動作フレームレートも向上しており、それらを使用した検査対象物となる製造製品も高品質になっているので、開発が楽なっている事はないと感じてます。とご案内しました。 このご案内を振り返って感じた事は、上記の各技術の発展のおかげで弊社のような「開発に特化した会社」へのご要望も変わらずに続くと言う事です。楽ではないですが苦労でもないです。それが仕事として長く続く事だと考えました。 センサーの水平垂直画素数がそれぞれ倍になれば、処理部は4倍の速度が求められます。 画素数が変わらずにいても、フレームレートが倍になれば処理部も倍の速度が求められます。 どの分野も切磋琢磨が続くのでしょう。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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半導体メーカー
社内の「コミュニケーションタイム(毎週1回定例)」で、流行っているのがランキング当てクイズです。 その中で、最近「2020年半導体メーカーランキング(TOP10)」がお題になりましたので、TOP10でKITが仕事上で関連している(ユーザーとして使用している)メーカー名をご案内します。 ランキング1位でもあり、ユーザーとしても、ダントツ1位はインテルです。 これは、大本命で意外性もないのですが、パソコン用CPUだけでなく、FPGAでも一番お世話になってます。 ランキングが上昇中のNVIDIA。弊社の中でも使用率が上がってます。 ランキングの上昇は、AI用で伸ばしているとの事ですが、元々得意だった画像処理チップとしても、性能が向上しGPUボードとして利用させて頂いてますが、本来の性能を引き出すには、まだ仕組みを理解している必要があり、開発会社としては腕の見せ所です。 半導体部品として、購入させて頂き弊社で部品実装している額で考えると、ダントツ1位がFPGAでしたので、このテーマを出題した担当は狙い通りだったようです。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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【2021年10月10日まで】期間限定 画像処理入門書(57ページ)プレゼント
期間限定(1ヵ月)にて、有料セミナーでの教科書に使用している入門書を全ページ無料ダウンロードキャンペーン中です。 また、入門書をダウンロードした方を対象に、抽選で10名の方に教科書中で使用している、市販画像処理学習用ソフト(1万円相当)をプレゼントいたします。 ダウンロードサイトを閉鎖したのち、抽選を実施いたします。 当選者様は、メルマガやニュースにて発表させて頂きます。 入門書や、ソフトは「学習用」ですので、はじめの一歩は、入門書とソフトのHELPを見て操作して頂き、画像の変化を感覚的に理解しより深く学びたい。 とのフェーズに進みましたら、同ソフトの「カスタム」機能を使えば、自分で考えたオリジナルフルタ実験などを学べます。 学習用に特化することで、「オート」ではなく自分で考える事の機能が多く、入門書とセットで学習して頂く事を想定してます。 ご応募無料ですので、 https://www.ipros.jp/catalog/detail/500095?hub=54 から、ダウンロードして下さい。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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分光カメラ
コラムタイトルに、専門外の名称を書かせて頂くのは初めてかもしれません。 「分光カメラ」とは、光学技術で1つの光学軸上に異なるタイプのセンサーを搭載したカメラになります。 画像処理屋にとっては、それぞれ異なるタイプのセンサーが位置がズレずに、更に同タイミングで得られる事は、嬉しい情報入力元です。 例えば異なる波長だと、透過したり反射したりする特性が異なります。 その異なる特性を「複合判定」する事で区別がつきにくい対象物を簡単に区別できます。 この場合、複合判定手法を生み出すには色々なアイデアを試し実験する為にソフト処理で実現させます。 処理が決まってくると、その処理を高速に演算する為に、ハード化(FPGA内ロジック計算)するのですが、そこでループ処理があると、ハード化の長所が薄れるのでアルゴリズム変更してパイプライン処理での実現可能なように変更していく。 文字で書くと簡単ですが、実案件開発中は喧々諤々がピークになる部分でもあります。 光学技術の発展が、画像処理技術のニーズを増やしてくれる例をご案内致しました。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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頭の体操
タイトル負けしそうですが、昨年から長く続く「会議室での会議」からWEB会議にシフトして、メリット&デメリットの話から「WEB会議での進め方」を確立する。にスイッチしなければならなくなりました。 WEBでもあまり困らない事は「報告会議」。WEBでやりにくいのが「仕様決め会議」特に社内での勝手知ったる相手との「仕様決め」でなく、お客様との仕様決め会議では、お客様にとっての優先順位と、実現する側にとっての作業量(難易度も同義)とは、比例関係に無い事が多いので、そのすり合わせ目的の会議です。 WEB時代になってからは、画面に見えない方が「???」とこちらの発言がスムースに伝わっていない事も、その逆も情報発信側はわからない事が課題です。 その対策として、会議前の「会議用資料」に沢山の枝葉をつけて資料を用意してみた事もありました。 しかし、枝葉が多いと重要な点がボケたり枝葉の議論になってしまい、幹が曖昧のままだったり。 タイトルの「頭の体操」は、当日の事前資料つくりと、当日の進行にとても苦労するので、この表現になりました。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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作業優先順
「開発」と言うやってみないと解らない事。が混じる業務をどのように遂行するか?をご案内します。 日単位でも、週単位でも、月単位でも、複数月単位でも方法は同じです。 1、作業項目のリストアップ 2、リストの優先順位付け この優先とは重要度ではなく、順番です。この順番付けが肝になります。 例えば、「質問表作成」が作業項目にあったとします。「質問」ですから相手があり、相手には回答する時間が必要です。 逆に回答が来るまで「待ち」になります。 このような業務は優先が上位になり、待ちの時間に、別の作業を入れます。 別の例として、「速度調査」があったとします。これは自分で調査するのですが、調査結果を複数予測します。 この予測が経験値の差で精度が変わるのです。 予測の意味は、「**程度だったら次のアクションは××」「○○程度だったら次のアクションは△△」と訓練しておく事に有効なのです。 この行為を、プロジェクト全体に対しても常に行い改定していく。それが「開発」と言う業務を、計画通りの期間に完成させる事に役立っていると考えてます。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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「画像処理学習セット」プレゼントキャンペーン
メルマガ常連の方、お待たせしました。 年に2度の定例化した「画像処理学習セット」のプレゼントキャンペーンが間もなく、受付開始になります。 イプロス様サイトを使って、9月9日~10月10日までの1ヵ月間がキャンペーン受付期間になります。 キャンペーン期間中限定で、「画像処理入門書(全ページ版)」の無料ダウンロードと、ダウンロードされた方を対象に、画像処理学習用ソフト「IPキット3」を抽選で10名様に無料プレゼント致します。 このソフトは、市販もしております(1万円程度)。 日本テクノセンター様主催の「画像処理セミナー」では、この「画像処理入門書」と「IPキット3」を使って、傷の検出アルゴリズムを考える。などの実習などを行っております。 講義ですと、「何処が解らない?」を対面なので確認できますが、資料でどこまでお伝えできるかを考えながら、「今回初」の資料も追加しました。 キャンペーン開始は、イプロス様サイトのチェックをお願いします。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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展示会
9月29日~30日の二日間、名古屋市中小企業振興会館 大展示場棟にて開催される「テクノホライゾングループ ソリューションフェア2021 in 名古屋」に、出展します。 「グループの最先端技術を結集したプライベートフェア」ですので不特定多数の方のご来場はありません。 弊社は、「マシンビジョンソリューション」エリアに出展します。 また、「画像処理相談コーナー」も担当しますので、お気軽にお悩みを投げかけて下さい。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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画像処理の高速化
今回は、弊社でも新人教育レベルの高速化のお話です。 彼らに共通する教育カリキュラムの一番初めが「画像処理の定石」を、深く覚えてもらいます。 このフェーズが済むと、例えば例題として9×9の平滑化フィルタをプログラミングして下さい。が次のテーマです。このプログラムは1日あれば完成するでしょう。 次に自分で作成したソフトの「処理部」の実行速度を測ってもらいます。 社内で、この教育用に作成した同処理プログラムが2種類あります。2種類の違いは、汎用性のあるもの。と速度最優先にしたものです。 さて、評価フェーズです。 自分のソフトが、上の両方のリファレンスより遅いのか、その中間か?を自己評価します。 そこで、何が違うのか?を考えさせます。 まずは、ソースコードを見ないで考え、それで閃いた事があれば、閃きを机上検討して、どの程度高速化できるか予測してもらってから「試して良いよ」と、実験させます。 初歩は、アドレスの飛ばし方、中級は計算回数を減らすテクニック。 日々勉強が続きます。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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教科書改訂
セミナー会社様主催の「画像処理セミナー」の教材用に、教科書として作成した事が始まりです。 セミナーでは丸一日頂いて、「画像処理の活用分野」「処理の例」から「定石処理」「アルゴリズムを考える」「実現手段の種類」「ソフト処理」「ハード処理」「FPGAの選定」「FPGA回路」と、開発の流れと異なる専門分野の知識を紹介してます。 この内容は、資料だけではお伝えする事が難しいと考え、前半部だけを抜き出し「画像処理入門書」として、イプロスさんのキャンペーン等で期間限定配布をしています。 今回のご案内は、この資料の「更新」をしたご案内です。 昨年度は、FPGA選定においてピン互換を意識して選定する際の表ですが、これは書面だけでお伝えする事が難しく、セミナー資料のみに掲載される部分となってました。 今回は、「画像処理入門書」の部分にも反映される「画像処理技術の分類」を、3つの視点から表にしてみました(追加になります)。 セミナーやプレゼントキャンペーンをお楽しみにして下さい。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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大規模FPGA
FPGAの規模を示すのに、ASICゲート換算で表現していた時代は終わったようです。 Logic Cellと呼ばれる論理回路(実際にはLUT)とFF(フリップフロップ)がセットになったものを1として、それが何ブロック入っているか?が一つの規模の指標です。 それでも、何百万Cellと言う単位ですから、部品価格を別にすれば、実現したい回路が入らない事は、滅多にないです。 乗算などの従来Logic Cellを消費した回路は、別にDSPブロックが用意されてます。 FPGAの強みである、内臓メモリもMbクラスです。 そこで、いわゆる論理回路以外にCPU(現在TOP2の両メーカー様ともARM)を内臓した、SoCFPGAがロジック回路と同一シリコン上に搭載されてます。 開発エンジニアの立場としては、CPUはメリットがとても多いですが、I/Oピンが減る事を忘れずに。近々発表されている他のハードウェアアクセラレーターは、突き詰めるとASSP(特定機能に特価したLSI)に戻るような感覚がありまが、とても興味をもって実デバイスが手に入る日を楽しみにしてます。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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セミナー資料
弊社では、年に2度(但し、現在コロナ禍で中止)画像処理セミナーを実施してます。 正確には、日本テクノセンター様が主催されるセミナーの講師を勤めさせて頂いてます。 内容は、さわり部分は「画像処理の利用分野」から入りますが、主は、アルゴリズム開発の実習として、課題解決を定石組み合わせで実現するまでが前半部分、後半部分が考えたアルゴリズムの実現手段検討で、最後は、処理のFPGA化まで。と広く浅く。参加者の方には、ご自身の専門の隣の分野を知って頂くとか、外部委託されている方に外部が行っている実務を知って頂くなどを目的としてます。 この資料は、世の中の技術が日進月歩なので、毎年更新してます。春はコロナ禍で中止でしたが、資料は更新しました。 また、前半部は「イプロス様キャンペーン」で年2回抽選でプレゼントしてます。 次回のキャンペーンでも、内容が更新されますのでお楽しみにして下さい。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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兄弟会社
弊社の所属する「テクノホライゾングループ」には、色々な業種の会社が集まってます。 「イメージング」でも、これまでは、光の入り口の光学系。 それを受光してデータするカメラメーカー、カメラの出力を取り込むキャプチャーボードと、そのキャプチャーされたデータを処理する弊社担当の画像処理メーカーが、集まってました。 この度、ここに同じ画像処理を主業務とする兄弟会社が加わってくれました。 驚いたのは、直接顔合わせせずにメール文だけでも、普段の社内の会話と同じ会話ができる事です。 それぞれの画像処理コア技術は同様目的なのに、その技術を使った利用産業分野が異なる事がわかりました。 どんな広がりになるか、ワクワクしています。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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得意分野を再認識
お客様から「画像処理の相談」を頂き始まった商談がありました。 その画像処理の内容は、弊社の得意分野ともマッチしていて、問題なくお話が進行してました。 その処理を「ブラウザアプリで使いたい」のお話から、周辺処理もお客様が切り分ける手間を考えると、弊社で担当できます。と切り出してしまいました。 これまでも、お客様が社内デモ用などの場合、スマホアプリ化も担当したりした為でした。 より実現したい内容を詰めていくと、「ネットワーク部」が画像処理以上に重要である事が、弊社側もお客様側も認識できてきました。 弊社は社員全員が「画像処理エンジニア」である事は、間違いないと自負してますが、「ネットワーク」や「スマホアプリ」は、担当経験があるエンジニアが社内には居る。程度の門前の小僧である事を再認識し、お客様にもそのままお伝えし、そのテーマは辞退させて頂きました。 得意分野ですと、不具合が生じている画像データを見るだけで、どんな原因かもおおよそ推測できます。 専門外ですと、不具合が生じたときの対処力が落ち、それではご迷惑になると考えた次第でした。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。