- セミナー・イベント
※申し込み終了※2月オンラインLIVEセミナー開催!〜医薬品セミナー〜
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社 (TAInstruments)
★ 2月10日開催!医薬品オンラインセミナーのお知らせ ★ 2月10日、国立研究開発法人物質・材料研究機構の川上先生(医療応用ソフトマターグループグループリーダー/主席研究員、併任 筑波大学大学院 数理物質科学研究科 物質・材料工学専攻 教授)をお招きし、医薬品の分析・評価についてのセミナーを開催致します。 また、弊社のグループ会社/日本ウォーターズの講演もございます。 お申込みお待ちしております。 【ご参加ツール】Zoom *Webブラウザからもご参加いただけます。 (Zoomアプリケーションをダウンロードせずにご参加可能) 参加費:無料 内容および申し込みは詳細ページをご覧ください。 また受講のご連絡は、開催一週間前にメールにてお知らせします。 国立研究開発法人物質・材料研究機構 川上 亘作 氏 【題目】医薬品研究ツールとしての熱分析装置:単なる評価手段から一歩踏み込んだ活用術 他
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開催日時 2021年02月10日(水)
13:00 ~ 15:30
- 会場
- 参加費 無料
関連製品情報
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【特集号】熱分析による医薬品のキャラクタリゼーション
熱分析装置を一歩踏み込んで活用。DSCの計測事例を多数収録。オンラインセミナー開催
【その他の掲載内容(抜粋)】 ■等温滴定熱量計「Affinity ITC」 測定事例:酵素と阻害剤の結合定数評価、酵素反応速度論評価および阻害剤の影響について ■生体高分子用微小熱量計「Nano DSC」 測定事例:Nano DSC採用キャピラリーセルと一般的コイル型セルの比較 ■等温熱量測定装置「TAM」 測定事例:腫瘍細胞の代謝計測による抗がん剤の薬効評価 ※掲載内容・オンラインセミナーの概要について 詳しくは「PDFダウンロード」よりご覧ください。お問い合わせもお気軽にどうぞ。
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【特集号】タンパク質分析の熱分析事例集(カロリーメーター)
分析のスペシャリストによるタンパク質の分析事例と関連装置のご紹介です。今回はITC、TAM、NanoDSCの3装置です!
TA Instrumentsでは「熱分析装置」「粘弾性測定装置・レオメーター」「微小熱量計(生体、医療分野向け)」「疲労試験機」など幅広い装置を取り扱っております。今回は「微小熱量計」と呼ばれる生体・バイオ・医薬分野の評価に非常に適した装置を3種類紹介致します。 【アジェンダ】 P3~ ITC(等温滴定熱量計・カロリーメーター)のご紹介 酵素と阻害剤の結合定数評価 酵素反応速度論評価および阻害剤の影響 P6~ NanoDSC(示差走査熱量計・カロリーメーター)のご紹介 タンパク質の安定性、変性挙動評価事例 タンパク質変性温度のZn2+イオン含有率依存性評価 P9~ TAM(等温熱量測定装置・カロリーメーター)のご紹介 腫瘍細胞の代謝計測による抗がん剤の薬効評価
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示差走査熱量計 Discovery DSC (カロリーメーター)
ラボに1台いかがですか? 世界で最も優れた、高い汎用性を有する示差走査熱量計Discovery DSCシリーズのご紹介です。
特徴と利点 ・特許取得済の新しいFusion CellTM 技術 ベースライン平坦性、感度、分解能、再現性および信頼性において比類なき性能 ・新しく革新的な”アプリ形式”のタッチスクリーン 簡単なOne-Touch-AwayTM機能を搭載し、操作性が向上し、これまでよりもデータ取得が容易に ・54のトレイポジションを自在にプログラムできる信頼性の高いリニアオートサンプラー 安心の24時間運転、柔軟な測定プログラミング、自動キャリブレーションルーチンが可能 ・モジュレイテッドDSC (MDSC ) 複雑な熱イベントを最も効率的に分離、データ解釈の信頼性を向上 ・幅広い温度域の電気冷却オプション 液体窒素のランニングコストをなくし、オートサンプラーを用いた長時間連続運転を実現 ・Tzero プレスおよびパン 素早く、シンプルに、再現性の高いサンプル調製が可能
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【ポスター】Affinity ITC,NanoDSC
高い信頼性を提供!幅広い分子間相互作用の測定のための優れたツール
TA instrumentsのAffinity ITCとは、 【特長】 ■AccuShot最良の攪拌のために適切な位置に滴定サンプルを送液 ■FlexSpin革新的な低速攪拌、効率的な混合と高感度を提供 ■ユーザーが選択可能なクリーニングシステムは測定間に生じるコンタミを排除 ■正確で信頼性の高い滴定のためのインテリジェントハードウエアポジショニング ■等温温度制御用の固体素子アクティブヒーティング&クーリング TA instrumentsのNanoDSCとは、 【特長】 ■内蔵した精密加圧システムにより、セル内の圧力を正確かつ一定に維持 ■凝集、沈殿傾向のあるサンプルが分析可能なキャピラリーセル設計 ■比類なきパフォーマンスを発揮するための最高の感度、最小のセルボリューム ■正確なモデルフィッティングとマルチファイルバッチ処理が可能なNanoAnalyzeソフトウェア
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等温滴定熱量計 Affinity ITC(カロリーメーター)
高い信頼性を提供!幅広い分子間相互作用の測定のための優れたツール
【仕様 ※抜粋】 [標準容量/低容量] ■最小検出熱:0.05 μJ ■最大検出熱:5,000 μJ ■低ノイズレベル:0.0014 μW ■ベースライン安定性:0.02 μW/hr ■温度安定性:±0.00005℃ (25℃設定時) ■操作温度範囲:2 ~ 80℃ ■サンプルセルサイズ:1.0 mL/190 μL ■滴定シリンジ容量:250 μL ■最小滴定容量:0.01 μL ※こちらのページからは総合カタログがダウンロード可能です。 個別の製品カタログは表紙のみとなりますので、完全版をご希望の方は弊社営業担当にお申し付けください。
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示差走査熱量計 nano DSC
生体試料を研究するために特化した示差走査熱量計。最高の感度と優れた操作性をご提供いたします。
<仕様> 短期ノイズ:0.015μW ベースライン安定性 :±0.028 μW 応答時間 :5 秒 操作温度範囲 : -10 ~ 130 ℃ あるいは 160 ℃(要高温オプション) 温度スキャン速度: 最大 2 ℃/分 圧力摂動:6 atmなで内蔵 セル内容 :300 μL ジオメトリ :固定キャピラリー セル材質:プラチナ 熱測定タイプ :入力補償
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等温熱量測定装置 TAM IV(カロリーメーター)
様々な物質の反応評価のために
マイクロカロリーメーターはサンプルを破壊することも、侵襲することも全くありません。サンプルの事前調整もほとんど必要なく、分析はサンプルの物理状態に制限を受けません。固体、液体、気体のいずれでも調べることができます。また、FTIR、UV-Vis、NMRなどの測定のようにサンプルが特定の特性を持っていなければならないということはありません。対象物のプロセスを直接かつ連続的に測定するものです。他の分析手法のような断片的データを与えるものではなく、プロセスの進行とともにリアルタイムのデータを連続的に与えてくれます。
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バイオマテリアル専用低荷重材料試験機
生理環境下での負荷試験が可能
・リニアモーターは、10年保証 および メンテナンスフリー ・チャンバーは透明なため、試験片の観察が出来ます ・インキュベーターに設置可能です
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TAインスツルメント総合カタログ
熱分析・熱量測定・レオロジーのワールドリーダー/ティー・エイ・インスツルメントの総合カタログ
東京ラボ/東京都品川区西五反田 大阪ラボ/大阪市淀川区西中島 熱分析、熱量測定、粘弾性測定などが揃ったラボがございます。 いつでもサンプルを測定を承っておりますので、ご連絡ください。
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Youtube講義資料~DSC・基礎編1~
Youtubeで投稿している講義の資料~DSC・基礎編1~です。 無料でダウンロードできますので、お気軽にご活用ください。
熱分析のワールドリーダーであるTA InstrumentsからDSCのYoutube講座をご案内です。 DSCでどんなことがわかるの? グラフはどうやって解析したらいいの? 一回目の測定と二回目の測定でグラフが違う…一体どうして? これらの疑問を解決する画期的なツールとして無料で配信しております。 イプロスサイトで講義資料も無料配布しておりますので、是非ご活用ください。
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Youtube講義資料~レオロジー・基礎編1~
Youtubeで投稿している講義の資料~レオロジー・基礎編1~です。 無料でダウンロードできますので、お気軽にご活用ください。
粘弾性のワールドリーダーであるTA InstrumentsからレオロジーのYoutube講座をご案内です。 レオロジーってそもそもなに? 粘弾性っていわれても、あんまりピンとこない。。。 測定モードが多すぎてどれを使ったらいいの…誰か教えて!! これらの疑問を解決する画期的なツールとして無料で配信しております。 イプロスサイトで講義資料も無料配布しておりますので、是非ご活用ください。
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分析事例:バイオ研究用の熱分析装置および測定事例一覧
分析のスペシャリストによるバイオ研究用の分析事例と関連装置のご紹介です。今回はITC、TAM、NanoDSCの3装置です!
TA Instrumentsでは「熱分析装置」「粘弾性測定装置・レオメータ」「微小熱量計(生体、医療分野向け)」「疲労試験機」など幅広い装置を取り扱っております。今回は「微小熱量計」と呼ばれる生体・バイオ・医薬分野の評価に非常に適した装置を3種類紹介致します。 ◆等温滴定熱量計(ITC) 等温滴定型熱量計(ITC)は、一定温度下での滴定に伴う熱量変化を検出する装置であり、主に分子間相互作用解析に用いられます。分子同士が結合する時に発生する微小な熱量変化を計測し、得られる滴定曲線から、結合比(n)、結合定数(Ka)、結合のエンタルピー変化(ΔH)を求めることが可能です。 ◆等温熱量計(TAM) 熱量測定装置(TAM)は、普遍的な熱信号と、それにより任意のプロセスの定量的な熱力学および速度論的観察を直接測定できる、高感度で、安定かつ柔軟なマイクロカロリメータシステムです。 ◆生体用微小熱量計(NanoDSC) 生体用微小熱量計(nano DSC)はポリマー、医薬品、食品、生体物質、有機化合物、無機化合物、および複合材料などの幅広い材料の物性評価のため、もっとも普及している熱分析装置です。
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分析事例:NanoDSCのタンパク質変性温度とZn2+影響評価
分析のスペシャリストによるタンパク質分析事例のご紹介です。今回はNanoDSCでZn2+添加時の変性温度変化挙動を評価しました。
TA Instrumentsでは「熱分析装置」「粘弾性測定装置・レオメータ」「微小熱量計(生体、医療分野向け)」「疲労試験機」など幅広い装置を取り扱っております。今回は「微小熱量計」と呼ばれる生体・バイオ・医薬分野の評価に非常に適した装置を3種類紹介致します。 ◆生体用微小熱量計(NanoDSC) 生体用微小熱量計(nano DSC)はポリマー、医薬品、食品、生体物質、有機化合物、無機化合物、および複合材料などの幅広い材料の物性評価のため、もっとも普及している熱分析装置です。
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分析事例:ITCによる基質の分解速度および阻害剤有効性評価
分析のスペシャリストによるタンパク質分析事例のご紹介です。今回はITCで基質分解速度および阻害剤の影響を評価しました。
TA Instrumentsでは「熱分析装置」「粘弾性測定装置・レオメータ」「微小熱量計(生体、医療分野向け)」「疲労試験機」など幅広い装置を取り扱っております。今回は「微小熱量計」と呼ばれる生体・バイオ・医薬分野の評価に非常に適した装置を3種類紹介致します。 ◆等温滴定熱量計(ITC) 等温滴定型熱量計(ITC)は、一定温度下での滴定に伴う熱量変化を検出する装置であり、主に分子間相互作用解析に用いられます。分子同士が結合する時に発生する微小な熱量変化を計測し、得られる滴定曲線から、結合比(n)、結合定数(Ka)、結合のエンタルピー変化(ΔH)を求めることが可能です。
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大学・研究機関によるウイルス研究事例~TA装置を使用して~
ウイルス研究事例 ウイルスのキャラクタリゼーション ~カロリーメーターによる構造と結合特性の評価 ~
<Nano DSC> TAインスツルメント社製のNano-DSC はウイルス構造の熱力学的プロファイルを解明するために非常に重要であり、ウイルス成分の安定性の理解とウイルス株の信頼性のある特性評価と同定につながります。 <Affinity ITC> ウイルスの毒性は、ウイルスが標的とする細胞に特異的に結合して感染する能力に依存します。TAインスツルメント社製Affinity-ITCはこれらの分子間相互作用を熱力学的に特性評価するために使用できる強力なアッセイ技術であることが示されています。 装置仕様、測定に関するご質問は、infojapan@tainstruments.com 宛にお問いあわせください。 または弊社websiteのお問い合わせフォームにご記入の上、ご送信ください。 https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mis-ncsi-657ae9d8d4a794e455fa0febda47cff9
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【分析事例】等温熱量測定装置 TAMによる細胞代謝と薬効の評価
分析のスペシャリストによる細胞関連の分析事例のご紹介です。今回は細胞を用いた評価に有用な熱分析装置の測定事例をご紹介します。
今回TA Instrumentsがご紹介するのは「TAM」と呼ばれる等温熱量測定装置 です。本記事では、細胞培養に関連する分析事例として、腫瘍細胞の代謝計測による抗がん剤の薬効評価事例をご紹介していきます。 ◆腫瘍細胞の代謝計測による抗がん剤の薬効評価 ヒートフロー(単位時間当たりの熱量変化)は、細胞の代謝がより活発なほどより高い値を示します。抗がん剤濃度が高くなるに伴い、長時間経過のヒートフロー値は低くなっており、腫瘍細胞の代謝が低下していることが分かります。 測定結果から用量-反応曲線を作成することもでき、TAMは迅速なバイオアッセイ手法として使うことができる装置です。
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分析事例:レオメーターによる坐薬とヘアワックスの粘弾性評価
分析のスペシャリストによる医薬品の分析事例のご紹介です。今回は坐薬の体内動態とヘアワックスの粘弾性測定です。
TA Instrumentsが取り扱うのは「レオメーター」と呼ばれる粘弾性測定装置です。本記事では、身近な医薬化粧品である坐薬とヘアワックスの粘弾性測定事例をピックアップして測定のイメージモデルとともに分かりやすくご紹介していきます。 ◆体内における坐薬の軟化挙動 体内に注入して使用される坐薬では、保管温度および体内温度での粘弾性が製品としての性能に強く影響します。そこで、2種類の坐薬サンプルについて、粘弾性の温度依存性測定を実施しました。 ◆ヘアワックスの塗り心地とクリープリカバリー試験 髪質やセットしたい髪形に応じて、多種多様なヘアワックスがずらりと陳列されているのをよく見かけます。手に取ってみるとそれぞれ感触が異なり、粘弾性に違いがありそうです。レオメーターを用いると、その弾性率や粘度といった基本的な粘弾性指標を定量評価できますし、また、下記で紹介しますように、髪に塗り込む操作を模倣した測定モード(クリープリカバリー試験)にてヘアワックスの伸びの良さや保持力の評価も可能です。
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分析事例:テンパリングしたチョコレートの熱分析・粘弾性測定
分析のスペシャリストによる食品の分析事例のご紹介です。今回はチョコレートの美味しさの秘密を熱分析と粘弾性により明らかにします。
今回TA Instrumentsがご紹介するのは「DSC」と呼ばれる示差走査熱量計と「レオメーター」と呼ばれる粘弾性測定装置です。本記事では、身近な食品であるチョコレートの美味しさについて、テンパリングに着目した測定のイメージモデルとともに分かりやすくご紹介していきます。 ◆チョコレートの口溶けと粘弾性測定 チョコレートは食べる前は手で持てるくらいの硬さを有していますが、口に入れた途端に甘くとろけていく不思議な食べ物です。これは「テンパリング」と呼ばれる工程により付与される特性であり、テンパリングの有無でどのような違いが出るのか、レオメーターを使って調べてみました。 ◆美味しいチョコレートに欠かせないテンパリングとココアバターの結晶形 実は、チョコレートには6種類もの結晶構造がことをご存じでしょうか? 「テンパリング」ではこの結晶構造を制御することで口当たりの良さと艶を生み出すことが出来ます。テンパリングの有無でどのような違いが出るのか、DSCを使って調べてみました。
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分析事例:平面二軸試験機を用いた心膜の力学特性評価
分析のスペシャリストによる医療関連の分析事例のご紹介です。今回は心膜の評価に有用な機械物性、疲労試験の測定事例をご紹介します。
今回TA Instrumentsがご紹介するのは「ElectroForceシリーズ」と呼ばれる疲労試験機 です。本記事では、細胞培養・医療に関連す測定事例として、平面二軸試験機を用いた心膜の力学特性評価事例をご紹介していきます。 ◆平面二軸試験機を用いた心膜の力学特性評価 平面二軸試験機に心膜組織を取り付け、それぞれの軸に同等の変位(Displacement)を与えて荷重(Load)を計測しました。 変位を大きく与えたときの荷重は、0°軸よりも90°軸の方がより大きく、計測している心膜組織の力学特定には異方性があることが分かります。
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【分析事例】熱分析よる生分解性プラスチック(PLA)の特性解析
PLA製飲料用カップを測定サンプルとして、温度変調DSC、DMAなどの熱分析技術を駆使して、熱的および機械的特性を調査!
◆Discovery DSC 示差走査熱量計 材料における温度遷移と関連する熱温度と熱流を測定します。一般的な用途には、研究、品質管理、製造用途における材料の調査、選択、比較、最終用途パフォーマンス評価があります。TAインスツルメントのDSC技術で測定される特性には、ガラス遷移、”冷”結晶化、位相変化、融解、結晶化、製品安定性、硬化/硬化反応速度、酸化安定度があります。 ◆Discovery DMA 動的粘弾性測定装置 材料の機械的特性を時間、温度、周波数の関数として測定します。基本的な材質特性に加えて、DMAは仕上げ特性を定量化し、加工が最終用途の性能に与える重要な貢献を反映しています。 DMAは、ガラス転移温度および二次転移、処理によって引き起こされる配向、冷結晶化、硬化最適化、複合材料におけるフィラー効果などを測定するために一般的に使用されています。 DMAは、材料の剛性(モジュラス)の正確な尺度を提供するだけでなく、減衰、クリープ、および応力緩和などの他の重要な機械的特性も提供します。
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分析事例:レオメーターDHRによる潤滑剤の摩擦(粘弾性)評価
分析のスペシャリストによる潤滑剤の分析事例のご紹介です。今回はレオメーターで摩擦変化挙動の剪断速度、温度依存性を明らかにします。
今回TA Instrumentsがご紹介するのは「レオメーター;DHR」と呼ばれる粘弾性測定装置です。本記事では、二種類の潤滑剤を用意し、それぞれの潤滑液の摩擦係数測定とせん断速度および温度依存性に関して評価しました。 ◆室温下における潤滑液の摩擦係数の変化挙動評価 弊社レオメータ(DHR)の摩擦測定用アクセサリは4つの金属球から出来ており、安定した摩擦係数測定が可能です。今回は2種類の潤滑液について評価し、摩擦係数を比較しました。 ◆高温および高速せん断時における摩擦係数変化共同評価 先の測定では室温下での測定でしたが、現場で使用する際には高い温度や高速せん断といった条件で使用することも考慮する必要があります。 今回は180℃、0.1~100 mm/sの条件下で潤滑液の摩擦がどのように変化するのか、どちらの潤滑液の方が潤滑液として有用なのかを、ストライベック曲線を参考にして評価しました。
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分析事例:熱伝導率測定による断熱性評価の測定事例
分析のスペシャリストによる断熱材の分析事例のご紹介です。今回は熱伝導率測定装置を用いた測定事例をご紹介します。
今回TA Instrumentsがご紹介するのは「FOX」と呼ばれる熱伝導率測定装置です。本記事では、断熱材に関連する分析事例として、断熱ボードのR値(熱抵抗値)の異方性評価事例をご紹介していきます。 ◆断熱ボードのR値(熱抵抗値)の異方性評価 断熱ボードは、住宅の壁など様々な場所で使用される材料です。実はこの断熱ボードの断熱効果はボードを水平に寝かせた時と、垂直に立てた時で変化します。弊社の熱伝導率測定装置:FOXで断熱ボードを寝かせた時と垂直に立てた時の熱抵抗値を示しています。
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バイオ燃料試験に役立つツール ~モジュール型熱量測定装置TAM~
モジュール型熱量測定 装置 (TAM) を用いた バイオ燃料の生成プロセスおよび特性の評価
バイオ燃料の特性評価や最適化に対して、信頼性が高く有意義な結果を提供する優れた機能が搭載されています。 温度スキャン(DSC)モードでは、ワックス出現温度(WAT)がはっきりと可視化され、等温モードでは燃料生成工程における触媒反応の反応速度を経時的に観察できます。 分析装置、熱量測定装置の中でもTAMは液体、固体、結晶、高分子、燃料、食品、電池などさまざまな製品の評価が可能です。 【特徴】 ■応答性の高い温度制御で、4~150 ℃の範囲で制御可能 ■長期間に渡る実験においても、正確で安定したヒートフロー測定が可能 ■4つのカロリーメーターポジションはカロリメータを最大4つまで搭載可能 ■カロリーメーターは、サイズ、感度など様々な構成で利用可能 ■独立したアクセサリを最大8つ制御可能 ■独立したプローブ/ソースインターフェース用の新しい電圧I/Oモジュール 【仕様】 [サーモスタット] ■熱媒体:オイル ■カロリーメーター数: 4 ■温度範囲:4 ~ 150 ℃ ■正確度: < ± 0.1 ℃ ■長期安定性: < ± 100 μ ℃/24h ■スキャン速度: ≤ ± 2 ℃/h