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ビューラー、自動車向け大型鋳造構造部材向けメガキャスティングソリューションの50台目の受注を達成
ビューラーグループは、大型鋳造構造部材向けメガキャスティングソリューション「Carat(カラット)」シリーズの累計受注が50台に到達したと発表しました。 世界の主要自動車メーカーが次世代車両の生産効率化や軽量化に取り組む中、同社の技術は組立工程の簡素化や大型部品の一体成形を実現し、構造性能・生産性・持続可能性の向上に貢献しています。 最大92,000kNの型締力を持つCaratシリーズは、欧米・アジアの自動車メーカーやOEMサプライヤーに採用され、グローバルなサービス体制と専門チームによる設計・運用支援、継続的なアップグレードや最適化サポートも提供。 装置は高稼働率・低廃棄率、そして20年以上の長期運用が可能で、コスト効率と環境負荷低減にも寄与しています。 世界約1,000台のCaratシリーズの稼働実績と100年近いダイカスト経験を活かし、今後も自動車業界の新しいものづくりを支え続けます。
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ビューラー ナパロースト社技術を統合、安全な食品加工のための殺菌工程を強化
ビューラーグループは、ナパロースト社(スイス)の蒸気・真空殺菌および焙煎技術の統合を発表いたしました。 ナパロースト社の蒸気真空殺菌技術を当社の包括的な製品ポートフォリオに加えることで、当社はナッツ加工分野における唯一無二のワンストップソリューション提供企業となります。 同社の殺菌技術は、ナッツ、シード、低水分食品全般で5log以上の高い病原菌低減効果を発揮します。 飽和蒸気を使用し、部分真空下で商品表面温度を安全かつ効果的に上昇させ、品質・色・風味・食感の保持も実現しています。 また、スイス本社のフレーバークリエーションリサーチ&トレーニングセンターを全面改修し、殺菌設備を含めプロセス全体の試験や研修が体験できる独自の施設を整備しました。 2025年8月には本センターで試験運用を開始、11月には初回の特別トレーニングセッションと施設公開を予定しています。
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ビューラー株式会社は在日スイス商工会議所(SCCIJ)の会員となりました
2025年5月、ビューラー株式会社は、在日スイス商工会議所(SCCIJ)の会員となりました。 在日スイス商工会議所(SCCIJ)は、1981年に設立され、スイスと日本の経済関係強化のための重要な橋渡し役を担っています。 世界的な多国籍企業を含む約200社の在日スイス企業及び、スイスに関わりのある企業を会員とするSCCIJは、日本におけるスイス企業の活動とともに、スイスでの活動に関心のある日本企業を支援しています。
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ビューラー 粉砕分散リサーチ&トレーニングセンター起工式を中国で開催
ビューラーは、2025年4月9日に中国無錫市で「粉砕分散リサーチ&トレーニングセンター」の起工式を実施しました。 同センターは2026年6月に完成予定で、インキやコーティング技術の革新、農薬・化粧品への応用、次世代電池材料など、幅広い分野での研究開発およびトレーニングの拠点となります。 センター完成後は中国国内のR&D体制を強化し、現地および国外の顧客に効率的かつ高度な技術ソリューションを提供することで、持続可能な発展と差別化を実現します。 実験計画には、インキや塗料、電子材料の水系・溶剤系粉砕分散のほか、リチウムイオン電池材料およびリチウムイオン電池スラリーの調合やドライ電極のフィブリル化も含まれます。 加えて、ポリマーやセラミックス、金属材料の特性評価や開発、補助装置のテストもサポートし、今後は実験用粉体ミキサー、真空脱泡機、ホモジナイザー、粒度分布解析装置などの導入も計画しています。 安全面でも引火性・爆発性化学物質対応のワークショップや、廃ガス・廃水・廃棄物を厳格に管理する体制を整えます。 また、現地政府の安全・環境規制にも対応し、コンプライアンスリスクの低減にも貢献します。
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ビューラー 伊FIB社リチウムイオン電池生産設備への電極スラリー製造機械納入契約に合意
ビューラーグループは、FIB社(イタリア)との同社テヴェローラ第二工場(Teverola 2)におけるリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリー大規模生産設備の供給に関する契約に合意したことをお知らせいたします。 当社は電極スラリー製造用の連続ミキシングラインをアノード用・カソード用にそれぞれ2ライン、計4基の納入を予定しており、2025年末までに設置、2026年の生産開始を見込んでいます。 これらのシステムは、当社の同方向二軸押出機技術を活用しており、複数のプロセスを1台の連続運転ユニットに集約します。これにより、従来のバッチミキシング方式と比べて、最大4分の1のエネルギー消費、より少ないオペレーターでの運転を実現。また、センサーやデータ分析、自動化機能を備えたQuaLiBインライン品質管理システムにより、製造状況を精密に監視し、歩留まりとコストの改善に寄与します。

ビューラー株式会社について
世界中の数十億の人々が、食品やモビリティの基本的ニーズを満たすためにビューラーのプロセス技術に接しています。
ビューラーは、世界の安全な食料供給に貢献し、気候変動に取り組み、自動車や建物、 機械のエネルギー効率を高めるためのソリューションを開発しています。 食品およびモビリティ産業のソリューションパートナーとして、 お客様のバリューチェーンにおける消費エネルギー、廃棄物、水の使用量を2025年までに50%削減する目標をかかげています。 ■ビューラーグループ沿革■ 1860年 創業者アドルフ・ビューラーがウッツヴィル(スイス)に鋳造工場を設立 1872年 穀物の製粉に使用するロールミルに初めて鋳造ロールを採用 2020年 グループ創業160周年を迎える ■ビューラー株式会社沿革■ 1974年 日本法人設立 2007年 地域製品開発研究センター(RADEC)を開設 2017年 RADECを北関東サービスステーション内に移設 ■事業本部■ グレインズ&フード(穀物、食品および飼料向け加工・製造プロセス) コンシューマーフーズ(チョコレート、焼き菓子、コーヒー、ベーカリー製品などの加工・製造プロセス) アドバンストマテリアルズ(湿式粉砕、ダイカスト、光学薄膜製造ソリューション)