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静電粉体塗装時のファラデーケージ効果による膜厚不良とは

フッ素樹脂コーティング・PEEKコーティング時の静電粉体塗装で起こる凹部の膜厚不足・塗膜不良の原因と対策

静電粉体塗装を用いるフッ素樹脂コーティングやPEEKコーティングでは,「ファラデーケージ効果」によって凹部や奥まった箇所へ塗料が付きにくくなる場合があります。 その結果,膜厚不足やピンホールが発生し,耐食性や耐久性の低下につながるケースもあります。一方で,凸部には塗料が集中しやすく,局所的な厚膜化による割れや剥離が発生する場合もあります。 当社では,製品形状や要求性能に応じて,塗装条件や膜厚仕様を最適化し,膜厚不良リスクを低減しています。複雑形状部品へのコーティングをご検討の際は,ぜひご相談ください。

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基本情報

静電粉体塗装では,帯電した粉体塗料を静電気力によって基材へ付着させます。しかし,凹部や奥まった形状では静電気力線が入り込みにくくなるため,粉体塗料が付着しにくくなる「ファラデーケージ効果」が発生します。 その結果,凹部では膜厚不足やピンホールが発生しやすくなる一方,凸部や先端部では塗料が集中しやすく,厚膜化による応力集中が発生する場合があります。 特に耐食用途や厚膜仕様では,膜厚分布の影響が品質へ大きく影響するため,製品形状に応じた塗装条件の最適化が重要です。当社では,塗装方法や膜厚設計を含めた最適な仕様をご提案しています。

価格帯

納期

用途/実績例

・BOX形状部品への粉体コーティング  凹部膜厚不足を考慮した塗装条件を適用。 ・化学設備部品への耐薬品コーティング  ピンホール低減によって耐食性を向上。 ・複雑形状ガイド部品への機能性コーティング  膜厚均一化によって耐久性を改善。 ・搬送設備部品へのふっ素樹脂コーティング  凸部の厚膜化による割れリスクを低減。 ・食品設備部品への非粘着コーティング  形状に応じた塗装条件を最適化。 複雑形状や凹凸部を持つ製品でも,用途に応じた最適なコーティング仕様をご提案可能です。

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取り扱い会社

当社は、各種産業部品へのフッ素樹脂・PEEKコーティングなどの機能性コーティングを提供する受託加工メーカーです。 特にフッ素樹脂コーティング(PTFE・PFA・FEP・ETFE)を中心に、非粘着性、離型性、耐薬品性、耐熱性、低摩擦性を付与するコーティング技術を提供しています。 食品機械、半導体製造装置、化学装置、医療機器、産業機械など幅広い分野の部品加工に対応しています。 また近年は、PFAS規制への対応ニーズの高まりを背景に、PEEKコーティング(PFASフリー)の提案も強化。高耐熱・高耐薬品環境で使用される部品の保護や長寿命化に貢献しています。 さらに、帯電防止コーティング、耐摩耗コーティング、低温焼成タイプのふっ素系コーティングなど、多様な機能性コーティングをラインナップ。 金属だけでなくアルミニウム、ステンレス、樹脂、ゴムなど幅広い基材への加工実績があります。 用途や使用環境に合わせた最適なコーティング仕様の提案から試作評価、量産加工まで一貫対応し、付着防止、離型改善、摩擦低減、耐薬品性向上、耐熱性向上などの課題解決をサポートしています。