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ロトルクがスキルマチックSIレンジ電油式アクチュエータの製品強化を実施
ロトルクは、スキルマチックSIレンジ自立型電油式アクチュエータに、小型で堅牢な90°回転用モデルを追加しました。この新型アクチュエータはラック&ピニオン機構を利用して、最大1,000 Nm のトルクを出します。 SIレンジは電動操作の容易さと油圧制御の正確性、機械式スプリングリターンフェイルセーフ動作の信頼性を兼ね備えています。スキルマチックSIアクチュエータの一般的な使用用途は、機能安全関連緊…
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リモートハンドステーション(RHS)と電動アクチュエータ下水処理プラントに設置される
ロトルクの電動アクチュエータは、オーストラリアにある下水処理プラント(STP)の水門扉を制御しています。 3代目IQマルチターン電動アクチュエータは、8箇所の水門扉に取り付けられており、Murrumba Downs (オーストラリアクイーンズランド州郊外の街)の下水処理プラントに流入する下水の流量を制御しています。 エンドユーザー様であるUnitywater社は、水門扉の開閉を自動化する目的でロトルク製品をご選択されました。以前は、水門扉に近づくには階段を使用しなければならず、手動で操作していました。 現場の安全性向上のため、Murrumba Downsの現場に設置されているIQ3アクチュエータの幾つかにRHSを取り付け、作業員が現場で安全にバルブを操作できるようにしました。 RHSは、IQ3と同一のディスプレイや制御インターフェースを採用しており、アクチュエータから最大100M離れた地点から操作や設定を行うことが可能です。接続先のアクチュエータから24VDCの電源を供給することができるため、補助電源は必要ありません。また、RHSは柱や壁に取り付けることも可能です。
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Didcot B発電所にCVLリニア式アクチュエータが設置される
ロトルクは、最近、調整弁用リニア式アクチュエータCVLをDidcot B発電所(National Grid:全国高圧送電線網に電力を供給している発電所)に設置し、試運転調整を行いました。 ロトルクのCVL1500及びCVL5000アクチュエータは、蒸気タービンがトリップした際に緊急用の冷却水として使用される噴射水の供給量を制御しています。CVLアクチュエータは、機器の信頼性を改善し、旧式のプラントの老朽化を改善するためのプロジェクトの一環として設置されました。 CVLアクチュエータはプロセス制御用電動アクチュエータCVAのリニア式モデルです。このCVLモデルは、単相または直流電源を採用しており、非常に正確かつ反応よく、調整弁を連続調整します。既存のアクチュエータをCVLに交換したことで、信頼性が向上し、メンテナンス費用も削減することができました。 本ユニットは分解能0.1%以上の非常に正確なフロー制御が可能であり、また、4-20mAの信号を利用して繰り返し可能な位置制御を行うことも可能です。CVLのスラストは890 N~22,241 N (200~5,000 lbf)にも及びます。
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世界最大の廃棄物発電所がロトルクアクチュエータを使用して電力を生産
深セン市宝安区(中国)にある世界最大(予定)の廃棄物焼却発電所にロトルクの電動マルチターンアクチュエータIQ3が設置されました。 本アクチュエータは、2020年稼動予定の上記発電所にて、ゲート弁、グローブ弁、バタフライ弁、ボール弁、更にはダンパーを操作する目的で使用される予定です。また、廃棄物加熱ボイラー等のプロセスプラントだけでなく、ガス制御、水処理及び公共のパイプラインシステムにも設置されています。 最新型のIQアクチュエータは、設定変更が可能なデータロガーを搭載した高度なデュアルスタックディスプレイやBluetooth無線通信対応の設定器等を特徴とし、技術的な改善が為されています。ロトルクBluetooth設定器を使用してアクチュエータの設定や試運転調整を行うことができ、また、データをPCに転送して解析(解析には、Rotork Insight 2という診断用ソフトを使用します)することもできます。 IQに使用されているデータロガーは、トルク分布や始動回数の詳細及び振動や温度のログ等、様々なデータを取得し、保存します。なお、全てのデータは不揮発性のEEPROMに保存されます。
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ロトルクの電動アクチュエータと空気式アクチュエータがドイツの都市における飲料水供給に貢献
新鮮な飲料水をドイツの地域コミュニティに提供するため、ロトルクの電動アクチュエータ及び空気式アクチュエータが設置されました。 Stadtwerke Lohr Am Main社に39台のGT(空気式ピストンアクチュエータ)と13台のCK(モジュラー型電動アクチュエータ)が提供され、Bavaria州の街Lohr am Mainとその周辺地域に水を供給する2箇所の市営水道施設で使用されるようになりました。なお、GTとCKは別々のプラントに設置されました。 上記2箇所の現場では、6箇所の泉と2基の深い井戸から水を採取し、7箇所の水道施設で処理しています。GT及びCKは、2~12インチのバタフライ弁及びゲート弁に設置され、上記プラントの水路の遮断弁を駆動し、ろ過、貯水、供給を行っています。 処理後の水は、地下貯水タンクに蓄えられ、180Kmのパイプラインネットワークを通して供給されます。 ロトルクのオープンネットワークや専門の担当者によるコンサルティングが決め手となり、契約に至りました。また、アクチュエータの機能性、信頼性、耐久性は勿論、CKのモジュラー構造も重要な要因であったと考えております。
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ブラジルのFPSOにてロトルクアクチュエータが石油・ガスの流量を精密に制御
ブラジルの新型浮体式生産貯蔵積出設備(FPSO)にロトルクの電動アクチュエータ(IQ3)とフルードパワーアクチュエータ(CP及びGP)が設置されました。 ロトルクのCPレンジは、多用途かつモジュラー構造の空気式アクチュエータであり、スコッチヨーク設計を採用しています(複動とスプリングリターンの2種類)。CPアクチュエータは小型かつ効率のよい設計であるため、低温環境下でも最高4,500 Nm (39,800 lbf.ft)までのトルクを発生させることが可能です。 GPは90°回転バルブ用スコッチヨークアクチュエータであり、オンオフやモジュレーティングに適しています。GP(複動とスプリングリターンの2種類)は、最高600,000 Nm (5,000,000 lbf.ft)の出力トルクを発生させることができ、SIL2及びSIL3のシステムに使用することができます。 IQ3電動アクチュエータは、始動回数が60回/時までのオンオフまたはインチングに使用することができ、ダイレクトドライブでの出力トルクは14 Nm (10 lbf.ft)から 3,000 Nm (2,200 lbf.ft)です。
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CKアクチュエータがトルコの主要排水パイプラインで使用される
ロトルクはCKモジュラー型電動アクチュエータをトルコの最終廃水処理場に提供し、環境への負担が少なく、安全なソリューションを提供致しました。 本プロジェクトで使用されたCKアクチュエータは防水仕様であり、非危険場所のあらゆるバルブに適しています。また、高温や強振動といった負荷状態でも操作することができます。ダイレクトドライブでのトルクは10~500 Nm (7~369 lbf.ft)、マルチターン減速機と組み合わせた場合の最大トルクは10,800 Nm (8,000 lbf.ft)、90°回転用減速機と組み合わせた場合の最大トルクは205,600 Nm (151,6000 lbf.ft)にも及びます。 プラグ&ソケット接続部の接続面は両面ともダブルシール構造になっており、IP68(CKアクチュエータの標準防水性能)を維持しています。また、水深8m下に最長で96時間、浸水させることも可能です。 標準仕様のCKアクチュエータの温度範囲は-30 °C~+70 °C です。また、本体はEN15714-2、ISO 5210、MSS SP 102に準拠、手動ハンドルはEN12570に準拠しています。
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Endress+Hauserのオープンインテグレーションパートナープログラムにロトルクが参加
ロトルクは、自社がEndress+Hauser社のオープンインテグレーションパートナープログラムに参加したことを喜んでご報告いたします。Endress+Hauser社は、工業プロセスの測定及び自動化のためのプロセス計器や試験用計器、製品、ソリューションを提供する世界的企業です。同社のオープンインテグレーションプログラムには、ロトルクを含めた13社が参加・協力して、効果的に製品を補完し合っています。本プログラムの参加企業は全て、制御技術、フィールドバスインフラ、測定技術または駆動技術のサプライヤーです。 このようなロトルクの新たな取り組みによって、マルチベンダーソリューションの一元化の問題を解決し、通信プロトコルの整合性を向上させます。これらのような共通のオープン基準を用いることは、メーカー同士の協力により、製品やサービスが容易に併用できるようになることを意味しています。
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ロトルクアクチュエータがトルコの地下鉄で重要な安全機能を果たす
ロトルクは、トルコの地下鉄の防火ダンパーのバルブに、150台を超えるRC200空気圧アクチュエータを設置しました。 (※防火ダンパーとは、炎や煙の拡散を防止するために鉄道トンネルの内部に設置される安全製品であり、火災発生時に閉じて、炎や煙の鉄道トンネルへの到達を防止します。) RC200はスコッチヨーク機構を備えた小型空気圧アクチュエータであり、ESD機能または遮断機能を実行します。動作速度が速く、最低限のメンテナンスで長期使用が可能であることから、スプリングリターン式のRC200が選択されました。 RCレンジのアクチュエータは、0 °C~+150 °C の高温環境でも通常通り作動させることが可能です。今回の場合は、250℃で2時間、400℃でさらに1時間の高温に耐えられる高温モデルが選択されました。RC空気圧アクチュエータは、このような高温でも、外面の防火塗料に影響を与えることなく、作動します。同アクチュエータは、ATEX 2014/34/EU認証を取得しています。
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ロトルクがFDNYと連携し、ニューヨーク市の安全維持に貢献
ニューヨーク市消防局(FDNY)の海上消防課が使用する消防艇では、同市の安全維持にロトルクのIQレンジ90°回転用電動アクチュエータを採用しています。 90°回転用アクチュエータIQは、「Firefighter 2」「Firefighter 343」という2隻の消防艇で使用されています。IQは、デッキの消防用散水ノズルへの水の流量を制御するという重要な役割を担っており、緊急時には必要不可欠です。 ニューヨークは世界で最も賑やかな港町の1つであり、その沿岸地域は560マイルにも及びます。FDNYは、長年、消防艇により、陸・海上の消防関連の事案に対処してきました。 消防艇が川から水を汲み上げ、アクチュエータが川から消防用散水ノズルに供給する水の流量を制御しますので、消防艇は緊急時でも水を無制限に入手することが可能です。散水ノズルに供給する水の流量を常時管理することは非常に重要なのです。 IQアクチュエータは、既設電動アクチュエータの故障に伴い設置されました。 IQアクチュエータは、防水仕様は勿論、IP66/68(水深7mに72時間)のダブルシール構造を採用しています。
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ガラス工場にロトルクの電動アクチュエータを設置し、信頼性の向上と排出削減に貢献
トルコのガラス工場では、ロトルクの電動アクチュエータを設置したことにより、燃焼の効率化と排出量削減を実現しました。 トルコ南部メルスィン地域にあるガラス工場(運営会社:Şişecam)に、33台のROMpak電動アクチュエータが設置されました。ROMpakは既設のバタフライ弁操作用アクチュエータの代わりに設置されたアクチュエータであり、ガラスの製造工程の中心で熱気の流量を制御しています。 完全且つ効率的な燃焼には、炉内の空燃比を理論空燃比よりもリーンに制御し、希薄燃焼させる必要があります。完全燃焼により、ランニングコストの削減と、燃料の無駄を減らすことができるため、排出量及び環境汚染物質の削減に繋がります。ロトルクのROMpakによる制御により、必須プロセスの最効率化を支援します。 ROMpakアクチュエータは、小型のボール弁やバタフライ弁を、静音で確実に制御します。ROMpakは常時使用可能且つ+70℃までの周囲温度で使用可能な連続開度指示計を搭載しています。ROMpakの防水・防塵等級はIP68です(水深10mで100時間)。
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ロトルクが新たに信頼性向上サービスプログラムをリリース
ロトルクが、新たに、現場資産の信頼性向上のためのプログラムである「Reliability Services(信頼性向上サービス)」をリリース致しました。本サービスでは、お客様のアプリケーションの重要度に基づいた最適な対応を行います。 信頼性向上サービスでは、3段階の段階別アプローチを採用しており、貴社資産の必要度に応じたサービスを選択することが可能です。また、ロトルクがお客様のご協力のもと、お客様独自のニーズを正確に見極め、現場に合わせてサービスパッケージを作成致します。 信頼性向上サービスは、 基本レベル:ヘルスチェック 標準レベル:計画保守 プレミアムレベル:拡張保守 の3段階に分かれています。 基本(ヘルスチェック):設計仕様や使用方法の面から現場資産の状態を評価。目視点検。 標準(計画保守):「基本」サービスに加えて、作業員が実際に点検を実施。ご希望に沿って是正措置を行い、適宜、消耗部品を交換。 プレミアム(拡張保守):基本・標準の全サービスに加えて、状態に基づいた部品の点検(一部を除く*全部品)や、高度資産管理(iAM)によるデータ報告も実施。
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香港の下水処理場の更新にロトルクのインテリジェント電動アクチュエータが採用される
香港の下水処理場のポンプステーションにロトルクIQアクチュエータが設置されました。IQアクチュエータは、既設の手動弁を電動化するために設置されたものであり、インテリジェント機能を内蔵しています。 バルブの操作のため、約50台のアクチュエータが設置されました。IBマルチターン用減速機を搭載したIQアクチュエータは、現場のペンストックやゲート弁に使用されており、IQ3のモジュレーティングモデルであるIQMアクチュエータは、バランシングタンクやガスシステムに設置されています。IQMはソリッドステート可逆スタータを内蔵しており、より迅速に位置信号の変化に応答することが可能です。また、本ソリッドステートスタータによって電動モータの「ブレーキ」機能が加わり、位置制御が最適化されました。 IQインテリジェントアクチュエータは、外部環境に対するシール性が高く、ダブルシール筐体(IP66または68)であるため、ポンプステーションのアプリケーションに最適です。IQは、高信頼性アブソリュートエンコーダと直感的UIを特徴としており、バルブ操作の高度自動化を目的として選定されたアクチュエータです。
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ロトルクのSPIが手動バルブの開度を確実に間断なく表示
ロトルクは、SPIスマートポジションインジケータをリリースし、頑健性、信頼性、精度など、大幅な改善を行いました。SPIをインストールすれば、精製プラント内のあらゆるバルブをコントロールセンターから監視することができるため、動作制御の精度改善に繋がります。 SPIは、大型のデジタルディスプレイを搭載しており、現場でバルブの開度を確認することが可能です。また、リモート表示用のスイッチあるいはセンサーを1~2台内蔵しています。さらに、アルミニウム製のハウジングで完全密封されており、バルブの位置信号を正確に出力します。 減速機付きの大型バルブの場合、SPIの取り付け位置は、減速機の入力フランジとなります。 小型バルブの場合は、バルブに直接取り付けることができ、また、ステム上昇式のバルブには、オプションのスラストベースもご用意しています。 SPIには、電動アクチュエータと同じISO5210バルブ取り付け具が使用されており、これは従来のアームタイプよりも頑健性に優れています。 SPIは、IP67相当の耐環境性を有しており、姉妹版として、危険場所向けのIECEx/ATEX防爆型ユニットをご用意しています。
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バルブアクチュエータ制御用新型マスターステーションをリリース
ロトルクマスターステーションは,3つの異なるフィールドネットワーク上で最大240台のアクチュエータを操作することが可能です。そのため、複数のプラントが別々の区画にある場合でも、最適なネットワークを利用することができます。新型マスターステーションは、新たに他社製品の接続を可能とするモドバスRTUネットワークにも対応することが可能となりました。 マスターステーションのネットワークはホットスタンバイによって冗長化が可能なため、1つのユニットにエラーが発生しても、別のユニットで制御を継続することができます。全てのネットワーク通信はフォールトトレラントなシステムで、万一故障が発生してもプラントの運転を継続することが可能です。 マスターステーションの設置時には、ツイストペアシールドケーブルを使用するため、低価格かつ簡単です。また、外付けのリピータがなくても、最大で20Km離れた地点にある機器を制御することができ、人件費、設置費用及び試運転調整費用を更に節約することができます。 ロトルクのマスターステーションは、簡単に設備に組み込むことができ、他社製品を含めたあらゆる駆動機器を制御することができます。
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ロトルクがIQレンジにプラグ&ソケット接続オプションを追加
ロトルクのIQインテリジェントバルブアクチュエータは、先進技術を搭載した丈夫で操作し易い製品であると評価されています。オプションとして、オーダーメイドのプラグ&ソケット接続が新たに加わったことにより、IQの品質は更に向上致しました。 新たにプラグ&ソケット接続を採用したIQ3(マルチターン:単相、3相)、IQT3(90度回転用:単相、3相、直流)及び多くの耐圧防爆仕様のアクチュエータ(ATEX、IECEx、CSA、CSAus等の国際規格準拠モデル)では、嵌合部がモジュール化されているため、素早く着脱することができます。プラグ&ソケット部の端子カバーにより、アクチュエータ本体のダブルシールと、IP68の防水性(水深20mで10日間)を完全に維持しています。 現場での配線を迅速かつ簡単に完了できること、また、メンテナンス等の必要時に迅速な取り外しや交換が可能であることから、プラグ&ソケット接続を好む産業もあります。このような接続方式を採用することにより、IQアクチュエータの先進的かつ操作性に優れたデザインに、更なる柔軟性が加わりました。