ニュース一覧
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Digital Metal 関連書籍のご案内
5月29日に技術情報協会様より「3Dプリンタ用材料開発と造形物の高精度化」のタイトルで書籍が発刊されました。 ・最終製品の量産化に向けての 「コスト低減」 と 「高精度化」 の両立 ・材料と造形技術との相性、造形物の面粗さ・ガス焼け・ウェルドライン等への対策 等がテーマとなっています。 こちらにおいて、Digital Metalは高精度を特徴とする金属バインダージェット方式の3Dプリンティングとして、第5章に取り上げられています。 内容は以下の通りです。 ・造形原理 ・造形速度 ・熱処理とクリーニング ・材料 ・利用事例 など 機会がございましたら是非ご一読をお願いいたします。 本件へのお問い合わせはこちらまで。 masahiro.miyamoto@hoganas.com
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コラム ~Digital Metalの魅力「アップグレードできる金属3Dプリンタ」
今回はDigital Metalの魅力、プリンタのアップグレードをピックアップします。 3Dプリンタに限りませんが、高額の買物の際の心配事に「陳腐化」があります。装置を導入して早々、性能アップした新モデルが登場し、残念な思いをするのは誰もがしたくないものです。 弊社はDigital Metalのプリンタを安心して長く使用して頂きたいと考えております。 2020年4月に紹介したソフトウェアアップグレード「造形速度3倍にアップ」はその一例です。弊社では今後も年2回のソフトウェアアップグレードを予定しております。 今回はハードウェアのアップグレードも紹介したいと思います。 写真左側は2015年に出荷されたプリンタです。 このプリンタはソフトウェアだけでなく、造形ボックスの容量アップや筐体追加などのアップグレードにより、最新モデル(右側)と同等の性能で2020年現在もお客様により運用されています。 後々のアップグレードも考えられて設計されているDigital Metalならではの魅力です。 問い合わせはこちらまで masahiro.miyamoto@hoganas.com
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コラム ~Digital Metalの魅力「小型部品を精密に造形できる」
Digital Metalの特徴は次のようにまとめられます。 ・小型部品を精密に造形できる ・設計自由度が高い ・表面品質がよい ・量産に適している ・形状変更やカスタマイズが可能 今回は「小型部品を精密に造形できる」をピックアップしたいと思います。 3Dプリンタのテスト用データとしてよく知られているのがチェス駒のルークです。 内部に細かな螺旋階段をもつこの3D形状を、従来工法でデータ通りに造形することは大変困難です。 しかし、Digital Metalのバインダージェット技術はこの形状を金属で精密に造形できます。 写真では3mmから30mmまで、ルークをサイズ違いで造形しています(316L製)。 もちろん、最小サイズのルークにも内部に螺旋階段が造形されています。 Digital Metalはサイズが50mm立方におさまる程度の比較的小型の部品を得意としています。 小さい部品としては1x1x3mm程度が推奨されます。 技術の向上により造形サイズは徐々に拡大ししており、形状によっては80~150mm程度のサイズの部品まで造形が可能になってきました。
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コラム ~金属3Dプリティングと外出自粛における働き方
COVID-19感染症が産業に大きな影響を及ぼしています。この状況下で、不足部品を3Dプリンティングで製造したという、サプライチェーン革新のニュースが紹介されています。 ここでは少し視点を変え、人との接触を極力控えなければならない状況で3Dプリンタが働き方をどう変えるか紹介したいと思います。 弊社スウェーデン工場ではバインダージェット3Dプリンタを活用し以下の働き方を実践しています。 ・金型レスで段取り作業不要 ・材種変更や造形準備等の作業が容易(基本的に一人作業) ・タイマー運転を使って作業時間帯を調整 ・素材管理がシンプル(丸棒、型鋼、板材など vs パウダーのみ) ・サポートレス、高表面品質で後加工が少なく外乱を受けにくい もちろん、3Dプリンタそのものがウイルスを防ぐわけではなく、部品や装置にウイルスが付着しないよう注意を払うなどの対策は既存工法と同様です。効果はこれから分かってくると思いますが、いまのところ大きな遅延を発生させずに仕事できています。 以上は担当・宮本の意見です。問い合わせはこちらまで masahiro.miyamoto@hoganas.com
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Digital Metalのバーチャルイベント
ご承知のとおりCOVID-19の影響で数々のイベントが中止・延期となっています。Digital Metalも例外ではなく、お客様に弊社のプリンタや技術を紹介するチャンスが失われ大変残念に感じています。 こうした状況を受け、Digital Metalを身近に感じて頂けるバーチャルイベントを用意いたしました。 昨年10月よりDigital Metal社の指揮を執っている新CEO Christian Lönneの挨拶のほか、小型・複雑部品を高い生産性で生産する独自のバインダージェット方式3Dプリンティングの最新の状況を伝える情報を取りそろえております。 (英語) お時間がありましたらDigital Metalの技術を是非体験してください。
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コラム ~金属3Dプリティング方式の違い(PDF資料付き)
MBJ、SLM、DED、EBM… 金属3Dプリティングには色々種類がありますが、何が違うか解説します。 1. SLM及びEBM 平面に敷いた粉末(Powder Bed)を局所的にレーザー又は電子ビームで融解し造形する方法です。Powder Bed Fusionとも呼びます。 SLMはSelective Leaser Melting EBMはElectron Beam Melting の略。メーカーにより別の略語もあります。 2. DED及びBPT 粉末を供給しながらレーザーで局所的に融解するミクロな肉盛成形法です。 DEDはDirected Energy Deposition BPTはBlown Powder Technology の略。 3. バインダージェット Powder Bedをバインダー(のり)で固め造形します。造形後に脱脂(バインダー除去)と焼結が必要ですが材料は融解しません。 MBJ(Metal Binder Jet)と略します。 - まとめ 金属3DプリンティングにはPBFとDEDとMBJの三種類がある MBJは材料を溶かさず造形
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コラム ~「3Dプリンティング」という言葉を世界で最初に使った人は誰か?
最初に「3Dプリンティング」という言葉を使用したのは、マサチューセッツ工科大学(MIT)のEmanuel M. Sachs教授と言われています。 Sachs教授の父親は出版社に勤務しており、Sachs教授は幼少のころ父親から印刷機を見せてもらっていたそうです。 このことにちなんで「3Dプリンティング」という言葉が使われたと言われています。 そのSachs教授は、1993年に粉体(セラミック粉,金属粉あるいは樹脂粉)を使用して3次元オブジェクトを作成するインクジェットベースのプロセスを開発し特許を取得しており、この特許がバインダージェット方式の起源とされています。 出典 Massachusetts Institute of Technology Department of Mechanical Engineering Webサイト http://meche.mit.edu/news-media/new-era-3d-printing : A New Era in 3D Printing
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コラム ~Digital Metalの工程について(PDF資料付き)
バインダージェット方式のDigital Metalの工程を説明します。 1. 造形の準備 3D CADデータをどのような配置・姿勢で造形するか決定します 形状データは42㎛ピッチで高さ方向にスライスされます 2.造形 金属粉を42㎛ピッチで平らに敷き形状データに基づきバインダー(のり)を印刷します 造形ボックスとよばれる金属製の箱の中で造形します 3.キュアリング 印刷が完了したら造形ボックスを取り出し、加熱してバインダーを固化(キュア)します 4.クリーニング エアブローするとバインダーで固化した造形品(グリーン体)を取り出せます バインダーで固化しなかった金属粉はほぼ100%再利用できます 5.脱脂 グリーン体を焼結トレーに載せ加熱しバインダーを気化して除去します 6.焼結 脱脂後、造形物を高温真空焼結炉で加熱すると金属粉が拡散接合し金属の物性が得られます 7.後処理 必要に応じてブラストや磨き処理を施して部品を仕上げます - まとめ Digital Metalの工程は造形・熱処理の2ステップ 一連の工程の所用時間は約2日程度
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Digital Metalの造形速度が3倍にアップします!
Digital Metalは金属バインダージェットプリンタDM P2500の印刷速度を3倍にするアップグレードを開始しました。 これにより高品質を維持しつつ時間単位あたりの生産量を増やすことができます。 アップグレードはソフトウェアの交換により行われ、導入済のプリンタにも提供されます。 DM P2500のすべての可動部品はミクロン単位の精度を備えており優れた再現性を実現します。使用されている厚さ160 mmのグラナイト製定盤の高い安定性は振動が印刷に与える影響を低減します。 また印刷サポートが必要なく、高い表面品質と解像度により、後処理時間を最小限に抑えられます。 信頼性・再現性・高生産性により、DM P2500は小型で複雑な金属部品の量産に最適です。 新しいソフトウェアはすべての新規プリンタに標準で装備され、導入・設置済みのプリンタにも適用されます。 Digital Metalのセールス&マーケティングマネージャーのアレクサンダーはこう述べます。 「アップグレードにより、品質を犠牲にすることなく生産量を増やすことができます。今後も同様の重要なアップグレードを年2回実施する予定です」
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Digital Metalの和文カタログをアップデートしました
Digital Metalの和文カタログをアップデートしました。カタログは2種類で構成されています。 ◆小型金属複雑形状部品の3D積層造形技術『Digital Metal』 ~バインダージェット方式の造形について解説しています ◆金属3Dプリンター Digital Metal DM P2500 ~プリンタ本体の解説がメインです 主な改訂ポイントは材料ラインアップです。 ◆SUS316L ◆17-4PH (SUS630相当) ◆Ti-6Al-4V ◆DM625(Inconel625相当)・・2019年追加 ◆DM247(MAR247相当)・・・2019年追加 許容応力や硬さ等のデータは「小型金属複雑形状部品の3D積層造形技術『Digital Metal』」をご参照ください。
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Digital Metalがメディアに取り上げられました(動画あり)
3Dプリンターを活用して、新しい試作領域を切り開く人のためのニュースサイト、ShareLab NEWS(シェアラボ ニュース)さんが、Digital Metalの取材のために弊社を2019年12月に訪問しました。 インタビューでは、バインダージェット方式の3Dプリンタ Digital Metalの特徴を活かした高精度のサンプル品の紹介や、バインダージェット方式の特徴、市場での活用のされ方などについて解説しております。 こちらのページの下の方にある「関連情報」のリンク先からシェアラボニュースのページに飛べますので、Digital Metalに関心をお持ちの方は是非ご覧になって頂きたいと存じます。
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おかげさまでDigital Metalの造形点数が50万点を達成しました
このたびDigital Metalの金属3Dプリンタの造形点数が50万点を達成しました。 これは、日頃より弊社の造形サービスをご利用いただいているお客様のおかげであり感謝申し上げます。 Digital Metalの3Dプリンタは、 ・欧州、北米、アジアそれぞれの地域に納入し使用されております ・プリンタは最高水準の精度を備え、豊富な造形実績を有し、実際に量産で利用されています ・部品製造実績 50万点を超え、量産での部品供給も30アイテム・年間約4万点の実績があります Digital Metalは、これからもお客様の価値創造に貢献することで実績を伸ばしてまいります。
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Digital Metalの金属3Dプリンタ 日本初登場!
金属バインダージェット方式の3Dプリンタ DM P2500の日本国内一号機が納入され、10月より稼働を開始しました。 2019年10月に、国内初となるDigital Metal社製 3Dプリンタ DM P2500が納入され、据付け・試運転ののち、無事にお客様に引き渡されました。 DM P2500は金属バインダージェット方式の3Dプリンタで、3Dプリンタによる部品製造が始まっている欧米では複雑形状の部品を高表面品質で製造できる技術として評価・注目されています。 日本初納入に先立ち、スウェーデンのDigital Metal社において2週間に渡るお客様トレーニングを実施し、運転方法や材料となる金属粉の取り扱いなどに関する知識と技術を身に付けて頂きました。 お客様サイトでは、プリンタ本体の据付け・調整のほか、実機を使ったオペレータートレーニングなどを通じ、お客様が安心してご利用いただけるよう訓練・支援を行いました。 Digital Metal/ヘガネスジャパンは今後も導入いただいたお客様の円滑な運用をサポートすべく活動してまいります。
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Digital Metalがイノベーション・オブ・ザ・イヤーを受賞しました
Digital Metalが世界から認められました! 6月に開催された3D Printing Industry Awards(3Dプリンティング業界賞)においてDigital Metalが本年のイノベーション・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。 3D Printing Industry Awardsは国際的な工業メディア 3DPI(3D Printing Industry)主催のイベント。2019年春にノミネーションが発表されオンラインで8万人以上が投票しました。 ロンドンで開催された受賞式には60社を超える3Dプリンティング企業から150人のゲストが参加しました。受賞式にはDigital Metalからアレクサンダー・サクラティディスが出席しました。 「私たちの努力が業界から認められたことを本当に嬉しく思います 」 [イノベーション・オブ・ザ・イヤーのノミネーション] · Digital Metal, high-precision 3D metal printing · XJet Nano Particle Jetting · EOS LaserProFusion ・・・
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東京理科大でDigital Metalのセミナーを実施しました
ヘガネスジャパンでは、企業向け・教育機関向けの金属3Dプリンタに関するセミナー実施を承っております。 今回(7月8日)は、東京理科大学へお邪魔して金属3Dプリンタについて講演して参りました。 セミナーでは、 ・金属3Dプリンタ各方式の仕組みや違い ・バインダージェット方式の特徴と産業における活用事例 ・金属パウダーの製造方法 ・金属3Dプリンタの今後の展望 等について動画や造形サンプルを使いながら解説しました。 セミナーには約50名の機械系の学生さんに参加いただきました。 セミナー終了後は、3Dプリンタについてより詳しく学びたいとおっしゃる学生さんもいたことから、おおむね好評いただいたと思います。 弊社が実施するセミナーは、金属パウダーの製造から3Dプリンタ開発まで手がけているヘガネスならでは、の幅広い内容を取り上げることが可能です。 セミナー実施に関心がございましたら担当・宮本までお気軽にお問い合わせください。 03-6361-2410(直通) masahiro.miyamoto@hoganas.com
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IHI AEROSPACEさんの宇宙開発をDigital Metalの金属バインダージェット技術がサポートしています!
福井県で開催の「宇宙技術および科学の国際シンポジウム(ISTS)」において、IHI AEROSPACEの高橋将大さんが「Development Status of 4N Class Low-cost Thrusters Made of 3D-Printed Metals (3Dプリンタで造形された推進装置の開発状況)」の題で講演されました。 内容は、近年需要が高まっている小型人工衛星に用いられる姿勢制御用推進装置の部品を3Dプリンタで製造するという、先進的な取り組みです。 講演の中で、部品の製造技術としてDigital Metalのバインダージェット金属3Dプリンタが使用されたことが紹介されました。 講演では、3Dプリンティングとバインダージェット方式の表面品質の良さを活かして、 ・部品点数 10点以上→3点に減少 ・溶接箇所 10カ所→1カ所に減少 ・コストの40%削減、リードタイムの50%削減 等の利点が報告され参加者の関心を集めました。 Digital MetalはこれからもIHI AEROSPAEさんの取り組みをサポートします。
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Digital Metal 3Dプリンタで生産自動化〜日本語字幕
Digital Metal の最新の状況をお伝えするビデオに日本語字幕を加えました。 YouTubeまたはIPROS製品ページからご覧ください [YouTube] https://youtu.be/BxCSKw1ui8w [IPROS製品ページ] https://www.ipros.jp/product/detail/2000450076?hub=59+932997 ビデオでは ● 金属3Dプリンタ「DM P2500」が稼働している様子とプリンタの特徴 ● パウダー除去工程の自動化 ● ノー・ハンド・プロダクション・コンセプト(3Dプリンティングの全工程自動化コンセプト) 以上を中心に紹介しております。 ビデオのコメントにある通りDigital Metalでは30種類・年間4万点の部品を量産しております。 これらは製品に組み込まれヨーロッパを中心に既に市場に流通しています。 金属3Dプリンタの利用が試作や金型製作に留まっている日本は、この点で大きく立ち遅れていると言えるのではないでしょうか。 3Dプリンティングが産業を変える様子をお客様自身でお確かめください
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バインダージェット方式の金属3Dプリンタ Digital Metal 新作ビデオのご紹介
Digital Metal の最新の状況をお伝えするビデオをYoutubeでご覧いただけるようになりました。 How Digital Metal is transforming 3D printing into serial production. https://youtu.be/nxzgQWoTKDY ビデオでは ● 金属3Dプリンタ「DM P2500」が稼働している様子とプリンタの特徴 ● パウダー除去工程の自動化 ● ノー・ハンド・プロダクション・コンセプト(3Dプリンティングの全工程自動化コンセプト) 以上を中心に最新の状況をご紹介しております。 ビデオのコメントにある通りDigital Metalでは30種類・年間4万点の部品を量産しております。 これらの部品は製品に組み込まれ、ヨーロッパでは既に市場に出回り始めています。 金属3Dプリンタの利用が試作や金型製作程度に留まっている日本は、この点で大きく立ち遅れていると言えるのではないでしょうか。 是非ビデオをご覧になって、金属3Dプリンティングが産業をどのように変えていくか、お客様自身でお確かめください。
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函館高専でDigital Metalのセミナーを実施しました
ヘガネスジャパンでは、企業向け・教育機関向けの金属3Dプリンタに関するセミナー実施を承っております。 4月18・19日の2日間は、函館高専にお邪魔して金属3Dプリンタについて講演して参りました。 セミナーでは、 ・金属3Dプリンタ各方式の仕組みや違い ・金属3Dプリンタに出来ること・出来ないことや課題 ・バインダージェット方式の特徴と産業における活用事例 ・金属パウダーの製造方法 ・金属3Dプリンタの今後の展望 等について動画や造形サンプルを使いながら解説しました。 セミナーには合計140名もの学生・教員の方々が参加し、好評をいただきました。 弊社が実施するセミナーは、金属パウダーの製造から3Dプリンタ開発まで手がけているヘガネスならでは、の幅広い内容を取り上げることが可能です。 実施に関心がございましたら担当・宮本までお気軽にお問い合わせください。 03-6361-2410(直通) masahiro.miyamoto@hoganas.com
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欧州粉末冶金協会(EPMA)がDigital Metalのラルフ・カールストロムをEPMA会長に選出しました
欧州粉末冶金協会(EPMA)は2019年総会において、Digital Metalを統括するRalf Carlström(ラルフ・カールストロム)をEPMA会長(2019–2022年)に選出しました。 欧州粉末冶金協会(EPMA)は、 ・ヨーロッパにおいて粉末冶金(Powder Metallurgy, PM)技術を推進し発展させる ・ヨーロッパのPM産業を国際的に代表する ・PMの未来を拓く をミッションに1989年にブリュッセルで結成された、200以上の会員企業をもつ業界団体です。 今回は、従来からのPM分野ではなく新しい3Dプリンティング分野からの会長選出であり、EPMAの先進性と3Dプリンティングへの期待が伺えます。
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フランス国営の産業技術センター・Cetimが2台目のDigitalMetal 3Dプリンタを導入します
Cetimは約1000人の専門家を擁する世界的機関で、6500社もの企業に革新技術や高度な製造ソリューションの提供することで顧客の競争力を向上させています Cetimは2017年にSaint-Étienne市の施設に弊社プリンタを設置しており、新たにCluses市に新プリンタ導入を決めました。Cluses市はスイスの時計業界向けに小型・複雑部品を生産してきた歴史のある地域で、約1000社がここを基盤にしておりCetimはデジタル化、リーン生産、訓練支援等に焦点を当てています CetimのThierry Gautreau氏のコメント 「我々の顧客は自動車・医療・航空向けの複雑で高品質部品を生産しており、複雑で微細設計が可能なバインダージェッティングのDigital Metalが適合します。 またSLMのような材料を溶融させる3Dプリンタより幅広い材料を選択できる可能性があります。 インプラントの少量生産だけでなく優れたスピードとサポート除去不要により数千個単位の量産にも適します。 1台目のプリンタは私たちの期待に応えてくれました。今回も顧客の競争力を向上させるお手伝いができるのが楽しみです」
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Digital Metalが2種類の高温用途材料をリリースします
2月25日から27日間にフロリダ州オーランドで開催されるMIM 2019(金属・セラミックス・炭化物の射出成形に関する国際会議)において、Digital Metalは第2四半期(〜2019年6月)に正式にラインナップに加わる2つの高温用途材料を発表します。 インコネル625 高温用途の合金。自動車・航空宇宙産業において幅広く利用されています。 MAR247 高温用途の超合金。MAR247は溶接が困難で、レーザーPBF方式(SLM方式とも呼称)のような従来の金属積層による造形には適さないとされていますが、 Digital Metalのバインダージェッティング技術では造形が可能です。 詳細はお問い合わせ下さい。 宮本政博(みやもと まさひろ) ヘガネスジャパン株式会社 03-6361-2410(直通) masahiro.miyamoto@hoganas.com
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Digital Metal DM P2500 金属3DプリンターがUL認証を取得しました
この度、Digital MetalはバインダージェットプリンタDM P2500へのUL認証テストの完了および承認の通知を受けました。UL(Underwriters Laboratories)は1894年設立、米国に本部を置く世界最大の製品安全性試験・認証機関です。 Digital Metalの技術チームはコンセプト段階からUL認証とCE認証の両方に取り組みました。基準を満たすには開発・設計すべてのステップを含み、装置内の各コンポーネントとシステムも考慮が必要です。弊社は要求を満たすため多くの時間を費やしました。これは装置の安全性だけでなく作業環境改善にも貢献しました。 今回のUL認証は、DM P2500が北米で期待されているすべての規格を満たしていることを証明しています。DM P2500はUL認証を受けた初の金属バインダージェットプリンタです。 Digital Metalゼネラルマネジャー RalfCarlströmのコメント 「従業員と顧客の安全は全ての事業主にとって最優先事項です。装置が適切かつその重要な役割どおり稼働すること、装置が適正に製造され設置されていることが大切です。」
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Digital Metalの金属3Dプリンタ 3台が相次いで納入されます
2018年はDigital Metalのバインダージェット方式3Dプリンタへの関心の高まった一年でした。 一年の締めくりとなりますが、この度 主要な自動車部品メーカーさん・航空宇宙メーカーさんとの間で相次ぎ納入の契約に合意いたしました。 この12月には合計3台のプリンタが納入されます。プリンタは直ちに稼働を開始し活用されます。 詳細は続報をお待ちください。
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英国・製造技術センター(MTC)がDigital Metalのバインダージェット方式 金属3Dプリンタの導入を決定
Digital MetalはAM(アディティブマニュファクチャリング)分野で大きな関心を引きつけています。このたびMTCがDigital Metal 金属3Dプリンタ導入を決定。2018年8月には稼動を開始します。 MTCは英国政府の支援で設立された最先端の装置と熟練エンジニアによる製造ソリューション開発とデモンストレーションの場です。MTCの積層造形センターNCAMは設計から出荷まで包括的なAMの知識を提供します。NCAMはDigital Metal導入で次ステップに踏み出しました。プリンタは産業界、特に小型・複雑・高精度部品の製造能力を提供します。 NCAMのデビッド・ブラケット博士「バインダージェットは焼結造形に分類され高速で複雑な造形が可能。材料を溶解する他のAMより広い材料選択の可能性があります」 NCAMのウサマ・アッティア「スピードに感銘を受けます。形状の複雑さ、細部のレベル、公差、表面仕上げでMIM金属射出成型に匹敵します」 Digital Metalのラルフ・カールストローム「納入1週間以内にテストが始まります。安全で効率的に操作できるようトレーニングを実施します」
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金属バインダージェット方式3Dプリンティング技術 Digital Metalの造形実績が30万点に達しました!
高表面品質・高寸法精度で複雑形状の金属部品を造形できる、いま注目の金属バインダージェット方式3Dプリンティング技術、Digital Metal(R) の造形実績がこのたび累計30万点を超えました。これは2013年からの約5年間で達成した数字で、利用範囲は産業用途から、自動車、電子部品、医科歯科、航空宇宙、デザイン製品など様々な領域に広がっております。 受託生産の形態であれば小型・複雑形状部品が初期投資なしで量産可能です。 少量の試作にも対応しておりますので是非ご検討ください。 Digital Metalでは、これまでに培った豊富な実績・知見をもとにプロセスや材料の開発を進めております。 今後のアップデートにご期待ください。
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Digital Metalで量産! ~バインダージェット金属3Dプリンティングで部品の量産が始まっています
Digital Metalではバインダージェット方式の金属3Dプリンタによる受託生産サービスを提供しています。Digital Metalではこれまでに30万点を超える部品を造形してきました。このうち 弊社の受託生産サービスを通じて、 ・30種類以上の部品 ・年間40,000点 もの部品が連続的に生産(量産)され、お客様の元に納入されています。 試作は出来るが量産対応に課題があるお客様には、試作から生産へ素早くシンプルに移行可能なDigital Metalのプロセスを是非お勧めいたします。
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バインダージェット方式のDigital Metal バーチャルツアー(360°動画)の和文解説を作成しました
Digital Metalを見学できるバーチャルツアーを紹介します 「関連情報」のリンク先をクリックください ようこそ 我々は小型で高精度の金属部品を製造しています 4年ほどで10万点の部品を製造してきました(’17年時点) 印刷準備からご一緒に 今回はホイッスルの製造です ホイッスルは中の球も一体で造形され組立不要 CADデータに欠陥がないことを確認、焼結収縮分を補正、プリントボックス内に配置し42μmでスライスします プリンタで一層一層造形します 金属粉をバインダーで固め一層毎に42μm下げる工程を繰り返します 大気中で保護雰囲気なしで造形できサポートも不要です 次は粉の除去 除去した粉はリサイクル・再利用されます この段階で部品が姿を現します 次は焼結。ここまでは粉はバインダーで固まっています バインダーを除去し約1400℃で加熱し金属粉同士を焼結します 焼結後の面粗度は6μm。ブラスト処理で3μm、超仕上げで1μmに仕上がります 検査では寸法と密度を測定 工程は以上です。最後に機能試験が残っていますね さあ次はあなたの番です!
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Digital Metalバインダージェット金属3Dプリンティングの生産自動化コンセプトを発表
最先端のDigital Metalバインダージェット技術により既に30万点の部品が製造されています。市販機DM P2500は年4万点の部品を量産しています。2018年には自動車と航空分野の企業への引き渡しが決定。そして3Dプリンタの自動化コンセプトを発表し未来への一歩を踏み出します ・プロセスの大半をロボットが処理 ・ロボットが造形ボックスをプリンタへ運搬 ・ロボットが粉末除去装置にボックスを運搬 ・CNC制御で粉末を除去 ・造形されなかった金属粉は劣化なくリサイクル ・ピック&プレースロボットが部品をプレートに置く ・ロボットがプレートを脱脂焼結炉に運搬 Digital Metalのラルフ・カールストロームは語ります「他のAM技術は低いレベルの自動化を提唱していますが、それを変えます。自動化は生産性を向上させコストを削減します。粉末を無駄なく自動リサイクルし量産にも適用できます。我々は私たちの技術の可能性を確信しています。高速で費用効果が高いだけでなく幅広い材料で複雑で詳細な設計が可能です」 次回出展2019/1/30-2/1 TCT(東京)、2/6-8次世代プリンタ展(東京)
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バインダージェット方式金属3DプリンタDigital Metalはレーザービーム溶融方式LBM に比べ優位 ~フランスCETIM調べ
フランスの国営研究機関、機械産業技術センター(CETIM、セティム)が、Digital Metal独自のバインダジェット方式とレーザービーム溶融方式(LBM、SLM方式とも)の金属3Dプリンタに対して行った比較テストは大変魅力的な結果となりました。結果はDigital Metalの生産性はLBMを大きく上回ると同時に部品1個あたりのコストも低減できることを示しています。 バインダジェット方式はレーザービーム溶融方式と比べ、以下の特徴を有しています。 ・生産性 5倍 ・製造単価 1/3 ・表面品質 平均面粗度 約1/3 ・造形形状 サポート不要 検証条件(幅:23.3mm、高さ:23.7mm、重さ:21.7g) Cetimのエンジニアのインタビューを関連製品「Digital Metal(R) 研究機関の事例紹介2(比較編)」よりご覧いただけます。 次回出展2019/1/30-2/1 TCT(東京)、2/6-8次世代プリンタ展(東京)