2025年06月17日
株式会社アイテス
当社では、透過型電子顕微鏡システム FEI製「Talos F200E」を導入します。 従来機と比べTEM・STEMの分解能が向上し、4本の検出器でEDS分析が可能に なるなど性能が大幅に強化されます。 また、ドリフト補正をしながら複数のフレームを積算する、ドリフト補正 フレーム積算(DCFI)なども搭載しております。
パワーデバイスをあらゆる角度から徹底評価、検証します
■パワーデバイスの信頼性試験 ・パワーサイクル試験 定電流600A max.(Vce=10V) 同時に熱抵抗測定も可能 ・180℃対応 液槽熱衝撃試験 温度範囲 -65℃~150℃、-40℃~180℃ 液媒体 Galden D02TS/D03 試料かご(最大) W320xH240xD320(mm) ・パワーデバイスアナライザによる特性評価 最大電圧 3000V、最大電流 20A 小型の部品からパワーデバイスまで幅広く対応 ・絶縁性評価イオンマイグレーション試験 高温高湿環境下で、実使用条件より高い電圧を印加して加速試験を実施 パワーデバイスの保証寿命範囲内でマイグレーションが発生しないことを確認する試験 ・高温逆バイアス/ゲートバイアス試験 高温高湿環境下の絶縁抵抗値の連続モニター チャネル数 120チャネル ■パワーデバイスの分析・解析 ・パワーチップの故障解析 ・はんだ接合部の解析 ・極低加速特殊SEMによるAlワイヤーのグレイン観察 ・半導体・パッケージ剥離部の非破壊観察
ダイオード、MOS-FET、IGBT等のパワーデバイスの不良箇所特定・観察を行います。
・パッケージ状態・開封済みチップ・チップ単体・Wafer状態の裏面研磨 Siチップサイズ:200um~15mm ・IR-OBIRCH解析: ~100mA/10V ~100uA/25V まで対応 感度:数十pA 低倍最大視野:6.5mm角 ・エミッション解析: ~2kV まで対応 感度:数nA 低倍最大視野:6.5mm角 ・特定位置精度: ±0.3um、試料厚1.5um~0.1um ・機械研磨SEM観察: 大きな破壊箇所・異物・広範囲の観察 ・拡散層観察: TEM試料加工前に不良箇所近傍にて観察可能 構造により前処理が必要な場合あり ・FIB-SEM観察: クラック・形状異常・拡散層観察(~×50k) ・断面TEM観察: ゲート酸化膜の破壊・転位(~400k)
TEM(透過型電子顕微鏡)は電子部品の故障部位観察、長さ測定、元素分析、結晶構造の解析等や材料評価の幅広い要求にお応えします。
■エミッション発光にて特定した故障部位は FIBにより薄片化しながら観察します。 ■電子の透過力の大きい加速電圧400kVのTEMにて 故障部位を試料厚内に閉じ込めた状態での透過観察とFIB加工を繰り返し 最適な像を得ることができます。 ■TEM像倍率をあらかじめ校正しておき 2%以下の誤差で測長することもできます。
Si半導体とは物性が異なるため、故障解析も新たな手法が必要となります!
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
SiCデバイスの前加工→リーク箇所特定→物理解析/成分分析までスルー対応!
故障箇所→拡散層評価を含めた物理解析/化学分析までスルー対応いたします!
【故障箇所特定から拡散層評価や結晶構造などの物理解析まで対応】 ■裏面発光/ OBIRCH解析による故障箇所特定 ■故障箇所への高精度位置特定、FIB加工 ■不良箇所のFIB/LV-SEM観察、EBIC解析による拡散層形状評価 ■TEM観察による結晶構造観察、元素分析 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
ソフトマテリアルの断面作製も実現!Auto Slice&Viewで3D再構築も可能です!
【FIB-SEM複合装置概要】 ■垂直方向にSEMカラム、斜め方向にFIBカラムを搭載 ■FIB加工中の様子をSEMでリアルタイムに観察が可能 ■加工位置精度の向上 ■大気非暴露で観察、分析可能 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
TEM・STEMの分解能が向上!4本の検出器でEDS分析が可能になるなど性能が大幅に強化
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