1台の装置で放電加工、切削、研削など複数の用途を実現
1台の装置で放電加工、切削、研削など複数の用途を実現
【背景】 通常、装置は一つの用途に特化して設計・製造されます。 しかし、ある装置メーカーでは他社との差別化を図るため、複数の用途で使用できる装置の開発を目指しました。 【課題】 装置の多用途化には、以下のような異なる加工に対応する制御機能の実現が必要でした。 ・放電加工(穴開け、微細穴開け、型彫り) ・切削加工(ミーリング、ドリリング) ・研削加工 これらすべての加工を一台の装置で実現するには、装置側の制御機能の高度化が求められました。 【解決策】 モーションコントローラ内部に、各用途ごとに必要な制御機能を個別に開発・カスタマイズしました。 これにより、ヘッド部の交換だけで様々な加工に対応可能な装置を実現しました。 【メリット】 このアプローチにより、次の効果を得られました。 ・設計の簡略化 ・製造コストの削減 ・市場の拡大(多用途ニーズへの対応) ・他社にはない、唯一無二のモーションコントローラを実現
